100年のレシピ の商品レビュー
おもしろかった。料理、とくに家庭料理が時代の影響を受けて変化していることが良くわかったし、推理的な要素もあって読みやすかった。昭和生まれの私としては、インスタント食品が悪く言われていたのも知っているし、それぞれの時代に起きた食品偽装などの象徴的な事件なども織り込まれていて想像しや...
おもしろかった。料理、とくに家庭料理が時代の影響を受けて変化していることが良くわかったし、推理的な要素もあって読みやすかった。昭和生まれの私としては、インスタント食品が悪く言われていたのも知っているし、それぞれの時代に起きた食品偽装などの象徴的な事件なども織り込まれていて想像しやすかった。女性、専業主婦ってこういう位置づけだったんだなあとあらためて驚く。 一番最後の話では戦争が深くかかわっていて、その苦しい時代だからこそ起きてしまった悲しい話、でも最後に色んな人がうまくつながってすっきりした感じになった。花央の人生がどうだったのか読みたいと思った。
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いつもやっつけ仕事で夕飯をつくっているが、この小説で料理の楽しさを思い出す。ほのぼのする若いカップルも可愛いくて、楽しく読めた。
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「料理研究家の仕事は大きく分けてふたつある。ひとつは伝統的な家庭料理を研究し、後世に伝える仕事だ。もうひとつは時代や環境に合わせた家庭料理を提案し、世に広めることだ」 「単に思いついたレシピを提供するだけじゃない。たとえば時代ごとに入手できる素材は異なるし、求められる栄養も違う...
「料理研究家の仕事は大きく分けてふたつある。ひとつは伝統的な家庭料理を研究し、後世に伝える仕事だ。もうひとつは時代や環境に合わせた家庭料理を提案し、世に広めることだ」 「単に思いついたレシピを提供するだけじゃない。たとえば時代ごとに入手できる素材は異なるし、求められる栄養も違う。その時代に合った料理を料理研究家は発信してきたんだ」 時々テレビに出て、レシピを紹介しながら料理を作る人、だと思っていた。 理解も深まったし、大河弘子さんは素敵な謎解きおばあさまで、楽しくあっという間に読めた。
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100歳の女性料理研究家が大往生した。その生きた軌跡と不思議な縁を100歳の2020年くらいから20年くらいずつ遡る形で謎解いていく5話の中編集。そこには各時代の料理が謎解きのスパイスとなる。 見事な伏線回収で、最後も綺麗なまとめとなっていて、スッキリとした読了感。 個人的には1...
100歳の女性料理研究家が大往生した。その生きた軌跡と不思議な縁を100歳の2020年くらいから20年くらいずつ遡る形で謎解いていく5話の中編集。そこには各時代の料理が謎解きのスパイスとなる。 見事な伏線回収で、最後も綺麗なまとめとなっていて、スッキリとした読了感。 個人的には1947年のじゃがいもサラダがぐっとくる。今は当たり前のように美味しいものをいただける時代だけど、当たり前じゃない時代があったことを知らないといけない。 今ではポテトサラダ。この頃はじゃがいもサラダ。我が家も「いもサラダ」というので、なんとなく親近感がわいたのも良き。
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いくつもの時代を料理で渡ってきた人と 周りの人々がつながっていく 読み終わった時には、時間旅行をしてきたかのような気持ちになれた。 再開することだけがハッピーエンドじゃないんだろうなと思うし 一緒に穏やかな気持ちになって読み終えていた。 ここに出てくるじゃがいもサラダ食べたいなー
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
100歳で亡くなった料理研究家大河先生のこれまでを20年ごとに綴る連作短編集。 一話目は突然の謎解きパートに違和感だったけど、どの話もコロナや、アレルギー対策などそれぞれその時代の背景を反映させた事件になっているのが面白かった。それゆえに、現代では「異物混入までして、その理由がこれ?」と思えることでも、説得力を増していたように感じる。 各話でじゃがいものサラダにまつわる伏線も出てきて、ラストの大河先生の親友の話に繋がるのも美しい。 異物混入の話だからか食が全面に出ている小説でもお腹があまりすかなかったのは誤算。
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少しずつ出されていた謎が、最後には全てクリアになり、すっきりと読み終えることができました。 生きている間に伝えたいことは伝えなきゃ、と思えました。
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料理研究家、大河弘子の人生を辿る物語。 美味しそうな料理と謎。かなり好みだった!時代を遡って明らかになる事実も楽しい。 出来過ぎの偶然も、個人的には好きだな。 毎日の家庭の料理では柔軟性も大事という弘子の方針に、料理に対する苦手意識が取り払われ、家でビーフシチューまで作るよう...
料理研究家、大河弘子の人生を辿る物語。 美味しそうな料理と謎。かなり好みだった!時代を遡って明らかになる事実も楽しい。 出来過ぎの偶然も、個人的には好きだな。 毎日の家庭の料理では柔軟性も大事という弘子の方針に、料理に対する苦手意識が取り払われ、家でビーフシチューまで作るようになる理央が、頼もしい。 若干ふらふらしている翔吾も、曾祖母の歴史を辿って、これからきっと自分の料理の道に進むのだろうと思うと、ちょっとにんまり。 戦後から現代まで、逞しく生きる弘子さんと、彼女に関わる人たち。素敵な人生だなぁ。
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全てが揃う理科系ミステリー スッキリする物語だ。ファンタジーといっても良いかな。作者さんは常にフェアなミステリーを届けてくれる。隠し事なし、騙すのもなし。だけら多少偶然過ぎてもスッキリ感が優先する。楽しかった!
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