絡新婦の糸 の商品レビュー
非常に読みやすかった。 また、自分が最も嫌いなSNSで炎上させる人たちの話だったので、興味を持って読めたが、そこまで酷い自己中心的な人物が出てこなかったので、のめり込むことはなかった。 酷い小説になると、その話の中に入って、代わりに生きてきたことを後悔するまで拷問してやろうと思う...
非常に読みやすかった。 また、自分が最も嫌いなSNSで炎上させる人たちの話だったので、興味を持って読めたが、そこまで酷い自己中心的な人物が出てこなかったので、のめり込むことはなかった。 酷い小説になると、その話の中に入って、代わりに生きてきたことを後悔するまで拷問してやろうと思うくらい腹立たしいキャラクター設定や場面が描かれているが、この小説はそこまででもなかったので★3つです。 犯人のオチは何となく予想できたので、それほど驚くこともなかった。 ただ、やはりテーマがSNSの炎上となると、最も嫌いな 自分では正しいことをきちんと調べることもなく匿名性があるからという理由で普段文句も言えない人が必要以上に他人を責め立てるテーマはやはり気持ちがいいものではない。その全員が成敗されるような話しであれば痛快なのだが
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「親切で信用の置ける他人、話術に長け聴衆を魅了する好人物、笑顔しか見せない人間。歴史に名残す悪党は大抵そういう登場の仕方をしている」 延藤は課長の鬼頭に呼ばれた。 「〈市民調査室〉、知っているな」 憤り、焦り、戸惑い、憎しみ、落胆、恐怖、そしてラストスパートへ。 まさかですよ、、、あなたでしたか。 中山先生の作品のお馴染みのあの方たちも登場して後半一気読み!
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「ネットのリンチはそんな労力や気構えも必要としない。鼻歌交じりに指一本タップすればそれでお終いだ。およろ他人の社会的な生命を奪ったという感覚からは程遠い。世の中に、これほど罪の意識が希薄な殺人はないぞ。」 -------------------- 今のSNSは、人を簡単に葬れる...
「ネットのリンチはそんな労力や気構えも必要としない。鼻歌交じりに指一本タップすればそれでお終いだ。およろ他人の社会的な生命を奪ったという感覚からは程遠い。世の中に、これほど罪の意識が希薄な殺人はないぞ。」 -------------------- 今のSNSは、人を簡単に葬れる。重たい話題に聞こえるが、実社会においてもこのようなことが自分の知らないところで(気にも留めないところで)平気でいくつも起きている。忘れてはならないと言われた気がする。
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面白かったのに☆3つなのはネットやら何やら ちょっと苦手だから(*/ω\*) まぁババァだから仕方ない笑 最初は老夫婦が営んでいるラーメン屋から始まった 閑古鳥が鳴くほどの客足に、店を畳もうかと言っていたところに行列ができるほどの客が!? 何やらネットでバズっているらしい… ...
面白かったのに☆3つなのはネットやら何やら ちょっと苦手だから(*/ω\*) まぁババァだから仕方ない笑 最初は老夫婦が営んでいるラーメン屋から始まった 閑古鳥が鳴くほどの客足に、店を畳もうかと言っていたところに行列ができるほどの客が!? 何やらネットでバズっているらしい… 「市民調査室」のツイートに反応したネット民達がリツイートしたと判明した 市民調査室のツイートは次第に悪意のあるフェイクニュースとなり、ついには自殺者まで出てしまう… ネットでの犯罪は警察とのイタチごっこですね〜 市民調査室を信奉するネット民達はまるでカルト宗教の信者のごとくです…恐ろしい(꒪⌓︎꒪) 「正義の名の下に誰かを糾弾すること、誰かを裁くことは選ばれた者だけに許された権利だ」 「指一本のタップで実行できる犯罪があればどうだろうか。さほどの覚悟はいらない。相手がどうなろうと良心の呵責に悩むこともない」 自分で正しい情報を選ぶように気をつけなきゃ テレビや新聞だって当てにならない今日この頃だし 作中に王子製紙の井川さんらしき話題も出てきた 井川さんちょっと好きなのに(๑•́ ₃ •̀๑)
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中山氏の好きな「話題の社会問題に切り込む」系のストーリー。中盤までは面白く読めた。ただ、ネタがネタだけに結末は力技でねじふせたカタチだ。ちょっと無理があるのではとも感じた。それでもいろんなジャンルに挑戦する著者には敬意を表したい。 Kindle unlimited
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これは抉られた。中盤、とあるインフルエンサーによるルサンチマンが凄まじく、燃え上がる頁を見ながら何度も心を刺された。自分が危ういところに立っていて、実はすぐにでも燃える立場になってもおかしくない。それがSNSという道具、インターネットという道具なのだ。 扇動される時は自分たちが操...
これは抉られた。中盤、とあるインフルエンサーによるルサンチマンが凄まじく、燃え上がる頁を見ながら何度も心を刺された。自分が危ういところに立っていて、実はすぐにでも燃える立場になってもおかしくない。それがSNSという道具、インターネットという道具なのだ。 扇動される時は自分たちが操られているなどとは思わない。自分の意思でこれをやっている、そんな風に思うのだろう。 真相についてはやや衝撃が少ないものの、車に乗ると人格が変わる人物がいるのと同じでネット上になるとおかしくなる人間もいるのだ。
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面白かった!SNSで拡散されたフェイクニュースが、リアル世界で被害をもたらした時、どういう刑罰の対象になるかがよくわかった。 刑事事件として扱う場合は、名誉毀損や威力業務妨害、偽計業務妨害がそれに当たる。でも罪状は禁錮三年もしくは罰金15万と、実際の被害と照らして軽いことが多いの...
