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二度と君を離さない の商品レビュー

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2025/10/27
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かつて恩人の頼みで“形だけの妻”になった涼楓。 心に秘めた想いを隠したまま、ただ静かに彼を支え続けた彼女の前に、 再び現れたのは、一度は手放した愛しい人――社長の京志郎。 「君を手放したことを後悔している」 再会の瞬間に抱きしめられ、涼楓の心は崩れ落ちるようにざわめいていく。 長い時間を経てようやく交わる視線。 夢のようなキス、抑えきれない熱。 恋い焦がれた年月が、一瞬で溶けていくような甘さが胸を締めつけました。 京志郎は、まさに“堅物×一途×紳士の極み”。 理性で恋を抑えようとしても、彼女の存在がすべてを凌駕してしまう。 再会してからの彼の言葉の一つひとつが優しく、 それでいて焦がれるような熱を孕んでいて、読んでいて何度も息を呑みました。 涼楓もまた、ただ愛されるだけのヒロインではなく、 過去のしがらみや葛藤を抱えながらも誠実に向き合う姿が印象的で、 彼女の強さがあるからこそ、二人の再会はより尊く感じられました。 恋の続きではなく、人生の続きを共に生きていく――そんな想いが溢れた物語。 甘くて切なくて、それでも“赦しと再生”を描くような優しい再会愛。 溺愛シーンの描写はもちろんのこと、 京志郎の低く囁くような愛の言葉が、とにかく心に沁みました。 読後はまるで長い夢から覚めたような温もりに包まれます。

Posted byブクログ