平家物語(1) の商品レビュー
平家物語の最高傑作。圧倒的な語りと有無を言わせぬ現代語訳。古川日出夫の作品にして、古川日出夫がひとりの法師となったとしか言えぬ幽明の狭間に浮かび上がったとしか思えぬ世界。すべてが血と肉になり、琵琶法師も乗り移っていたに違いない。
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1000年以上も昔の作品をここまで読みやすくできるのはすごいと思う。字も小さいし、難しい言葉も多いけどそれらを飛ばして読んでいけば大体の内容は理解できるし読みやすかった。感覚としては昔話を聞いてる漢字に近いかも。でも人名とか大納言・左大臣みたいな官職名とかは難しくてよくわからなか...
1000年以上も昔の作品をここまで読みやすくできるのはすごいと思う。字も小さいし、難しい言葉も多いけどそれらを飛ばして読んでいけば大体の内容は理解できるし読みやすかった。感覚としては昔話を聞いてる漢字に近いかも。でも人名とか大納言・左大臣みたいな官職名とかは難しくてよくわからなかったからちょっと解説を入れてくれていたらもっと読みやすかったのかなとも思う。今は読みたい本が溜まっているけど、それらを読み終えたら2も読む予定。
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おもしろい。近くの場所が舞台になってるのも興味深い。 古文の時間でしか読んでなかった。もっと早く読めばよかった。 でもこれを読めるのは訳がよいからだと思う。現代語とはいっても理解するにはもう一段階解説が必要だけれど。 オーディオブック化を望む。美輪明宏さんに読んでほしいです。
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言わずと知れた日本の古典。ちゃんと読んだことがなかったので、正月休みを使って読もうと決心。 他の現代語訳平家物語を読んだことがないので比べられないけど、読みやすかった。そして清盛、暴君。息子重盛が生きてたときは重盛が清盛の暴走を止めたりして何とかなってたけど、重盛がなくなって止...
言わずと知れた日本の古典。ちゃんと読んだことがなかったので、正月休みを使って読もうと決心。 他の現代語訳平家物語を読んだことがないので比べられないけど、読みやすかった。そして清盛、暴君。息子重盛が生きてたときは重盛が清盛の暴走を止めたりして何とかなってたけど、重盛がなくなって止められなくなっちゃったんだね。清盛にいろいろやられた人々の悲しみが切なかった。 というように、清盛が圧倒的暴君として悪く書かれてることも初めて知りました。続きが楽しみ。
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