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銀行マンの凄すぎる掟 の商品レビュー

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2024/08/20

銀行員以外に刺さるのかわからないが、銀行員の若手から中堅にはまぁまぁ刺さると思う。 逆に、理解ができないという受け手側にも問題があると思う。 なるべくなら辞めて欲しくはない、という気持ちも伝わった。

Posted byブクログ

2024/07/30

# 銀行マンとして生き抜くためのTipsとその生態系 ## 面白かったところ - 別の世界線で自分が歩むかもしれなかった、世界が文章を通して想像できて良かった - 「世界を変えられないから、自分を、周りを小さく変えていく」という実にミニマムな思考がとても勉強になった - ...

# 銀行マンとして生き抜くためのTipsとその生態系 ## 面白かったところ - 別の世界線で自分が歩むかもしれなかった、世界が文章を通して想像できて良かった - 「世界を変えられないから、自分を、周りを小さく変えていく」という実にミニマムな思考がとても勉強になった - 不機嫌おじさんの生存戦略がとても面白かった ## 微妙だったところ - 特になし ## 感想 リアル過ぎる銀行の中の人の話。特に面白かった内容が2つあって、一つが不機嫌おじさんの生存戦略。不機嫌な人の周りは、この不機嫌おじさんの所為で不利益を被っているが、当の本人にはどんなメリットが有るのか? それは、「不機嫌であるからこそ周りから配慮される利益を享受している」点だという。なるほど。自分が不機嫌であることに掛かるコストは低くて周りが気を遣ってくれるメリットは確かにある。この不機嫌戦略が罷り通るのは、終身雇用の慣習があるからだと著者は主張していて、完全に理解した。 自分が働いている職場にこんな面倒な人はいないし、居たとしたらすぐに追放されるだろう。それは人材の流通が激しい業界であり、本当に実力のある人が評価される世界だからだろう。不機嫌でいられるのは、会社が不機嫌マンに給与を支払ってくれる環境に問題があると言わざるを得ないだろう。 もう一つは、「自己成長としての胡麻擂り戦略」である。たまに接触する上司に対して、やけに胡麻擂りをする人間は存在する。彼らをよく思わない人も多々いるだろうが、胡麻擂りにも道があるそうだ。 胡麻擂りをするには、胡麻を選ぶ必要があり、胡麻を擂る技術が必要だ。上司に対してどんな話(胡麻)をして、自分が使える人間だとどのように説明するか(擂る技術)が求められる。まともな上司は胡麻擂りを通じて、数字以外の営業マンとしての力を測ることができるのだろう。 銀行の中の人ということもあるのだろうが、みんながしない競争を独占市場で行うという視点でみるとかなり優位な戦いと言える。 自分と無縁な本にこそ、このような回り回って使えそうな手練手管が詰まっていて大変勉強になる。

Posted byブクログ

2024/04/28

「叱責をガバナンスのツールとして使う上司と一緒に仕事をするのは、災害みたいなものです。ですから、つねに避難先を準備しておく必要があります。つまり、いざとなれば転職できる状態にしておくことはとても重要です。」(63頁)は、「第1章 逃げる?流す?闘う?会社に巣くうモンスターへの対処...

「叱責をガバナンスのツールとして使う上司と一緒に仕事をするのは、災害みたいなものです。ですから、つねに避難先を準備しておく必要があります。つまり、いざとなれば転職できる状態にしておくことはとても重要です。」(63頁)は、「第1章 逃げる?流す?闘う?会社に巣くうモンスターへの対処法」の一節である。 本書のサブタイトル『クソ環境サバイバル術』とあるように、毎日朝になると出勤するのがイヤになる銀行員のための生き方の書である。その最初の章に、この問題を取り上げたのは誰しも納得するところだろう。 モンスターは、パワハラ人間、武勇伝語り人間、かたがき至上人間、不機嫌人間や、部下の成長を待てない治世欠落上司などが並ぶ。 それぞれのモンスターとの付き合い方が解説(?)されているのは、サバイバルのために、何よりもこれが重要だからであろう。 第2章では、「脱マンネリ!予定調和の日々をくつがえす法」が説かれる。ここでは、「お前の代わりはいくらでもいる」というかなのきつい叱責を受けたときの受け止めがコーチされている。これは、すなわち「お前じゃないとできない仕事はない」ということで、これこそあるべき会社の状態であり、目指すべき場所であると断じる。 世にサバイバル術を説くノウハウ本は多いと思うし、それなりに需要があるジャンルと思うが、本書は、実に面白い。 著者は現役銀行員とのことだが、今後のご活躍を切に願うと共に、本書の内容が銀行内で問題になって居づらさを感じるようなことのないことを願う。仮にそうなっても、この著者であれば、難なく乗り越えられるのではないかと思う。

Posted byブクログ

2023/11/25

銀行マンの凄すぎる掟 ―クソ環境サバイバル術 著:猫山課長 金融機関においては、厳しいノルマ、厳格な管理体制、世間の目、上司からの叱責。これほど一貫して人間性を損なう機会がちりばめられている業種はそうそうない。金融機関は、人間性を維持したままでは少々困難な業種といえる。お金を扱...

銀行マンの凄すぎる掟 ―クソ環境サバイバル術 著:猫山課長 金融機関においては、厳しいノルマ、厳格な管理体制、世間の目、上司からの叱責。これほど一貫して人間性を損なう機会がちりばめられている業種はそうそうない。金融機関は、人間性を維持したままでは少々困難な業種といえる。お金を扱う仕事とは、そういうものなのかも知れない。そうして、勤務する人間は心を麻痺させ、その世界観に染まっていくことになる。 納得できる日々を生きたい。でも現状を変えるだけの力はない。ならば、自分が変化して、世界を見る目を変えよう。世界の見え方を変えよう。つまりこれが、「自分の半径5メートル」を変えるということである。「自分の捉え方で世界はいくらでも変わる」ということを根底に本書は以下の3章から構成されている。 ① 会社に巣くうモンスターへの対処法 ② 予定調和の日々をくつがえす法 ③ クソ環境から自分の人生を取り戻せ クソ環境サバイバル術・・・。20年以上同じ業種、同じ企業に勤め続けている私にとって、自分の属する組織がクソな環境とは思えない。外の世界を知らないだけなのか、茹でがえるとなり、朱に染まってしまったかは定かではないが、もちろんクソ・・と思わず、ニコニコと働き続けてきたわけでもない。 今の環境と役割からすれば、そのクソ・・という環境を本書でいう5メートル以内を変えるということが一番の自分に課せられた、自分が認識している仕事なのかもしれない。直接的にお客様や地域に貢献するのでなく、環境と気持ちと環境を整えながら仲間がそれなりにk貢献できる成長できる土台をつくる、土台に変えることが求められている。 もちろん良いことばかりではないものの、自組織と他組織、そして共通ゴールを意識して取り組めばできなくもないなとも感じている。 本書では、私より少し兄貴分の方が記されている。確実に格段に仕事が出来る人だということは容易に想像がつく。良いことだけではない、現実味溢れる実体験は読んでいて引き込まれる。 自分のために、お客様のために、何より仲間のためにも5メールの変化は私も意識して取り組み続けていきたい。

Posted byブクログ

2023/10/15

普段からnoteの読者でもあるので、既視感のある内容が多い。その中でも選りすぐりであるため、ビジネスマンが読むものとしては勉強になるものが多いと思う。半径5メートルを変える、分かりやすいコピーで良いなと思う。

Posted byブクログ