テンマクキネマ(3) の商品レビュー

佐伯俊(著者),附田祐斗(原作)

2024/02/03

若くして亡くなった脚本家の霊が若き映画監督に取り憑いて世界を席巻させる映画を撮る話だった。巨匠の制作チームに属するもエンドロールに名前を残すことを拒んでいた脚本家の霊が、主人公の初めての映画に脚本家として名前を残した展開に感涙。霊が書いた脚本を下敷きに映画を撮っていく中で、ヒロインがありふれた青春の経験を経て、母親との関係までも修復していく流れには王道ながらも原作者の力量の深さを感じさせた。番外編ですらも霊の脚本家・テンマクタキヒコの素性は明かされることはなかったが、遺作『牙』が評価された綺麗なハッピーエンドに仕上がっていて面白かった。

2024/01/29

個人的には結構好きでしたが、ジャンプ連載だとゆっくり進んでいくお話って難しいのかなぁ〜〜と思いました、、次回作に期待してます！

2023/12/18

【あらすじ】
新市組の夏の撮影海合宿がスタート！ 苦戦しながらも予定通り進む「渚」の制作。しかし、肝心のラストシーンの撮影で姫希に思わぬアクシデントが発生!? そのとき元は…!? 迸る青春キネマ活劇、完結!!　

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すごく〝少年ジャンプ的デジャヴ〟を感じる作品でした。敢えて作品名を出すと、『バクマン。』と『ヒカルの碁』を出して2で割ってそれを薄めたような感じです。
中学生が仲間と頑張る話は好きですが、ただの友人が映画の撮影に必要な能力を全部持っている設定とか、いくらなんでもご都合主義過ぎて、読んでる途中で白けてしまいました。

2023/11/09

個人的に久々に期待出来る作品と思っていただけに3巻で完結なのは残念。作品としては綺麗な終わり方で締めるためか少々物足入りない展開だが、特別編や読み切り作品が収録されているので、少しでも気になる方は購入をおすすめします。