ポアロのクリスマス 新訳版 の商品レビュー
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面白かったー。でも人が多い! 皆んなが「リー」なので毎度名前が出てくるたびに登場人物リストを見ていた。 スティーヴン・ファーの正体は薄々分かった、けどシメオンじゃなくてハリーの子供かと思っていた笑 ピラールは予想外、でも確かに最初からずっと言っていたなと思い直す。 真犯人は、いやはやそっちかー。 トリックは後書き通り奇想天外かもしれないけど、見事に全ての情報が提示された状態での結末だったので、さすがクリスティだなと唸った。 「そして誰もいなくなった」レベルに予想を裏切られた作品。結構好きかも。登場人物は多すぎるけどな! 結末として、みんなそれなりに幸せになったみたいで良かったとも思える。 そして、ポアロよ。 私もきっと、セントラルヒーティング派。たぶん。
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流石はミステリの女王 今作は冒頭にある通りアガサ・クリスティが義兄から 「もっと血が大量に流れる元気で凶暴な殺人」が読みたいと言われて書いた作品です リクエストに答えて血がドバドバ流れる殺人事件が起こります それもクリスマスに しかも密室 トリック、犯人、登場人物どれをとっても唸...
流石はミステリの女王 今作は冒頭にある通りアガサ・クリスティが義兄から 「もっと血が大量に流れる元気で凶暴な殺人」が読みたいと言われて書いた作品です リクエストに答えて血がドバドバ流れる殺人事件が起こります それもクリスマスに しかも密室 トリック、犯人、登場人物どれをとっても唸ります
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思わず唸るポアロの推理! さすがとしか言いようがありません。 クリスマス前に読み始めたのに、年越してしまいました笑
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家族が集まる楽しいクリスマス そこで殺人事件が起き… クラシックな雰囲気がこのシーズンにピッタリでした そしてストーリー自体も古さを感じさせないおもしろさ どの作品もですが結末には驚かされました さすがアガサ・クリスティ
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ポアロシリーズ。 季節的にマッチしているかな、と思って手にとってみたけど…メリークリスマス!とは陽気に言えない血みどろな展開(汗) 登場人物も、こんなクリスマスは二度とごめんだ!って言っているしw 富豪の老当主シメオンは、クリスマスに一族を呼び寄せるが、この老当主が一癖も二癖も...
ポアロシリーズ。 季節的にマッチしているかな、と思って手にとってみたけど…メリークリスマス!とは陽気に言えない血みどろな展開(汗) 登場人物も、こんなクリスマスは二度とごめんだ!って言っているしw 富豪の老当主シメオンは、クリスマスに一族を呼び寄せるが、この老当主が一癖も二癖もある偏屈爺さんで、呼び寄せた人達に難癖つけて、彼らが憤慨している様子を見て愉しんでいる。ちょっと変わった老当主で、挙句に密室で殺されちゃう。 アクの強い老当主が被害者という設定が、前作の『死との約束』と共通している。本作はストーリー性への没入度は前作ほど高くなかったけど、一体誰が犯人なんだろう??っていう謎解きの展開は最後まで楽しめた。 本編前に、著者の義兄から『もっと血が大量に流れる元気で凶暴な殺人』を読みたいというリクエストから生まれた作品という紹介文が掲載されていた。リクエストに応えつつ、『血』というキーワードが単に殺人現場の様子だけでなく、登場人物たちの抗えない宿命をも匂わせているように感じた。
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クリスマスに集まった家族に怒る殺人事件が舞台。時期はクリスマスだけど、クリスマスっぽさは無い話だった。「マクベス」からの引用から幕が開いたり、『クリスマス・キャロル』を模したようなストーリー構造なのがお洒落で良い。犯人も(私には)予想外の人物で、ポアロの名推理を楽しめた。被害者が...
クリスマスに集まった家族に怒る殺人事件が舞台。時期はクリスマスだけど、クリスマスっぽさは無い話だった。「マクベス」からの引用から幕が開いたり、『クリスマス・キャロル』を模したようなストーリー構造なのがお洒落で良い。犯人も(私には)予想外の人物で、ポアロの名推理を楽しめた。被害者があまり同情できる人物でなかったからか、事件解決後に残された関係者達のハッピーエンドを匂わせるラストにホッとした
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大富豪の主が殺され、はたして犯人は集まった家族のうち誰なのか…っていう王道展開がワクワクする。それぞれに秘密や謎があって、どれが真相に繋がっていくのか予想しながら読むのが楽しい。時代的なものかもしれないけど、身体が弱い妻に5人も子供を産ませるなんて恐ろしいな…。
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初のアガサ・クリスティ。一気に読んだ! 海外の人の名前を覚えるのがとにかく苦手な私が、混乱せずに読めたくらい、登場人物がキャラ立ちしている。 犯人は…全く予想がつかず、読んでいくと「この人が犯人…いや、違うのか!」とどんどん裏切られていくハラハラ感。 最終的には…ぜひ一読を。 い...
初のアガサ・クリスティ。一気に読んだ! 海外の人の名前を覚えるのがとにかく苦手な私が、混乱せずに読めたくらい、登場人物がキャラ立ちしている。 犯人は…全く予想がつかず、読んでいくと「この人が犯人…いや、違うのか!」とどんどん裏切られていくハラハラ感。 最終的には…ぜひ一読を。 いや、もう一回結末知ったうえで読んで伏線を辿りたいな。 トリックもさることながら、世界観に飲み込まれる心地よさ。ハッピーなクリスマス感は薄いけど今の時期におすすめのミステリー。
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『死との約束』を書いている途中に、この被害者設定をそのまま借用して、直球の本格を書こうと思いついたのだろうか。またもや財力で一家を支配し、家族をゲームの駒のように動かして楽しむ富豪が登場する。おそらく『メソポタミヤの殺人』のような広義のものを除き、ポアロ初の密室らしい密室。実際は、終盤にとある証言が出てようやく、不可能状況(犯人消失もの)だったということが判明する。 【ややネタバレ】 記憶に残る伏線を大量に敷き、それでもなお欺いてくる真犯人の隠し方の上手さはいつも通りだが、今回はクリスティーでは滅多にお目にかかれない物理トリックで新鮮だった。 さすクリ要素は死体発見時の引用セリフ「あの年寄りが、あんなにたくさんの血を持っていたと、誰が考えただろう?」 この引用、かっこいいだけじゃない!血まみれで血ぬられた血生臭いミステリー、なるほど。 当時の血に関する科学捜査ってこのレベルも見抜けなかったの?てのは少々意外だった。
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章立ての日付ごとに、1日1章ずつ読み進めていき、最終章の日付である今日(12月28日)に読み終えられて大満足だ。 不協和音が響く大富豪一族。聖夜の密室殺人。ミステリの醍醐味とクリスティーならではの豊かな人間模様が面白かった。 中盤辺りで犯人が分かったのが嬉しい。 血がキーワードとなる本作だが、森昌磨氏による解説に「blood」の血以外の意味に注目するとより味わい深い、とあった。 読了後に調べて、なるほどなと感心させられた。血はある意味で「呪い」なのである。 しかも決して逃れられない呪いだ。普通の家庭に生まれて良かったとつくづく思う。 *読了(2023/12/28)
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