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水無月家の許嫁(3) の商品レビュー

4.6

12件のお客様レビュー

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2024/09/07
  • ネタバレ

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葉君の不老不死の運命が あまりにも残酷過ぎて言葉を失った。 そして 葉君の両親、兄妹、六花に対する ずっと秘めていた想いを知ると 本当に良い家族でずっと支え合ってたのが 葉君が家族から本当に愛されていたのが 痛いほど伝わってくる。 最初の50ページぐらいで ぼろぼろ涙が止まらないし 胸が苦しくてどうしようもない。 ▷▷▷▷▷▷ 六花が本家の女長子の輝夜姫で 天女の羽衣を水無月家で唯一使えて 神通力が聴力にあるから龍の声が聞こえる。 だから 六花は水無月家で唯一龍と交渉できて 初代輝夜姫が結んだ盟約を書き換えられる。 そしたらもしかしたら 葉君の贄子の運命を変えられるかもしれない。 いくつもの条件が揃って初めて 不老不死で贄子の運命を持つ葉君を 助けられるチャンスがあるから 文也さんは条件が揃うのを待ってたんだね。 それまでに文也さんは どれだけ分家の圧力に耐えてたんだろう。 当主としての重圧に耐えてたんだろう。 父親を殺され母親が眠り姫になり 葉君まで贄子として奪われそうになり どれだけ我慢をしていたんだろ。 考えれば考える程 文也さんの家族を想う気持ちや 当主としての立ち振舞いに感動する。 ▷▷▷▷▷▷ 六花さんは嵐山の本家に来て 家族の温もりや愛情を知ることができて 失いたくない大切なものを見つけて 生きる希望みたいなのを見出だすことができた。 そして自分の命と引き換えにしてでも 葉君を贄子の運命から助けたい 文也さんと卯美ちゃんを絶望から守りたい って思えるようになったから 六花さんは輝夜姫という立場を受け入れた。 何を犠牲にするか捧げるか 龍と水無月家の落とし所を見つけるって ここでの交渉が何百年って続く可能性があるから 六花さんへかかる責任とかが重たすぎる。 実際は文也さん達と生きたいと思ったから 命と引き換えはしなかったけど 六花さんは右目を失った。 命と引き換えじゃなくて良かったけど 右目を失うのが良い訳じゃない。 六花さんが右目を犠牲にした事を知った時 文也さんはどれだけ後悔しただろう。 水無月家の黒い部分に 巻き込んでしまった罪悪感はどれだけだろう。 そんな時の六花さんの 「利用すると思うより 助け合うと思う方がきっと幸せ」 って言葉ば凄く響いたなぁ。 六花さんは水無月の本家に居場所を見つけ 文也さんは家族を守るためにも 六花さんの輝夜姫の力が必要だった。 お互いが必要としているからこその 必要不可欠な存在になったってことだよね。 ▷▷▷▷▷▷ ひとまずは 天女の羽衣が六花さんに引き継がれてて 龍との盟約が無事に書き換えられて 葉君の贄子の運命が100年後まで延びたから 本当に良かったし安心した。 それに 葉君の贄子の運命が100年後に延びたということは 不老不死で他の人よりちょっぴり長生きして それから贄子として死ねるってことで しかも次に生まれる贄子も ちゃんと生きてから贄子になるって これからずっと人並みの幸せを掴めるってこと。 六花さん本当に凄いなぁ。

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2024/07/26

輝夜姫の声と耳。 何年も前から周囲にバレないように築き上げた復讐心と、実行するまで誰にも気付かれなかった計画は凄い事だな。 ここまで圧倒的な力の差を見せつけられたら、ただでさえ宗家と分家で仲良しではないのだから荒れるだろうな。

Posted byブクログ

2024/06/02
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前巻の気になる展開から明らかになる水無月家の闇。 長浜関連はこれで一旦はどうにかなるだろうけど、 他の分家の持つ宝をどうやって手に入れていくのかも気になります! 伏見の宝は文也さんをキーにするなら、ある意味手強そう···。 両想いにもなったので、今後の2人の関係の変化も楽しみです! 4巻が待ち遠しい!!

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2024/05/08

流石の友麻先生。 美しいイラストも、美味しい食べ物も、幻想的な景色も相まって、圧倒的なラスト! 大団円!と思いきや、まだ続くとのこと、嬉しいです。楽しみでしかありません。 鬼嫁シリーズでも出てきた土御門家とか河童たちもちょろっと出てきて、友麻ファンにはたまりません。 コミカライズ...

流石の友麻先生。 美しいイラストも、美味しい食べ物も、幻想的な景色も相まって、圧倒的なラスト! 大団円!と思いきや、まだ続くとのこと、嬉しいです。楽しみでしかありません。 鬼嫁シリーズでも出てきた土御門家とか河童たちもちょろっと出てきて、友麻ファンにはたまりません。 コミカライズもされてるんですね!でも実写化は希望してません。 人間では無理かなあ…この儚さとか、生々しさがないとこが。

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2024/04/13
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水無月家3冊目。 六花が力を暴発させたところで終わっていたので、 とても気になっていた。 文也の弟、葉を生贄にするのはどうなってしまうのかな、 と軽い気持ちで読み始めたが、 まさか分家に文也の父が殺されていて、 その復讐のために六花を利用するつもりだったとは驚きだった。 しかも、その犯人の息子である信長とは仲が悪いふりで、 裏で共謀していたとは、なかなか深い。 無事、六花は龍と新しい契約を結び、 葉を生贄とするのを延期してもらうことができる。 文也との関係も良くなってめでたし、めでたし。 とはいえ、かぐや姫になぞらえているということは、 このあとまだ求婚者たちが現れてもめるのか?

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2024/03/11

シリーズ3巻目 天女降臨の地に一族の皆さん大集結。 盟約で家族をもう失いたくない六花がその力を覚醒させて大切な人達を救おうとする。 一族の縛りは若い世代の気持ちを踏み躙り、やがて彼等に粛清される。その様は現代日本に似ている。許嫁同士の恋の行方にも注目。

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2024/01/11

シリーズ3弾。 今回色々真実が分かってとてもハラハラドキドキしながら読み進めました。ドキドキもあり、とても良かった。まだ続きがありそうなので、次回作品が楽しみです。

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2023/12/05
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文也と信長の古くからの密約と六花の輝夜姫としての覚醒,盛りだくさんのこの巻で怒涛の展開.ハッピーエンドでめでたしめでたしのはずだけど,六花をめぐっての婿取り合戦が始まりそう.

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2023/11/27
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葉の秘密である不老不死が明らかに。 水無月家の分家・道長によって例年よりも早く龍を目覚めさせ、贄子である葉を差し出す儀式を行おうとして… ついに、六花が輝夜姫として覚醒。 文也は葉を助けるために水無月家の当主となり、六花を許嫁として迎えた。お互いが想いあってはいたけれど、文也はどこか後ろめたさがあったのを今回吹っ切れてようやく両思いになれて良かったです。いがみ合っていた信長との関係も、道長を欺く為に悪く見せていたのが普通に笑い合える関係に戻れてホッとしました。 両思いになれたけれど、まだ婚姻はされていないので、波乱の予感がしますね。

Posted byブクログ

2023/10/22
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面白さに目が離せず一気読み!輝夜姫の覚醒に、贄子の運命、水無月家の闇が明らかに。この先の展開が楽しみ。

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