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もう、聞こえない の商品レビュー

3.5

39件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    20

  3. 3つ

    8

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    2

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2024/09/23
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ゆったんと雪見がどっちがどっちなのか分からなくなってくる。 でもよくできたお話で面白かった。 幽霊として出てくるのが警察小説としてはあまり見た事がなかったので新しい感覚になれた。

Posted byブクログ

2024/09/20

姫川玲子シリーズを読んだ流れで手にとってみた。中心的な存在「ゆったん」と「雪美」が交互に登場して同じく出版社勤務、ん?同一人物ではないよね?読み返しても「ゆったん」の本名は書かれていない....そのまま読み進めて納得(笑)読解力なさにちょっと落ち込みました。

Posted byブクログ

2024/08/30
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サスペンスでもあり、ミステリーでもあり オカルトでもあり、ファンタジーでもあり。 まさかのなんでもあり感(笑) 意外な展開に「え?!」となった終盤 ファンタジー色が濃ゆくなった時 ちょいと熱量が下がってきたけれど 根気よく(笑)読んでみる。 あれ? いつの間にか先が気になって仕方ない ページを捲る指が止まらない。 タイトル≠結末 ここ気になる そして名コンビ誕生のような、なんだか 利用されてる感じがモヤるのはわたしだけか。

Posted byブクログ

2024/08/30
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久しぶりの誉田哲也。黒い方寄りの誉田 かな 【読間】 さすがの誉田さん、のっけから引き込まれてぐいぐいと読み進めるも・・・ちょうど真ん中辺りかな? 突然のファンタジー展開に、驚き。 まあ、非現実感満載な誉田作品も3冊ほど読みはしたけれど・・・いきなり出てきた“幽霊目線での語り”には、若干引いてるというのが正直なところ。確実に読み進めるも熱量は少々下がった。 でもまあ大好きな誉田作品、ここで読むのを辞めようとは思わない♫ 続きを・・・ 【読了】 そうだよね・・・雪美30歳が19の時の事件を、取材した元刑事が「14年も前のこと」とか言ってたしね。。。呼び名が“ゆったん”だった、などというミスリードにまんまと踊らされたよ(苦笑)。 「ゴースト〜ニューヨークの幻」を思い出した。 生まれて初めて映画館で観た、ドラえもん以外の映画。懐かし。 はじめはドン引きしたファンタジー設定だったが、頁が進むごとにしっかりと感情移入できた。 さすがは誉田哲也だな、と感心しきり。 彼女の存在を“言霊”と設定されたことでトンデモ設定に一定の説得力が植え付けられたのが、そのきっかけかしら。 悲しい事件でありながら、“言霊”となったヒロインの語り口がユーモラスで、楽しく読み進められたのも◎。 エピローグでは、成仏(?)したかと思っていたヒロインもちゃっかり現世に残っていて、なにやら記者仕事のお手伝い・・・。取調室外での雪美のキャラもいい感じに世馴れているし・・・記者+言霊のバディものでシリーズ化も可能そうなエンディングも◎。 ★4つ、9ポイント半 2024.08.30.古 ※世のあらゆるものは“言葉”によって成り立っている・・・という、刑組課長の言に重ねてのおそらくは筆者の主張、先日上巻を読み終えた「サピエンス全史」に通じる。刊行年的にも合致するし、誉田さんもあの本読んだのかな・・・ ※誉田哲也ファン、特に“苺”シリーズのファンにはニンマリもののキャラも出てきて◎。 “夫も警察官”だとは明かすものの、どこどこ署の誰々で、どんな事件を解決して・・・などと余計な説明も無くただただ“分かる人だけニンマリしてくれりゃあいいや”って感じのファサービス、とても好き♫

Posted byブクログ

2024/08/25
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ミステリー感漂う前半から一転。 なぜか人情味のある幽霊主観の展開へ。 言葉、言霊が、重要なファクターであったので 小説として楽しめたのだと思う。 福沢諭吉先生登場のくだりは、 不要な気もはしたけれど、 言霊能力の取説時間としてスパイスみたいなものか。 総じて大変読みやすかった。

Posted byブクログ

2024/07/26

読んでいてびっくりした。 作者への勝手なイメージで、また血みどろの警察小説かと思っていたのだ。 しかし、これって、おばけの話?! と言ってもホラーじゃない。 作者(お気づきだろうか:最近岩波書店の分類に従って作者というようにしている)の魅力である警察機構の描き方や、事件の描き方...

