女帝 小池百合子 の商品レビュー
批判的に書かれた本であることを念頭に置いて読んだ上で、本当にひでえと思った。 特に環境大臣時代、水俣病患者の方々との顔合わせした時の言動。人として最低でどう頑張っても擁護できない。 女であることを盾にきて甘い汁だけ吸う強欲な人って本当に一番、一番嫌いなタイプなの。( ; ; )...
批判的に書かれた本であることを念頭に置いて読んだ上で、本当にひでえと思った。 特に環境大臣時代、水俣病患者の方々との顔合わせした時の言動。人として最低でどう頑張っても擁護できない。 女であることを盾にきて甘い汁だけ吸う強欲な人って本当に一番、一番嫌いなタイプなの。( ; ; ) カイロ留学時代の北原さんの回想についても、事実なんだろうなあと漠然と感じた。私の留学時代にも小池百合子みたいな図々しさ極まりない日本人の女がいて、私は絶縁したなあ。北原さんは優しすぎる。 当たり前のように自分の発言を無かったことにしたり、嘘ついたり、嫌だなあ。 こういう人が実際そう珍しくもないこととか、こういう人に限って権力ポジについてたりするのは社会に出てからよくよく分かって、だからこそ社会に絶望しちゃう。
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フィクションというか、そういう見方もあるんだなって判断するのか・小池百合子はなんて嘘つきなんだって同調するかどうかで評価が別れます。 ぼくは事実云々よりも読み物としてかなり優れてるなと思いましたね。ページ数はけっこうありましたが、読み始めると止まらなくなりましたね。 ただ正直、ぼ...
フィクションというか、そういう見方もあるんだなって判断するのか・小池百合子はなんて嘘つきなんだって同調するかどうかで評価が別れます。 ぼくは事実云々よりも読み物としてかなり優れてるなと思いましたね。ページ数はけっこうありましたが、読み始めると止まらなくなりましたね。 ただ正直、ぼくの意見としてはカイロ大学の学歴詐称とかどうでもいいんですよね笑 関西人あるあるですが、話を盛ることで人脈を築くのは同じ関西人として気持ち的にもわからんでもないですし。笑
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この本の内容がどこまで真実かはわからないが、綿密な取材で真実と信じるに足る根拠は示されている。 カイロ大学首席卒業、2度の飛行機事故未遂、総合商社のアラビア語通訳・・・。世の中には、息を吐くように嘘をつける人がいるが、この人もまさにそういった類の人種であろう。 政治的な心情や政...
この本の内容がどこまで真実かはわからないが、綿密な取材で真実と信じるに足る根拠は示されている。 カイロ大学首席卒業、2度の飛行機事故未遂、総合商社のアラビア語通訳・・・。世の中には、息を吐くように嘘をつける人がいるが、この人もまさにそういった類の人種であろう。 政治的な心情や政策へのこだわりは一切なく、どうすれば人から良く見られるか、どうすればより上に行けるかだけ考える。そのためには人を裏切ることも躊躇ない。まさにサイコパスだが、それはそれで1つの才能。政治家としての成果を全否定するつもりはないが、この人の人間性はきちんと理解した上で評価する必要があると改めて感じた。 視聴者ウケだけを考え、ろくなファクトチェックもせずに表面上の言葉に乗っかるだけのマスコミの責任も大きい。流れてくるニュースや情報が真実かどうかを一人ひとりがきちんと疑う目を持つ必要がある。
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全国民に読んでほしい。若いうちにマスコミを仲間につけるだけで、ここまで嘘がまかりとおるとは。著者と告発くださった多くの方がたをたたえたい。次の選挙の時には無料読み放題にするか、ジェームススキナーのように都内の各家庭に送りつけてもいいと思う。
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学歴詐称疑惑が最近また話題になっていたので、気になり読んでみました。 書かれてあることが本当だとしたら、小池百合子さんはある意味凄い。サイコパス。こんなにも嘘を塗り重ね、信条の無い中でも国会議員や都知事ができてしまうという日本の政治とマスメディアに怖さを感じます。 学生時代に多少...