面白かった!SNSで拡散されたフェイクニュースが、リアル世界で被害をもたらした時、どういう刑罰の対象になるかがよくわかった。 刑事事件として扱う場合は、名誉毀損や威力業務妨害、偽計業務妨害がそれに当たる。でも罪状は禁錮三年もしくは罰金15万と、実際の被害と照らして軽いことが多いのでは?と思わされる。 その後の民事裁判で損害を補填できるかの話になるなら、一般人は泣き寝入りすることが多くなりそう。。。 犯罪も巧妙で終盤までハラハラした! サイバー犯罪対策課は興味深いけど、実際そこで働いてる人のストレスってかなりきつそう。ネットの無政府状態に毎日触れてたら、ある意味洗脳されるのもわかる。自分の関心がトピックの上位に出るようになってることが多いから、世界の話題と勘違いしやすい。 ラストの犯人は、この人でなくても成立したと思うので少し残念。組織的な貢献度合いが非常に優秀な一般職員てところが、どことなく自分に似てた。残念。
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『絡新婦の糸』は、SNS時代の人間心理と群衆行動の危うさを表現するミステリー。 物語の中心には、「市民調査室」と名乗る匿名アカウントが存在し、このアカウントは一見、公益のために動いているかのように見えるが、実際には選び抜かれた情報と刺激的な言葉でフォロワーを煽り、特定の人物や組織を糾弾させていく。その結果、老舗高級旅館の支配人と女将が自殺に追い込まれるという痛ましい事件まで発生する。 ネットに氾濫する玉石混交の情報の中で、人は自分が信じたいものだけを選び取り、それを裏付ける情報ばかりに視界を奪われていく。本作は、その思考の偏りがどれほど容易に形成されるか、そしてそれがいかに破壊的な力を持ちうるかを突き付ける。現実への不満や鬱屈を抱えた人々が、縁もゆかりもない相手を炎上の餌にし、驚きや嫌悪を伴うニュースを快楽のように拡散していく様は、現代のSNS炎上事件と重なって見える。 さらに、カルト教団が信者を取り込むために用いる「神秘体験」の手法も巧妙に物語に組み込まれており、一度その糸に触れてしまえば、抵抗する免疫のないまま深く絡め取られていく。「絡新婦」が小蜘蛛を操り、無数の糸を張り巡らせて獲物を逃さないように、本作の情報網もまた、読者をじわじわと追い詰める。 自身もまた誰かの小蜘蛛になっていないか考えさせられる一冊だった。
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“絡新婦”って読めます?というか、京極さんの長編小説にもあるんで、そちらを読まれている方はわかるんでしょうけど、私は読めなかったんです…。“ジョロウグモ”って読むんですね!! ストーリーは、サーバー犯罪対策課の延藤慧司が、「市民調査室」と名乗るインフルエンサーに立ち向かうも...
“絡新婦”って読めます?というか、京極さんの長編小説にもあるんで、そちらを読まれている方はわかるんでしょうけど、私は読めなかったんです…。“ジョロウグモ”って読むんですね!! ストーリーは、サーバー犯罪対策課の延藤慧司が、「市民調査室」と名乗るインフルエンサーに立ち向かうものとなっています。閑古鳥の鳴くラーメン店、薬物中毒の俳優、悪評の絶えない大学理事長に留まらず、熱海の老舗旅館や大手製紙会社も「市民調査室」のターゲットになっていく…。老舗旅館の経営者夫婦は風評被害により自殺に追い込まれてしまう。また、「市民調査室」を追う延藤をもターゲットにされてしまうのだが…。 SNSって怖い…。というか、インフルエンサーの影響力って絶大なものなんだと改めて感じました。それでも、やっぱその情報だけを鵜呑みにするのはとっても危険なことなんですよね…。私はSNSあんまり使ってないし、インストールだけしてあとは放置してる感じで全く使いこなせてないんです!まぁ、それはさておき、エンディングにちょっと拍子抜けしてしまった感が否めなかったのが正直な感想です。でも、この作品もシリーズ化されるならぜひ読みたいです。
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サイバー犯罪か… フェイク・ニュースなぁ… もう、一旦、出てしまったら、真実であろうとなかろうと広まって行く〜 どうしたものか… 匿名性に胡座をかいて、ジャンジャンとリツイートとか、ツイートするのは、ええけど、特性されるからね。普通に! なんか、自分の名前を名乗らんから、大丈夫っ...
サイバー犯罪か… フェイク・ニュースなぁ… もう、一旦、出てしまったら、真実であろうとなかろうと広まって行く〜 どうしたものか… 匿名性に胡座をかいて、ジャンジャンとリツイートとか、ツイートするのは、ええけど、特性されるからね。普通に! なんか、自分の名前を名乗らんから、大丈夫って思ってたら、とんでもない。 今回は、サイバー犯罪専門部署が活躍する。でも、人数少ないし大丈夫なんかな? 今後も含めて。 インフルエンサー「市民調査室」。 はじめは、良心的な情報を配信して、フォロワーを増やす。 そのうち、たまにフェイクニュースを。 そのお陰で、自殺者まで出した! これには、フォロワーも意図してる?してないに拘らず加担した事になる。 追い込んだお前らは、人殺しやからな! 実際に、ナイフとか用意して、グサっと刺すような事は、してないから自覚ないかもしれんけど! キーボードを軽く叩くだけでもな! これからも、こんな犯罪増えていくんかな?実際に、めっちゃ重い罪にはならんようやけど、民事での損害賠償とかを含めると結構、自分の人生詰むからな! もうちょっと自覚せい! 以前ネットは自由空間がなどという評論家がいたが、自由も節度を失くせば無政府状態になる。 いったい、いつからSNSは懲罰意識と薄っぺらい正義の蔓延する空間になってしまったのだろうか。 (本文より)
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