監禁依存症 の商品レビュー
依存症シリーズが登場人物も続いているのを知らずに『殺人依存症』の次にこれを読んでしまいました。1作目に較べるとグロさは抑えられていて割と淡々と話が進むところがかえって不気味です。最後の50ページ位からはなんだかすごかった。しかし性犯罪者や悪徳弁護士が胸くそなので私刑なんか絶対にダ...
依存症シリーズが登場人物も続いているのを知らずに『殺人依存症』の次にこれを読んでしまいました。1作目に較べるとグロさは抑えられていて割と淡々と話が進むところがかえって不気味です。最後の50ページ位からはなんだかすごかった。しかし性犯罪者や悪徳弁護士が胸くそなので私刑なんか絶対にダメと言いきれない気持ちに傾いてしまいます。
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※ 『殺人依存症』『残酷依存症』に続く三冊目。 『監禁依存症』を読み終えて先ず思ったことは、 前二冊を読んでかなり時間が経っているので せっかく読み終えたのに、どこかで大事な ピースを度忘れして細部を読み取りきれて ないんじゃないかとモヤモヤした印象が残った。 犯罪に遭い身に降りかかった出来事が あまりに酷すぎて受け止め切れず、 苦悩する被害者や家族の姿、消えない痛み、 癒えない心の傷が生々しくて読んでいて辛い。 罪を犯した加害者の残酷さや異常さも去ること ながら、間接的に傷を上塗りする法曹関係者や 外部の人間の言動がもたらす二次被害の苛烈さ、 タチの悪さに改めて胸焼けする思いがした。 被害者本人や家族たちが因果応報を願いたく なるほどの恨みや憎しみが切々と伝わってきて、 一読者の立場なのに報復感情を否定できなかった。 物語の中で主人公が法律って一体なんだろう、 なんのために、誰を守るためにあるのか、 自問し葛藤する姿に共感しました。 三冊を通して話の軸になる浜真千代は、 人の心の隙間にするりと潜り込み抗えなく してしまう不思議な魅了があるけれど、 思惑がわからなくて不気味。 本作では、精神を支配し操る恐ろしさ だけではなくて、純然たる悪意の塊だったり 凶悪な人間だと思えなくなって混乱して しまってます。
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表紙のとおり、「目には目を、歯には歯を。同じ地獄をお前にも」ですね。 簡単に殺さなくなった分主人公が成長しているのか??? あいかわらずさらさら読める。相変わらず★×5にしてはいけない感満載。 あと、毎回叙述トリックがあるけどミステリーじゃないよね~ 叙述トリック自体には力を入...
表紙のとおり、「目には目を、歯には歯を。同じ地獄をお前にも」ですね。 簡単に殺さなくなった分主人公が成長しているのか??? あいかわらずさらさら読める。相変わらず★×5にしてはいけない感満載。 あと、毎回叙述トリックがあるけどミステリーじゃないよね~ 叙述トリック自体には力を入れなくなっていっている印象。
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2日で読み終われた。 すごく面白かったが最後、メイクしてるとはいえ気付くだろとは思った。 気づかないように目を背けてるっていうのもあるがモヤモヤした
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【2024年26冊目】 読了後、唸りました。まっじで、面白かった。性犯罪が主題なので面白いと言ったらめちゃくちゃ不謹慎だとはわかっているし、私が奪われる側の立場に立っていたら、きっと面白いなんていう感想は出てこないとは思うんですけれども、唸るほど見事な構成だったなと。 あんまり時系列を気にせず読んでて、途中で「ん?」って思って見返しにいって「あ、違うかも」と思ってから余計に理解が進んだので、小説に書かれた文字で無駄なものなんてないんだよというのを改めて自分に言い聞かせていたりしました。 ずっと弁護士クソ野郎(と形容してしまう)にムカムカしてただけにブラックスカッとジャパンみたいな結末で良かった〜表紙になってる言葉通りで。 ページ数が残り少なくなるにつれ、本当に全部明らかになんの?!って心配になりました。結局8割くらいかな。 いや、でもめちゃくちゃ面白かった。不謹慎ですよ、でもね、ストーリーの緻密さとしては本当に好みでした。
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うーん、なんだか知っている話とつながっている気がする・・・と、読み始めてから気が付いた。 数年前に読んだ「殺人依存症」の続編なのか! しかも、間にもう1冊、あるみたい・・・読む順番間違えた!これから読む。 しかし、女性ってだけで生きていくのは大変なんだなぁ。
