![水無月家の許嫁(3) 天女降臨の地 講談社タイガ](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/002015/0020159367LL.jpg)
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2023/10/13 |
JAN | 9784065335185 |
- 書籍
- 文庫
水無月家の許嫁(3)
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水無月家の許嫁(3)
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商品レビュー
4.5
14件のお客様レビュー
葉君の力、まるで人類の夢のように思われるけど、実際は持っているとかえって辛いよね。今回の落としどころは彼のいうように一番いいところな気がする。
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- ネタバレ
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葉君の不老不死の運命が あまりにも残酷過ぎて言葉を失った。 そして 葉君の両親、兄妹、六花に対する ずっと秘めていた想いを知ると 本当に良い家族でずっと支え合ってたのが 葉君が家族から本当に愛されていたのが 痛いほど伝わってくる。 最初の50ページぐらいで ぼろぼろ涙が止まらないし 胸が苦しくてどうしようもない。 ▷▷▷▷▷▷ 六花が本家の女長子の輝夜姫で 天女の羽衣を水無月家で唯一使えて 神通力が聴力にあるから龍の声が聞こえる。 だから 六花は水無月家で唯一龍と交渉できて 初代輝夜姫が結んだ盟約を書き換えられる。 そしたらもしかしたら 葉君の贄子の運命を変えられるかもしれない。 いくつもの条件が揃って初めて 不老不死で贄子の運命を持つ葉君を 助けられるチャンスがあるから 文也さんは条件が揃うのを待ってたんだね。 それまでに文也さんは どれだけ分家の圧力に耐えてたんだろう。 当主としての重圧に耐えてたんだろう。 父親を殺され母親が眠り姫になり 葉君まで贄子として奪われそうになり どれだけ我慢をしていたんだろ。 考えれば考える程 文也さんの家族を想う気持ちや 当主としての立ち振舞いに感動する。 ▷▷▷▷▷▷ 六花さんは嵐山の本家に来て 家族の温もりや愛情を知ることができて 失いたくない大切なものを見つけて 生きる希望みたいなのを見出だすことができた。 そして自分の命と引き換えにしてでも 葉君を贄子の運命から助けたい 文也さんと卯美ちゃんを絶望から守りたい って思えるようになったから 六花さんは輝夜姫という立場を受け入れた。 何を犠牲にするか捧げるか 龍と水無月家の落とし所を見つけるって ここでの交渉が何百年って続く可能性があるから 六花さんへかかる責任とかが重たすぎる。 実際は文也さん達と生きたいと思ったから 命と引き換えはしなかったけど 六花さんは右目を失った。 命と引き換えじゃなくて良かったけど 右目を失うのが良い訳じゃない。 六花さんが右目を犠牲にした事を知った時 文也さんはどれだけ後悔しただろう。 水無月家の黒い部分に 巻き込んでしまった罪悪感はどれだけだろう。 そんな時の六花さんの 「利用すると思うより 助け合うと思う方がきっと幸せ」 って言葉ば凄く響いたなぁ。 六花さんは水無月の本家に居場所を見つけ 文也さんは家族を守るためにも 六花さんの輝夜姫の力が必要だった。 お互いが必要としているからこその 必要不可欠な存在になったってことだよね。 ▷▷▷▷▷▷ ひとまずは 天女の羽衣が六花さんに引き継がれてて 龍との盟約が無事に書き換えられて 葉君の贄子の運命が100年後まで延びたから 本当に良かったし安心した。 それに 葉君の贄子の運命が100年後に延びたということは 不老不死で他の人よりちょっぴり長生きして それから贄子として死ねるってことで しかも次に生まれる贄子も ちゃんと生きてから贄子になるって これからずっと人並みの幸せを掴めるってこと。 六花さん本当に凄いなぁ。
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