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日本企業はなぜ「強み」を捨てるのか の商品レビュー

3.7

15件のお客様レビュー

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2024/02/14

経済的強い米国に追いつけとガムシャラに働いた昭和。経営意識と知識が一体化されていたのだろう。 市場の規模なのか、支配する国のパワーなのか不明だが、強きを真似し方法を替えてみようとする卑しい想いがあった。ちょいと難しい。 感想/日本人としての「武士道」の意味を読み返してみたい。 ま...

経済的強い米国に追いつけとガムシャラに働いた昭和。経営意識と知識が一体化されていたのだろう。 市場の規模なのか、支配する国のパワーなのか不明だが、強きを真似し方法を替えてみようとする卑しい想いがあった。ちょいと難しい。 感想/日本人としての「武士道」の意味を読み返してみたい。 またあらためて「カンバン方式」の理論を読み直そうと思う。

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2024/01/04

2024年正月に凄い本に出逢ってしまった。新書版のお陰かもしれない。1993年学卒で、「根拠のない悲観論」に陥ってた身としては、“失われた30年”という質の悪い霧が晴れる想いだ。しかも、本書の内容について著者は「著作権を一切主張しない(p10)」 一番引用したいのがこの箇所。 「...

2024年正月に凄い本に出逢ってしまった。新書版のお陰かもしれない。1993年学卒で、「根拠のない悲観論」に陥ってた身としては、“失われた30年”という質の悪い霧が晴れる想いだ。しかも、本書の内容について著者は「著作権を一切主張しない(p10)」 一番引用したいのがこの箇所。 「日本が経営技術の逆輸入的状況を脱却し、経営成績・経営技術・経営学すべての意味で、日本が世界をもう一度席巻したとき、真の意味で「日本“式”経営の逆襲」が達成される(p280)」 一大学人ではあるが、組織の一員として、「価値創造の民主化」のため、自分の人生を経営していこう。

Posted byブクログ

2023/12/13

 表題に惹かれて読みましたが、中身はあまり無いように感じました。  昭和のインフレ時代は、カネよりヒトに希少価値があったために、終身雇用、年功序列、企業内組合という日本型経営が強みを発揮したが、平成のデフレ時代ではヒトよりカネに価値があったために、ヒトよりもカネを重視する投資型経...

 表題に惹かれて読みましたが、中身はあまり無いように感じました。  昭和のインフレ時代は、カネよりヒトに希少価値があったために、終身雇用、年功序列、企業内組合という日本型経営が強みを発揮したが、平成のデフレ時代ではヒトよりカネに価値があったために、ヒトよりもカネを重視する投資型経営になってしまった。という点はそんなものかなぁと思いながらも、日本型経営を美化し過ぎているようにも感じました。  そして現在もてはやされている両利き経営やアジャイル開発等の様々な発想の原点は日本型経営にあった。というが、少し強引だと感じてしまう。 いずれにしても、私にとってはそれほど感銘を受ける本ではなかった。

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2023/11/26

本のタイトルが少々センセーショナルなので半信半疑で購入したのですが、刺激を受けました。 価値創造の民主化もカイゼンにつながるわけですね。というかカイゼンである。そして、カイゼンを潜在的な問題解決の連鎖と捉えることで、カイゼンをイノベーションの連続体として把握し、イノベーションそ...

本のタイトルが少々センセーショナルなので半信半疑で購入したのですが、刺激を受けました。 価値創造の民主化もカイゼンにつながるわけですね。というかカイゼンである。そして、カイゼンを潜在的な問題解決の連鎖と捉えることで、カイゼンをイノベーションの連続体として把握し、イノベーションそれ自体のマネジメントへと議論を展開していきます。 コンセプト化を促す一般則も出てくるかと思っていたのですが、それはそれぞれに任せられているのかもしれません。

Posted byブクログ

2023/11/21

インクリメンタルイノベーションから、ラディカルイノベーション生まれることや、日本発の経営技術がたくさんあるという主張は納得できるが、主張の仕方が冷静さに欠けていて、決めつけが多いのが学者というよりは思想家的で残念。

Posted byブクログ