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タイトルの意味がよくわからなくて、評価下がっちゃうんだけど、お話は一気読みでした。読者の嫌悪感を一身に集める弁護士の子どもの誘拐事件。弁護士がクソすぎて、恨みを持つ人が多すぎ容疑者候補がてんこ盛り。しかも、犯人からの要求も不明瞭で、誘拐された子どもの安否が気遣われるのですが、果たして。 いや、キレイにどんでん返しされて、天晴ってかんじです。 誘拐された子どもはいなかったのか、って安堵する間もなく、ですよ。 ここまでする?っていうくらいの暴行というか傷害というか、まぁ報復なんですが、 凄惨な傷を負わされた弁護士。彼こそが誘拐の被害者だったんですな。子どもは目くらましで、妻や母親、実弟は弁護士の命をタテに協力させられていた。裏で糸をひいていたのは、もちろん我らの浜真千代です。並行して、「殺人依存症」の視点人物だった刑事の娘、架乃の物語も紡がれます。二つの話が交わるとき。 架乃は真千代にとりこまれてしまうのでしょうか。 コレ、まだ続くんでしょうか。 オススメです。
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「第一章」 怨恨の可能性有り。 優秀な弁護士として仕事をしているだけだったとしても、最低なことをした犯人側ばかりに強くてもな。 断る時の常套句だったとしても、携帯の中身を実際に見た訳ではないのに嘘だと決めつけるのは良く無いだろ。 「第二章」 汚名返上のために。 どんなものであれ...
「第一章」 怨恨の可能性有り。 優秀な弁護士として仕事をしているだけだったとしても、最低なことをした犯人側ばかりに強くてもな。 断る時の常套句だったとしても、携帯の中身を実際に見た訳ではないのに嘘だと決めつけるのは良く無いだろ。 「第二章」 汚名返上のために。 どんなものであれ犯人に繋がるものがあればいいが、何一つ証拠が無い状態で挑むのは大変なことだろ。 犯人を逮捕して欲しい気持ちはあったとしても、思い出したく無いことを語らなければいけないのは辛いだろ。 「第三章」 会話が成立しない。 指摘された通りだったのかもしれないが、そればかり指摘して議論しようとしなければ意味がないだろ。 法廷で必要以上に相手を煽るような行為を注意されても続けるのは、意図的で悪意のある言動に見られるだろ。 「第四章」 傍聴席で聞く言葉。 仕事だったからした事とはいえ、どれだけの人が傷ついてきたか良く分かる聞き込み調査になるだろう。 勇気を振り絞ってやって来たというのに、自分たち以外にもいる場所で次は言葉の暴力にあうなんて悲しいな。 「第五章」 隠す為に起こした。 男性であることが強いと思っているからこそ、勝手に勘違いをして気に食わなければ暴力に走るのかも。 これだけ計画的に行われたことであれば殺すことも簡単だったろうが、それよりも屈辱的で最悪な結末だよな。
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予備知識無しで読んだら三部作だった、しまった。 性犯罪の描写に何度か挫折しかけたが読了。 弁護士の顛末に「ざまあ」と思ってしまったことに激しく自己嫌悪する。 物語的にはドンデン返し含めて面白いんだろうけど、途中かなり気分が悪くなり、難儀した。 「強くなりたい」は共感する。 ...
予備知識無しで読んだら三部作だった、しまった。 性犯罪の描写に何度か挫折しかけたが読了。 弁護士の顛末に「ざまあ」と思ってしまったことに激しく自己嫌悪する。 物語的にはドンデン返し含めて面白いんだろうけど、途中かなり気分が悪くなり、難儀した。 「強くなりたい」は共感する。 胸糞すぎて、シリーズに立ち向かう気力がまだわかない。
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ダークヒーローがダーク過ぎて結局 人に勧められないシリーズ。 子供から大人まで性別関係なく、 果ては動物まで酷い目に合わされるので フィクションだろうが何だろうが無理って人は絶対に読まないでください。 次作はいつになるんだろう。 このシリーズ、 タイトル+依存症であって、 ...
ダークヒーローがダーク過ぎて結局 人に勧められないシリーズ。 子供から大人まで性別関係なく、 果ては動物まで酷い目に合わされるので フィクションだろうが何だろうが無理って人は絶対に読まないでください。 次作はいつになるんだろう。 このシリーズ、 タイトル+依存症であって、 依存症って実は読者のことを指してるのかなって思えてきた。 裏杉 高比良 合田 富安が好き。
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