学歴詐称疑惑が最近また話題になっていたので、気になり読んでみました。 書かれてあることが本当だとしたら、小池百合子さんはある意味凄い。サイコパス。こんなにも嘘を塗り重ね、信条の無い中でも国会議員や都知事ができてしまうという日本の政治とマスメディアに怖さを感じます。 学生時代に多少遊んでいても、その後しっかり仕事をする人もいます。ただ、小池さんはこの本を通して政治家の仕事ぶりを読んでみても、政治を任せてはいけない人なのではないかと思いました。環境大臣時代の水俣病やアスベスト問題との向き合い方、都知事になってからの豊洲移転問題やオリンピックの問題、コロナの対応など、とても適切な仕事をしたとは思えず…。一時は総理を目指し、またメディアや私達国民も担ぎ上げていたと思うと怖いなと思いました。 いち大人として、有権者として、選挙については色んな情報源から多角的に情報収集をしていかなければいけないなと思いました。
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キャスターから国会議員へ転身、大臣、さらには都知事へと、権力の階段を駆け上ってきた小池百合子。しかしその半生には、数多くの謎が存在する。「芦屋令嬢」時代、父親との複雑な関係、カイロ留学時代の重大疑惑――彼女は一体、何者なのか?徹底した取材に基づき、権力とメディアの恐るべき共犯関係...
キャスターから国会議員へ転身、大臣、さらには都知事へと、権力の階段を駆け上ってきた小池百合子。しかしその半生には、数多くの謎が存在する。「芦屋令嬢」時代、父親との複雑な関係、カイロ留学時代の重大疑惑――彼女は一体、何者なのか?徹底した取材に基づき、権力とメディアの恐るべき共犯関係を暴いた、衝撃のノンフィクション! いやーびっくりするような話で、政治家って多かれ少なかれ嘘があると思うんだけど、もしこの本の内容が全て正しかったらマジで小池百合子すごいなと思っちゃう。ここまで堂々とバレないって一種の才能じゃないかね。もちろん嘘は良くないけど、正直日本国民やマスメディアにこの嘘を見破れる人は少なくてみんな政治に興味を持っていないと思う。側近や組織の中でまともに働いている人がいてくれればトップは飾りで十分だとも思うけれど、実際都の職員は大変なんだろうな。見た目や言葉の上手さによらず、もっと女性政治家が活躍してくれたらいいなと思う。
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石井妙子(1969年~)氏は、白百合女子大学文学部卒、同大学院修士課程修了のノンフィクション作家。新潮ドキュメント賞(2016年)、『女帝 小池百合子』で大宅壮一ノンフィクション賞(2021年)を受賞。 本書は、小池百合子氏が、TVキャスターから政治の世界に入り、男性社会に在りな...
石井妙子(1969年~)氏は、白百合女子大学文学部卒、同大学院修士課程修了のノンフィクション作家。新潮ドキュメント賞(2016年)、『女帝 小池百合子』で大宅壮一ノンフィクション賞(2021年)を受賞。 本書は、小池百合子氏が、TVキャスターから政治の世界に入り、男性社会に在りながら常に「風」を巻き起こし、国会議員から大臣、更には東京都知事へと権力の階段を駆け上がり、女性初の総理大臣候補と言われるまでになった半生と、そこにつきまとう疑惑について、100人を超える関係者の証言と、3年半に亘る取材のもとに描いたものである。そこでは、「芦屋令嬢」、破天荒な父の存在、カイロ留学時代等、これまで表に出ることのなかった(少なかった)小池氏の多くの謎が明らかにされている。 私はノンフィクションを好んで読み、社会問題にも関心を持っているつもりだが、現代日本の政治、殊に政治家については、そのレベルの低さに興味も薄く、これまで彼らの自伝・評伝の類を読んだことはないのだが、小池氏に関しては、最近改めて学歴詐称疑惑が注目されており、今般新古書店で本書を入手し、飛ばし読みをしてみた。 読後感としては、小池氏個人に関しては改めて書くまでもないが、加えて問題なのは、こうした小池氏の虚像ができる過程において、メディアが少なからぬサポート(積極的に、ではないにしても)をしてきたことだろう。