マリスアングル の商品レビュー
姫川玲子シリーズ最新作と聞き。 しかも別シリーズの魚住さんとのタッグ! どう進むのか楽しみに拝読しました。 今作では、これまで猪突猛進でしかなかった姫川玲子の意外な一面がたくさん。 恋をしていたり、そういう自分に揺れてしまったり。 自信たっぷりにしか見えなかった姫川玲子が、捜査...
姫川玲子シリーズ最新作と聞き。 しかも別シリーズの魚住さんとのタッグ! どう進むのか楽しみに拝読しました。 今作では、これまで猪突猛進でしかなかった姫川玲子の意外な一面がたくさん。 恋をしていたり、そういう自分に揺れてしまったり。 自信たっぷりにしか見えなかった姫川玲子が、捜査において嫉妬を覚えるなんて。 対する魚住久江には懐の深さを感じました。 年齢もあるかもしれないけれど、人としてきちんと生きてきた人なんだなあ、と。 事件に関しては、とてもナーバスな問題に触れていて、大丈夫なの?と思ったり…… 黒誉田氏の文章でした。 2人が今後どういう関係になっていくのか、続編を待ちたいです。
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姫川玲子シリーズ第10弾。 別シリーズのヒロイン魚住久江が姫川班に合流! ってことなんだけど、魚住さんのシリーズ未読かも〜。 でも今までずっと張り詰めたかんじで 信頼できる上司や部下はいても 心を許せる同性がいなかった玲子にとって 少し甘えられる年上女性ができたのは良かった!...
姫川玲子シリーズ第10弾。 別シリーズのヒロイン魚住久江が姫川班に合流! ってことなんだけど、魚住さんのシリーズ未読かも〜。 でも今までずっと張り詰めたかんじで 信頼できる上司や部下はいても 心を許せる同性がいなかった玲子にとって 少し甘えられる年上女性ができたのは良かった! 事件については、姫川シリーズは結構大どんでん返しというか、驚きの真相ってことが多かった印象だったけど、今回はあんまりそういうかんじではなく。 犯人たちがクソすぎたー!!!! 魚住久江のシリーズ読んでみよう。
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姫川玲子シリーズ。 事件の背景にある心情が苦しすぎて、イライラとモヤモヤと読了しました。 相変わらず心を掴まれる物語で、さすがと思いつつ、憎まれっ子世にはばかるを痛感しています。
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姫川と魚住の捜査手法の対比が面白い。 助けるためには幸せにならないといけない。 追い詰めるだけではなく手を差し伸べるとか。
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姫川玲子シリーズの10作目。 主人公の魅力で続く警察小説だ。 やはり10作目ともなると、テーマやストーリー展開が難しくなるのか、と感じた。 しかし、やはり姫川玲子は魅力的で、新たに、魚住久江も登場し、女性とはいえ別の視点で事件に対峙することで、新境地を得たかとも思う。
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姫川玲子シリーズ、魚住久江とのやり取りが新鮮。ただ個人的には、ストーリー的にはリアリティに欠けて、入り込みづらかった。 井岡がいい味出していてよかった。
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ドルチェ、ドンナビアンカ 両作品とも読んでいたはずなのに10年以上前の刊行だと記憶の外へ行っていたようで。新しい人が出てきたと思っていて魚住刑事は馴染みの人だったとは。姫川刑事のやり取りは最高だった。再読してみようと思う。 お馴染みのキャストの面々は懐かしいの一言。本編も深く悲し...
ドルチェ、ドンナビアンカ 両作品とも読んでいたはずなのに10年以上前の刊行だと記憶の外へ行っていたようで。新しい人が出てきたと思っていて魚住刑事は馴染みの人だったとは。姫川刑事のやり取りは最高だった。再読してみようと思う。 お馴染みのキャストの面々は懐かしいの一言。本編も深く悲しい中にも人としての矜持みたいなものがあって、強い気持ちになれた。
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久々の姫川玲子シリーズ。もう10作になるんだと過去作品の記憶を辿りながら読んだ。姫川玲子と魚住久江の目線が交互に織りなして、ストーリーが展開していく。二人の全く違う捜査内容が面白い。姫川玲子の優しさというか、弱さな一面が描かれていて、今後の展開が気になる。
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やっぱり魚住さんがいいねぇ。 姫宮さんとの共演は、お互いのいいところを出し合うスタイルにしたんですね。補完し合うところを読みたかったけど、それは次回のお楽しみですかね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ダブルキャスト 一度に二度美味しい、警察小説、そして、内容もなかなか良い 魚住久江と姫川玲子のダブル主演は、ヤリすぎだろ(笑) 誉田哲也しならではですね。過去に、ジウサーガシリーズ、歌舞伎町セブンと場面でのコラボレーションはありましたが、今回レビューの作品は、、、 この2人のマリアージュは最高かもしれないですね。 同じ係に配属されるとは思いもよらず、本庁の捜査一課までは同じでも違う係で、別々の殺人事件でコラボするぐらいかと思っていたのに、ガブリ四つでしたね。 このシリーズは、暫くダブル主演で展開されるんでしょうね。 ストーリーはと言うと、フィクションでありながらも、実際に国際問題になった従軍慰安婦を題材に、朝日新聞を連想させる新聞社の捏造疑惑をめぐる拉致監禁、殺人事件。 ホリエモン的な人がでてきたり、Amazonジャパンがでてきたりと、安易に実在の人物や会社を連想できる内容もあり、やりすぎ感はありました。 ミステリー、ハードボイルドの内容としては、展開スピードも良く、史実も絡めて興味深く、一気見案件でした。 井岡やガンテツも出てきたけど、やはり、姫川玲子と魚住久江の心の想いが描かれて、お互いがちょうど良い距離感で落ち着く感じがとても好き。 最後に姫川玲子が警察官になる原点につながる佐竹さんを魚住久江に感じるところもいいじゃない。
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