やわらかい頭の作り方 の商品レビュー
とかく人はタイプを二極化して分けたくなるが、そんなにきれいには分かれない。よくありがちな例で論理的に説明してくれた。それでも自分を頭の固い人間だという自覚があったのだが、本当に固い人間は本を手に取らないから、まずこの本を読んでみようと思った私は、頭が柔らかい人間なんだとわかった。
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いかに柔らか頭をつくるか?? 本当にそうなの?逆から見たらどうなるの?と天邪鬼的に考えてみる。常識といわれるフレームワークから脱して物事を考える手法はわかった。ブレインストーミングの際に仲間に参考にしてもらうとよいかも。 あと、ヨシタケシンスケの絵がよい。所々ややすっと入ってこ...
いかに柔らか頭をつくるか?? 本当にそうなの?逆から見たらどうなるの?と天邪鬼的に考えてみる。常識といわれるフレームワークから脱して物事を考える手法はわかった。ブレインストーミングの際に仲間に参考にしてもらうとよいかも。 あと、ヨシタケシンスケの絵がよい。所々ややすっと入ってこない表現があるが、絵を見ると覚えていられそう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
面白かった、文庫本ではあるがなるほどが沢山。 ・始まり方が終わり方を決める ➡︎金で繋がった関係は金で終わったりする。 ・インプットによる。 ➡︎1ページのレポートをつくるのに、1ページ分しか読まないのと、100ページ文読んで1ページにまとめるのでは雲泥の差 ・作用反作用の法則 ➡︎部下からの報告がないのは、報告しづらい自分のせいもある。ダメ部下はダメ上司による ・人生もドップラー。 ➡︎10歳から見ていた二十歳と40歳から見てる二十歳は全然違う ・侵食する、される ➡︎テレビがつまらないのは、わかりやすい流れに乗った。信号機はなくせない ・フラクタルは人にも。 ➡︎中小企業の社長と大企業の社長も違う大変さがある ・メリットデメリット ➡︎有名人は有名になると顔を隠す。有識者はチャレンジできない ・成功の反対は何もしない。対立軸を折り曲げる ・パック旅行と自由旅行どっちが新発見あるか? ➡︎パックだと自分の想定外のところに行く。
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世の中で常識とされる事、共通のルール、価値観があるけど、それって本当にそうなの? 便宜上「そういうことにしておこう」と決めてるだけで、実際はそうならないケースも多い。 「成功」の反対は「失敗」って思ってた。でも成功も失敗も「行動したことによる結果」と括れば同じと捉えることがで...
世の中で常識とされる事、共通のルール、価値観があるけど、それって本当にそうなの? 便宜上「そういうことにしておこう」と決めてるだけで、実際はそうならないケースも多い。 「成功」の反対は「失敗」って思ってた。でも成功も失敗も「行動したことによる結果」と括れば同じと捉えることができる。であれば、「行動しなかったこと」が「成功と失敗の反対」と解釈することもできる。 100キロ以上をスピード違反の「線」にしてる。それ以上のスピードを出すと事故を起こす確率が高いからだ。でも本当にそうだろうか。80キロでも危ない道もあれば、120キロでも安全な道もある。「線を引く」ことは客観的に分かりやすく、不特定多数が見ても認識しやすいが、それ故に、それ以外の部分が見えづらくなってしまう。無闇に「あっち」と「こっち」で線を引かない方がいい場合もある。この線って本当に必要だろうか?線を消したらどうなるだろうか? 頭が柔らかいとは、常識やルールを疑うことであり、疑った結果、全く違う解釈を自分で見つけること。 その「疑い方」がセクション別に紹介してくれる本。 へぇそうやって疑うんだねー。 面白いけど、ちょっと文章が難しい。 ヨシタケシンスケさんのイラストでやわらかいテイストになってるけど、もっと文章のIQを下げてもらった方が読みやすいと感じた。
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頭がやわらかい、とはどういうことか。 できていないということに気づくこと。 心の癖、考え方の法則を知ること。 物事をいろんな角度から見ると、こうも話が変わってくるのかかと、それこそ頭をぐにぐにこねられてるような気分でした。 タイトルとヨシタケシンスケさんの絵に惹かれて。 後書...
頭がやわらかい、とはどういうことか。 できていないということに気づくこと。 心の癖、考え方の法則を知ること。 物事をいろんな角度から見ると、こうも話が変わってくるのかかと、それこそ頭をぐにぐにこねられてるような気分でした。 タイトルとヨシタケシンスケさんの絵に惹かれて。 後書に直前まで読んでいた寄藤文平さんのお名前が出てきたので、繋がったと1人にやにやしてしまいました。
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水平思考というか、暗黙の前提を取り払って考えてみよう、的な考え方がたくさん載っている本。 個人的にはあまりピンと来なかったけど、「メリットは必ずデメリットになる」とか、「対比と時空で見えてくる」とかは、考え方として持っておくのは悪くないと思う。
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自分の考え方の癖を知り、硬さや弱さに気づくことから、やわらかい頭の作り方が始まっていくことを学びました。 たしかに頭が硬いなと思う人ほど、口が達者で上っ面なイメージがあります。
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複雑で膨大な情報を、(時と場合では、相手に伝わりやすいように、必要ならば、“短く”)自分で考えて、再構築する/出来ることが、頭の柔らかさだ、ということ。 情報が溢れている昨今、これはなおさら大事だと思う。
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頭固いかな!って読み始めたけど、存外やわらかめな自分を発見した ヨシタケシンスケの挿絵が秀逸 やけに厚い紙で文庫一冊分の体裁を保っている
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すごく学びのある一冊でした。 決定論と確率論の話の中では、新しい挑戦、やる前から諦めていたりやらない理由を探したりと、自分は失敗すらしていないことに気付くことができました。 ・自分の考えに固執せず、全く離れているものを結びつけて考えるようにする ・知っていることを全て語らずに、...
すごく学びのある一冊でした。 決定論と確率論の話の中では、新しい挑戦、やる前から諦めていたりやらない理由を探したりと、自分は失敗すらしていないことに気付くことができました。 ・自分の考えに固執せず、全く離れているものを結びつけて考えるようにする ・知っていることを全て語らずに、シンプルに表現する ・具体と抽象の往復を意識する
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