著者も書いているが、メディアが自分たちのビジネスに都合の良い部分ばかりを取り上げ、事実を正確に伝えなかった(それどころか、事実を調べようとさえしなかった)責任は小さくない。 そして、もう一つ感じたのは、小池氏の姿が米国の前大統領トランプに重なることである。どちらも、自分の政治信念などは持たず、敵を意識的に作っては、それとの対立軸を殊更に強調して人々の関心を集める、典型的なポピュリスト政治家である。(小池氏はよく、自身をジャンヌ・ダルクに喩えるが、ジャンヌ・ダルクは、トランプがよく言う「魔女狩り」の犠牲になったのだ。。。) こうした政治家に騙されないためには、有権者一人ひとりが意識を高く持つしかない。政治家は、我々が選ばなければ政治家になれないのだから。 これが日本の政治(家)の現実と思うと情けなくなってくるのだが、読み物としてはなかなか面白い一冊とも言えるだろうか。 (2024年4月了)
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最近、再び話題になっているので、読んでみました。 ホントなのか???って思いながらも読み進めました。 重たい読後感です。。。
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世間をガヤガヤさせている文春砲の威力か。こっわ。 しかもメガ粒子砲クラス(古い)の長編ルポ。私は免疫がないので0.3掛けで読んだけど、それでも途中から「これ小説?」と思わずにいられない破廉恥な内容だった。 小池百合子はただの尻軽パリピ?と信じてしまう。 仮にそうだとしても、小池...
世間をガヤガヤさせている文春砲の威力か。こっわ。 しかもメガ粒子砲クラス(古い)の長編ルポ。私は免疫がないので0.3掛けで読んだけど、それでも途中から「これ小説?」と思わずにいられない破廉恥な内容だった。 小池百合子はただの尻軽パリピ?と信じてしまう。 仮にそうだとしても、小池氏を当選させたのは市民だし、そう仕向けて煽りまくったのはマスコミ。本文中の証言からも窺える。マスコミの急先鋒である文春は一体なにを問題として取り上げたかったのか。小池個人を叩いて目先の売り上げを出したい、ようにも映る。 文春流ジャーナリズムは、何かを良くしようとする気はなさそう。それは、やってることが小池さんと大差ないと言えるのではないか。 誰かを叩くのはもうたくさん。これほどの取材力と構成力があるのなら、日本全体を上げる方向にこそ使ってほしい。編集者になった入社動機って、こんな消費コンテンツを作るつもりじゃなかったのではないですか。 ──(小池百合子氏は)計算というより天性の勘で動くんでしょう。(中略) 無理をしているわけでは無いから、息切れしないんだと思います(池坊保子氏の証言)─ それはそれで大きな強みだよね。逆に羨ましいと思える。著者は若干20歳というが、この人間の凄みはまだ分からんだろう。 いや、40代の自分も半分くらいしか分からんけど。
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最高に面白かった。 都民と言わず全ての有権者に読んでいただきたい。 そう、政治信条のない彼女はいつあなたの選挙区にくら替えしてくるかわからないのだから。 慇懃無礼で元々大嫌いだった彼女の本性や生き様が明らかにされ、想像を超えた怪物であったことを知り、自分の直感力を再評価。 あ...
最高に面白かった。 都民と言わず全ての有権者に読んでいただきたい。 そう、政治信条のない彼女はいつあなたの選挙区にくら替えしてくるかわからないのだから。 慇懃無礼で元々大嫌いだった彼女の本性や生き様が明らかにされ、想像を超えた怪物であったことを知り、自分の直感力を再評価。 あとがきで、筆者が彼女に問いかけたい言葉として「太陽はあなたに眩しすぎなかったか?」を挙げていたが、昔から「お天道様は全てお見通し」「お天道様にはウソつけない」という言葉から、「あなたは恥ずかしくないのか、あなたはこのウソをつき続けることが出来ると思うのか」という、自省を促す言葉だと受け取った。 。。。そんなタマぢゃねーよな、このバケモノは。
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