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ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論(Ⅹ) の商品レビュー

3.4

15件のお客様レビュー

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2024/09/25
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『十六夜月』がヒットしたことで作家としてのステージが上がった李奈。三十階建て駅前マンションに引っ越し、気持ちを新たに次作に取り組む中、担当編集者から妙な頼み事をされる。ベテラン作家・丹賀源太郎が開いていた文学塾の閉塾に伴って催される宴に出席して欲しいというのだ。しかも依頼主は極端かつ急進的で差別主義的な思想を前面に出した長編小説がベストセラーになっている源太郎の息子だという。2人に面識もなく、塾にも関係のない李奈は戸惑うものの渋々参加を了承する。果たして開かれた宴席は、奇妙なものだった……。

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2024/08/20
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ついに「十六夜月」で文学作家として大ヒット、依然生活は質素であるが時々の見栄を張れるぐらいの経済力と出版社との力関係が変わりましたが、人から頼まれると弱いのは変わらず、そして事件に巻き込まれます 瞬間的な推理力は切れを増し、対外的にも説得力が増したようで、シリーズ最初も頃のようなモヤモヤを読者は感じなくなってきました 今回のテーマは親子関係、李奈自身の問題は解決できないのです・・・価値観が合わなければ親子でもキツイ

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2024/08/12

続き物というのを知らずにこれだけ読んでしまったのですが、ギリギリ読めました。 著者の出版業界に対する愛憎渦巻く感情が滲み出ていて面白かったです。

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2024/08/07
  • ネタバレ

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売れっ子ってどういうことを言うのか 広い部屋に引っ越したとしても アルバイトは完全に辞めない ある程度貯金はできたとしても 少しだけ続けていく どう言うことがあったら このバイトを辞めるんだろうか どんなキッカケがあるのかが 楽しみがあります 現実と物語を行きつ戻りつ どこまでが物語なのか どこまでが現実なのか 合同ペンネーム? え? って考えながら読むのが面白い

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2024/07/09

いつもどおりだいぶ強引な推論で解決。 最初は退屈だっけど事件の謎解きあたりから面白くなってきた。最後のアクションも身につけたのかと思ったら… 親は最初から親であったわけではないのだよ。

Posted byブクログ

2024/06/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

犯人の計画に偶然が重なってややこしくなってしまった事件は、もはや李奈にしか解けない。 ブックボックスの商品紹介や笠都の車の振動で本棚の上のトロフィーが落ちそうになるといった出来事が伏線だったとは!さすがです。 作中でこんなことを書いてしまって大丈夫なのだろうか、といらぬ心配をしてしまうことがこれまでにも多々あったが、今回は村上春樹。さらっと大胆な触れ方に驚いた。 「現実」設定がますます強調されてきたことにキツさを感じているが、そこはなるべく流して次巻も読んでいこうと思う。

Posted byブクログ

2024/05/27

クローズドサークルものを並行読みしてたので途中で混ざってしまったがこれは密室でもないし通行止めでもない。終盤のあれは、いつの間にそんなスキルを!と思ってしまったがさすがにそんなわけなかった。

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2024/03/25

半グレが出てきた辺りからかなり変な感じになってしまいましたが、みんな美人なので恕ことにしましょう。それってセクハラですか?いっそのこと、オールスター感謝祭にしてみては❗️

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2024/02/18

松岡さんの、このシリーズに限って特に思うのだが、前半が何とも退屈である。 それでも謎解き編は、ほぼ期待通りに楽しませくれるし、常連読者へのファンサービスもあったりするので、読むしかない。

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2024/01/11

杉浦李奈の凄みが増していく。最後の追加の話は、いらんかったかな〜。面白かった!っていうのが、ちょっと削がれてしまった。 あと、杉浦家の親子の関係は、、、読んでても嫌悪感が湧いてしまう。あんだけ洞察力がある李奈なら、話し合ったところで分かり合えないのは分かるだろうに、それでも捨て切...

杉浦李奈の凄みが増していく。最後の追加の話は、いらんかったかな〜。面白かった!っていうのが、ちょっと削がれてしまった。 あと、杉浦家の親子の関係は、、、読んでても嫌悪感が湧いてしまう。あんだけ洞察力がある李奈なら、話し合ったところで分かり合えないのは分かるだろうに、それでも捨て切らんのが、きつい。子供の生き方を、親が正と思うとおりじゃないと否定し、責める。子供も反発しながらも、どっか影響から逃げれない。杉浦家、丹賀家2つの親子関係がきついなあ。

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