読んでいてびっくりした。 作者への勝手なイメージで、また血みどろの警察小説かと思っていたのだ。 しかし、これって、おばけの話?! と言ってもホラーじゃない。 作者(お気づきだろうか:最近岩波書店の分類に従って作者というようにしている)の魅力である警察機構の描き方や、事件の描き方は変わらない。 だが、とある事件の被疑者に聞こえる声…って?! 少し戸惑いながらも、ハッピーエンド?な終わり方に胸を撫で下ろし、満足した。 お化けも幽霊もありがたいことに私は見たことはない。 だが、わたしにも不思議な体験はある。 ぼーっとしていたある日、交差点でぐいと誰かに引っ張られ、驚くと周りには誰もおらず、目の前を車が通過していったり。 色々あって悩んでいた時、駅のホームでぼんやり佇んでいると不意に襟元を引っ張られたりしたこともある。 いずれも希死念慮があったわけではないが、あれはなんだったのか。 だから、本作を突拍子もない、と思いつつ、警察小説とおばけを組み合わせても意外と悪くない、と感じた。 ただ、お化けの声なんて公判を維持するための証拠にはできない。 だから正当防衛で話を組んだんだな。 純粋にエンタメとして楽しめた。 急な?おばけの登場に好き嫌いはあるかもしれないけれど。

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2024/05/13

ジェットコースターのような小説でした。 あぁ青春だなぁとホワホワした気持ちで読んでいるうちに、カタカタと高いところに持っていかれ、次の1行でガタンと落とされる。 そんな風に、スピード感があるということではなく、ゆっくりゆっくり、噛み締めるように物語を楽しませてくれていたかと思...

ジェットコースターのような小説でした。 あぁ青春だなぁとホワホワした気持ちで読んでいるうちに、カタカタと高いところに持っていかれ、次の1行でガタンと落とされる。 そんな風に、スピード感があるということではなく、ゆっくりゆっくり、噛み締めるように物語を楽しませてくれていたかと思うと、急降下で一気に物語に引き込まれる、それを何度も味わえました。 そういった実験的な構造を持ちながらも物語はしっかりと誉田哲也さんクオリティ。 物語としても読書体験としてもおすすめです。

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2024/04/18

警視庁本部所属の竹脇元は、上司からイレギュラーながら高井戸署での取り調べを命じられる。 被疑者は、傷害致死容疑の週刊誌編集者中西雪実。彼女は、「声が、聞こえるんです」と、供述を始める。 一方で、モノローグ的な「私」視点で綴られるのは、過去の話の様。 「私」とは誰なのか、現代の事件...

警視庁本部所属の竹脇元は、上司からイレギュラーながら高井戸署での取り調べを命じられる。 被疑者は、傷害致死容疑の週刊誌編集者中西雪実。彼女は、「声が、聞こえるんです」と、供述を始める。 一方で、モノローグ的な「私」視点で綴られるのは、過去の話の様。 「私」とは誰なのか、現代の事件とどのように関連するのか、戸惑いながら読み続けることになる。 やがて、ある頁でそれが明らかになり、思わずそれまでの頁を読み返すことになった。 著者の巧みな仕掛けとミスリードに唸らざるを得ない。 一般的な警察小説に「言霊」を組み合わせ、特異なミステリーとなっている。

Posted byブクログ

2024/03/26

過去と現在が繋がる瞬間にワクワクした。そして、想定外のストーリーが待ち受けていてどうオチがつくのかと思ったが、納得の終わり方でよかった。

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2024/03/11

えっと、タイトルは聞こえてないけれど、ゴリゴリ聞こえているのだね。 残念ながらこっちは必死に祈っても聞こえないのね。

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