#Z世代的価値観 の商品レビュー
とても面白くて参考になりました。 自分の意見をしっかりと言えるこの世代の人達と語り合いたいと思いました。
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2024/11/04 最初は日本の世代論の本なのかなと思ったけれど、そうではなくてアメリカの海外文化圏のZ世代について論じた本だった。 アメリカと日本ではZ世代という括りも解釈も全然違うんだなということは分かったが、やっぱり使われてる言葉に英語のカタカナ読みが多くあって意味を調べ...
2024/11/04 最初は日本の世代論の本なのかなと思ったけれど、そうではなくてアメリカの海外文化圏のZ世代について論じた本だった。 アメリカと日本ではZ世代という括りも解釈も全然違うんだなということは分かったが、やっぱり使われてる言葉に英語のカタカナ読みが多くあって意味を調べながらでないと読み進めていくのにちょっと難解な印象を受けた。 この本で論じられていることにTikTokでの流行りの変遷や若者たちのSNSを中心とした思考の変遷も書かれていたのだが、主にインターネットの内容やホームページの内容が参考として載っていて、どうも「ここに書いてある流行りのタグのこととか若者が〜となっていて〜」というような論はこの著者がインターネット上でたまたま目にしたものを中心としたもので何か確証に至るための説得力に欠ける気がすると思ってしまうのは自分がアナログ人間側になりつつある証拠なのだろうかとも思ってしまう。 中には確かにそうだなと思うことも多くあって、いつか読んだ内容が役立つといいなと思いました。
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軽い気持ちで読み始めましたが、アメリカのZ世代や日本のZ世代の価値観の違いや社会問題など、勉強になるような内容でした。少し話のレベルが高くて自分には難しいところもありましたが、なるほどと思える事も沢山あって、著者さんがまさにZ世代でありながら現代を凄い鋭い視線で分析されているので...
軽い気持ちで読み始めましたが、アメリカのZ世代や日本のZ世代の価値観の違いや社会問題など、勉強になるような内容でした。少し話のレベルが高くて自分には難しいところもありましたが、なるほどと思える事も沢山あって、著者さんがまさにZ世代でありながら現代を凄い鋭い視線で分析されているので驚きました。
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アメリカのZ世代の最近の動向について、わかりやすく解説してくれてる 永井玲衣さんとの対談がとてもよかった
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【はじめに】 https://gendai.media/articles/-/116346 【試し読み】 https://gendai.media/articles/-/116286 https://gendai.media/articles/-/116756 【対談】 SI...
【はじめに】 https://gendai.media/articles/-/116346 【試し読み】 https://gendai.media/articles/-/116286 https://gendai.media/articles/-/116756 【対談】 SIRUP https://gendai.media/articles/-/108980 https://gendai.media/articles/-/109170 永井玲衣 https://gendai.media/articles/-/119282 https://gendai.media/articles/-/119750
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「アメリカのZ世代はこんなこと考えてる」をコラム的に知ることができる。 マーケティング本ではない。 「若えやつらは何が楽しくて仕事してんだか」と新橋でシルバー世代と飲んでるんだったらこれ読んでおいたほうが若者を理解できるかも
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様々な社会的背景や事件などを踏まえて形成されたZという世代を、世代の象徴的価値観の成り立ちを、いくつかの側面から紐解いていく内容。 Z世代は選択できる価値観、というのがよく理解できた。 後半の対談集もとても読み応えがある。
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Bimboムーブメントの新しさは、男性中心的な「知性」の定義を覆すことによって自由になろうとしてる点。それゆえ、彼らは「おバカなギャル」を装う。エリート主義が根付くマイノリティ蔑視や階級主義に対する抗議を体現する。シス・ヘテロ男性中心的な社会によって決められた理不尽なルールへの絶...
Bimboムーブメントの新しさは、男性中心的な「知性」の定義を覆すことによって自由になろうとしてる点。それゆえ、彼らは「おバカなギャル」を装う。エリート主義が根付くマイノリティ蔑視や階級主義に対する抗議を体現する。シス・ヘテロ男性中心的な社会によって決められた理不尽なルールへの絶望や共産主義の、重要性、そして「自由に生きたい」「私たちはイケてる」という叫び。男性中心社会の視点から決められたものがいかに陳腐なものかが理解された上で、改めてそのステレオタイプを皮肉的にとりいれている。社会への絶望を目の当たりして来たZ世代が、せめて可愛い格好して、自分たちを縛りつけている社会規範をぶち壊し、オルタナティブな「知性」をシェアすることで、人生を少しでも楽しもうとしている。
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この本が何かで紹介されていて、なぜだか気になった。 「若者の対応に困っている」なんてことはないのだけど。 もしかしたら、対比して自分がどんな人間かを把握したいのかもしれない。 アメリカのZ世代に関する本。 日本の「ゆとり」みたいなレッテルの話ではない。 同じ世代に生まれ育てば、...
この本が何かで紹介されていて、なぜだか気になった。 「若者の対応に困っている」なんてことはないのだけど。 もしかしたら、対比して自分がどんな人間かを把握したいのかもしれない。 アメリカのZ世代に関する本。 日本の「ゆとり」みたいなレッテルの話ではない。 同じ世代に生まれ育てば、同じような社会の影響を受けるから、世代の傾向を把握するのに役立つよね、という感じ。 この本によると、Z世代は不景気やコロナによって、未来への希望を抱けないという。 全体としてはどうにもならないから、せめて個人でハッピーになろうという行動を取るらしい。 言われてみれば、若い人からはそんな印象を受ける気がする。 でも、自分も昔は個人でハッピーを目指してた気がする。 仕事でできることが少ないから、腐りがちで「せめてプライベートを楽しむぜ」という心持ち。 社会の背景なのか、人生経験なのか。 もっと上の世代の人たちって、どうだったんだろう。 プライベートを楽しむ余裕がなかったのかもしれない。 それなら、仕事の中で存在意義を見出すしかないか。 若いころ趣味に走ったのは、その世代を見た反動なのかもしれない。 ずーっと、何かから何かへの過渡期なんだろうな。
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※このレビューにはネタバレを含みます
時代の空気や価値観を鮮明に言語化していてめちゃくちゃ面白かったです。 それ、しんどいよね。の前提が共有できる安心感がすごい。読んでよかった。 永井玲衣さんとの対談はとくに刺さりました。 「正解がないのに間違いだけが指摘される社会って、どれだけ苦しいんだろう」 た、たしかに…。 (と、思ってしまったこと自体にも少しむなしくなってしまったり。) そのほか、メンタルヘルスについて触れていて気になった部分を引用します。 -- この辛い社会に生きていて、精神的にダメージをうけない方が非現実的だ。メンタルヘルスの問題が全くない人なんていない、という前提を共有し、「自分と向き合おうという意思があるのはよいこと」「自分で治そう、助けを求めようとする姿勢は素敵」であると、社会全体が肯定的に捉えられるようになってきている。 -- 自分の感情と向き合い内省する時間を持っていることや、専門家に定期的に相談することを、「ちゃんと自分を大切にしていてえらいね」とカジュアルに話せる空気がもっと浸透したらいいなと思った。 ほかにも、インフルエンサー消費への嫌悪感から「#deinfluencing」(これ、SNSで話題だけど別に大した商品じゃないから無駄に買わないほうがいいよ)がトレンドになったとか、TikTokで書籍を紹介する「#BookTok」とか「#Japanuary」(日本文学を紹介するハッシュタグ)とか、興味深いムーブメントについて語られていました。 おすすめです!
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