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「国境なき医師団」の僕が世界一過酷な場所で見つけた命の次に大事なこと の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2024/07/30

お医者さんが過酷な環境の中人命救助をしている本、ではない。 事務局、プロジェクトリーダーとして、医師団を率いて活動する人のお話だ。 こういう生き方もあるのだ。 ハーバードケネディスクールで、パブリック、公の仕事に就く人のリーダーシップを学び、 実践する。 ビジネスエリートなのだ。...

お医者さんが過酷な環境の中人命救助をしている本、ではない。 事務局、プロジェクトリーダーとして、医師団を率いて活動する人のお話だ。 こういう生き方もあるのだ。 ハーバードケネディスクールで、パブリック、公の仕事に就く人のリーダーシップを学び、 実践する。 ビジネスエリートなのだ。 それが、おしゃれなニューヨークで働くのでなく、 あまりに過酷な環境、戦場で力を発揮する。 こうした活動を通じて、日本の恵まれた環境を再確認する。 日本で夢が持てないなんて贅沢!ということを痛感すると。 それ位悲惨な場所がある。 ミャンマーのロヒンギャ。酷すぎる、、、 それにしても、彼が、必死で学んだ英語を使って、 自分の言葉でスピーチするくだりは素晴らしいと思う。 英語力、ではない。何を思い、何を訴えるか、だ。 しかし、、一種の自己啓発本とは思わず読んだ自分の不明が恥ずかしい。 いろんな生き方がある。 1 世界 2 アイデンティティ 3 夢 4 戦略 5 リーダーシップ 6 パブリック ◎衝撃的だった世界の現実 〜はじめての人道援助の最前線・スーダンのダルフール地方〜 ◎自分とは、どこから来ているのか? 〜イスラム教シーア派最高権威との面会〜 ◎思想がまったく異なる相手との共通点をさぐれ 〜元イエメン大統領との交渉〜 ◎日本のような国にいて、夢を追いかけないのはモッタイナイ 〜紛争地からの日本の若者へのメッセージ〜 ◎居心地のいいゾーンに戻るな 〜ハーバード・ケネディスクール教授からの激励〜 ◎ハーバードで学んだ「下から上へのリーダーシップ」とは? 〜失敗の原因から紹介する「アダプティブ・リーダーシップ論」 ◎「What can we do?――僕たちには、なにができるか  〜「日本をよくしたい」「世界をよくしたい」は要注意〜

Posted byブクログ

2024/04/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

下記、ネタバレですが心に残った部分。 ・経験値が高まり、成長していくにつれて夢も成長 →あこがれが夢は近づくにつれて、具体化し、キャリアゴールになっていく →夢を持たない、追いかけないのはモッタイナイ →「自分の人生、これができれば本望」といえるだけの夢を持ってほしい →限りある命をどのように使うかこそが重要 ・インターナショナルなチームで自分の居場所を作るために、自分のアイデンティティがどこから来ているか意識 →自分が生まれ育った国の歴史や文化を「物語を話すように」英語でわかりやすく説明できること。書籍「武士道」「国民の歴史」が役に立った ・ハーバード・ケネディスクール人気No1 ロナルド・A・ハイフェッ教授「アダプティブ・リーダーシップ論」に影響 →日本でもNHK「リーダーシップ白熱教室」など

Posted byブクログ

2024/04/21

2箇所。ハーバード・ビジネス・スクールの授業でのスピーチやケネディ・スクールでのスピーチをするまでの心での葛藤の状況から、堰を切ったように話し始めたスピーチに至るまでの部分が、非常に印象に残った。 「やったこと後悔と、やらないことの後悔」という言葉があるように、アクションに繋がる...

2箇所。ハーバード・ビジネス・スクールの授業でのスピーチやケネディ・スクールでのスピーチをするまでの心での葛藤の状況から、堰を切ったように話し始めたスピーチに至るまでの部分が、非常に印象に残った。 「やったこと後悔と、やらないことの後悔」という言葉があるように、アクションに繋がる気概がこの本から伝染してくる。 読みやすいし、非常に心に入ってくる本だ。

Posted byブクログ

2024/03/09

星1もつけたくない。あのような組織で働く人間は、このような人でないと務まらないのか?と偏見を抱いてしまいそうになる。生理的に無理。 ジャケ読みしたのだが、完全に失敗。ただの自己啓発本。

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2024/01/31

上から目線という声もあったけど読んでる最中はそれほど気にならなかった。 前半3分の1が国境なき医師団での体験記。残りの3分の2は海外の在学時代を振り返る半自伝的な内容。 読み終えてから「あれっ?」という感じにはなる。 国境なき医師団の活動はNHKプロフェッショナルでも見た。今の...

上から目線という声もあったけど読んでる最中はそれほど気にならなかった。 前半3分の1が国境なき医師団での体験記。残りの3分の2は海外の在学時代を振り返る半自伝的な内容。 読み終えてから「あれっ?」という感じにはなる。 国境なき医師団の活動はNHKプロフェッショナルでも見た。今の自分では金銭的援助をするのが精一杯。 本音のところ生活は削れても壊せない。 日本人に生まれてラッキーということを子どもにどう伝えるか悪戦苦闘している。それが安全地帯から撃ってる矛盾なのかどうか。 今の自分は判断から逃げている。

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2024/01/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 過酷な状況で支援を続ける精神力は素晴らしいけれど、「こんなにつらい環境で過ごしている人もいるんだから、日本人はもっと自分の置かれている環境に感謝して、努力した方がいい」という考え方には、少し違和感を覚えた。

Posted byブクログ

2023/12/23

夢に向かって、命を最大限に使わないともったいない、という言葉に感動。国境なき医師団の日本事務局長の本だから、紛争地の話ばかりだと思ったら、人生を鼓舞してくれる本だった!

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2023/12/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

スーダンの青年の夢は、「外国人になること」。 国境なき医師団の派遣の半分は非医療従事者。看護婦や医師だけではない。政治から独立している。国からの援助はなく、寄付で行われている組織。 自分の未来は自分がつくる、だけでなく、自分が愛する社会や組織の未来は自分たちで作る。 外国人に日本の説明をする。侍はどこからきてどんな道徳があり、どのように終わったのか。日本にとって天皇制とは。焼け野原からどうやって経済大国になったか。 『武士道』『国民の歴史』 アダプティブリーダーシップ論。 まず目を閉じて大きく呼吸をする。瞑想。 違っていることはスペシャルなこと。 自分の3年後10年後の成功イメージを膨らませる。 心からの夢を持て、は個人としての夢だけではない。 大きな大志を持つ人ほどプロフェッショナルになる。

Posted byブクログ

2023/11/13

学生時代から国境なき医師団に入って事務局長になるまでの自分の考え、経験をまとめている 活動には賛同するが熱量の強さと自慢気味な文章が気になる。

Posted byブクログ