実母と義母 の商品レビュー
冒頭、義父母に兄を会わせたくなさそうな空気感に 『兄の終い』と『家族』で知ってる"兄"を思い出し 胸が苦しくなった。会ったこともない人なのに… また何度も読むんじゃないかと思わせる一冊
Posted by
実母と義母は対抗心があり相手の行動に焼きもちを妬いたり嫉妬したりと聞くが、この物語のお二人は良好関係のようで良かった。 義母は息子が結婚したことで娘ができたようで嬉しかったのではないだろうか?世話を妬いたり一緒に行動したりしたかったのだと思う。ただ、ちょっと度が過ぎただけ。義母と...
実母と義母は対抗心があり相手の行動に焼きもちを妬いたり嫉妬したりと聞くが、この物語のお二人は良好関係のようで良かった。 義母は息子が結婚したことで娘ができたようで嬉しかったのではないだろうか?世話を妬いたり一緒に行動したりしたかったのだと思う。ただ、ちょっと度が過ぎただけ。義母と同じ立場になって考える事ができたなら感謝する事ができたのではないかと思う。
Posted by
家族とは何て厄介な集合体なんだろうと思わずにはいられない。 愛おしい存在でありながら、それを覆い尽くすほどの面倒。 本作は、村井さんの実母と義母のエピソードが中心に描かれた家族エッセイ。 実母の行動に、うーんと唸ってしまう場面があったけれど、結婚前からグイグイ圧力を掛けて来る...
家族とは何て厄介な集合体なんだろうと思わずにはいられない。 愛おしい存在でありながら、それを覆い尽くすほどの面倒。 本作は、村井さんの実母と義母のエピソードが中心に描かれた家族エッセイ。 実母の行動に、うーんと唸ってしまう場面があったけれど、結婚前からグイグイ圧力を掛けて来る義母の姿には辟易してしまう。 もちろん、人間誰しも良い所と悪い所があって、一面で判断してはいけないと思うが、もし自分が村井さんの立場になったら、鬱まっしぐらになると思う。 愛と憎しみは紙一重。 家族であっても一筋縄では行かない事を実感させられる。
Posted by