悪逆 の商品レビュー
黒川さんの著書は、構造が複雑で一読だけでは理解するのが難しいストーリーが多いですが、今回は予め犯人と事件の描写があり刑事が一つ一つの小さい手掛かりを丁寧に詰めていくストーリーになりますので物語に入り込み易いと思います。 そのせいか、登場人物も多くありましたが、この人何だっけも無く...
黒川さんの著書は、構造が複雑で一読だけでは理解するのが難しいストーリーが多いですが、今回は予め犯人と事件の描写があり刑事が一つ一つの小さい手掛かりを丁寧に詰めていくストーリーになりますので物語に入り込み易いと思います。 そのせいか、登場人物も多くありましたが、この人何だっけも無く読み込めました。 部活に信頼篤くワルを倒す犯人をちょっと応援してる自分がいましたね
Posted by
やっぱり、刑事物は面白いな。500ページを超えるのに、1週間は掛からなかった。 にしても、この話、殺された人は皆悪党、殺した犯人は元刑事なんだけど、悪党だから殺すという理由だけでこんなにつき進むものなんだろうか。その先にある何かがあったのかよくわからないけれど、この元刑事には逃げ...
やっぱり、刑事物は面白いな。500ページを超えるのに、1週間は掛からなかった。 にしても、この話、殺された人は皆悪党、殺した犯人は元刑事なんだけど、悪党だから殺すという理由だけでこんなにつき進むものなんだろうか。その先にある何かがあったのかよくわからないけれど、この元刑事には逃げおおせて欲しかった。
Posted by
大阪の警察官2人が関西弁をしゃべり、メシを食いながら、犯罪事件解決に奔走する、いつも通りの黒川博行作品。相変わらずブレない。そして、犯罪につながる現代社会システムのヤミにも迫る。本作品のヤミは金取引と宗教法人。さらに警察が犯罪捜査に多用するNシステムの説明は教科書ともいえるくらい...
大阪の警察官2人が関西弁をしゃべり、メシを食いながら、犯罪事件解決に奔走する、いつも通りの黒川博行作品。相変わらずブレない。そして、犯罪につながる現代社会システムのヤミにも迫る。本作品のヤミは金取引と宗教法人。さらに警察が犯罪捜査に多用するNシステムの説明は教科書ともいえるくらいの詳しさ。車を使った犯罪を考えている人は、絶対に知っておくべき。ITを使った車両ナンバー検索はここまで進んでいるのだ。 主人公2人の警官が追うのは連続強盗殺人犯。単独で緻密で残酷な計画を実行し、殺人と大金取得を繰り返す冷酷な犯人。と、その犯人に対して、組織の行動力と推理力で勝負する警察。この一進一退の攻防による緊迫感がたまらない。 ただ、犯人の事件への動機が説明されないのが残念。それもまた黒川作品ではよくあることではあるのだが。特に最後の殺人事件。充分なカネも得たし、警察にマークされていることもわかっている犯人が、さらに長距離移動の果に事件を犯そうとする動機がよくわからない。わざと破滅に向かって突っ走るシリアルキラーなのか?
Posted by
強盗殺人とそれを追う刑事の両方を交互に追う、クライムストーリーだがユニークなのは、淡々と進むこと。淡々と犯罪をおこし、淡々とそれを追う。だんだんと両者が近づいていく。ドンデン返しとかトリックではなく、その両者が淡々と近づいていくところにリアリティと興奮があるというのがおもしろい
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
うん。合わない。 初読みの作家さん。「後妻業」とかは聞いたことがある。 /ᐠ。ꞈ。ᐟ\/ᐠ。ꞈ。ᐟ\/ᐠ。ꞈ。ᐟ\??? 警察小説&クライム。 悪いことをして儲けたやつが次々と強盗殺人に遭います。 で、警察が捜査します。というお話。 犯人と警察側が視点を変えて交互に語られる形式。 まるで感情が刺激されなかったなぁ。 ドキドキもワクワクも怒りも哀しみも 犯人も分かってるし、特に謎らしい謎もなく、警察側が犯人を特定して捕まえるのを眺めるだけの作業。 犯人の動機にも特に深みはなさそう。 クライムサスペンスとしても少々パワー不足。 冒頭に主な登場人物として3ページも使っているけど、覚えるべきは犯人と追う警察のコンビの計3人だけでかまわない。 登場人物の背景にも特には何もないので、感情移入もしづらい。 設定資料に多少の肉付けをしただけ、という感想しか持てなかった。 設定が書かれてるだけで人間が書かれてないのは/ᐠ。ꞈ。ᐟ\んく感じてしまうのよ。 警察物好きな方には刺さるのだろうか? まあでも、高評価の方が多いし、吉川英治文学賞だし、俺と合わなかっただけなんだろうな~。きっと。 表紙の栗の意味はなんだろ? 最後まで読んでもわからーーーん。
Posted by
夫の実家の辺りが舞台なのと、玉川さんのキャラが義父に被って、私にとって印象深い。玉川さん、いい味ですわ。犯人はどうしょもないやつだけど、いそうですよ、こうゆう人。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
全ヘッダー表示▼ 連続強殺犯とそれを追う大阪府警捜査一課のクライムサスペンス。 犯人の動機が最後まで分からないのが残念ですが、事件の実況中継的なものは著者の真骨頂という感じです。 警察側では視点が捜査一課の舘野ですが相方の玉川がキレキレで敏腕刑事という感じでした。 特に玉川の調査の時の口調や態度に読者の自分も腹が立ちそうになりました。 とにかくラストの方は手に汗を握る攻防の展開で一気読みでした。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
面白かった。 犯罪者側の計画や手口が巧妙で、唸るばかり。1件目と2件目で手口を変えるというのも、頭イイ!また、それらを可能にする能力の高さもすごい。つよい。殺傷シーンの描写が痛々しい。 玉川と舘野のキャラクターも良かった。いきいきと魅力的であった。玉川のような役割の人間がきちんと有能であると安心する。 Audibleで聞いたが、関西弁に違和感がなく聞きやすかった。 箱崎は、捜査の手が迫ってきたために慌てて逃亡を試みた、ように読める。そうでなければ、あらかじめ偽造パスポートも航空券ももっと安全な方法で用意できるはず。警察の動きが遅かったら、もっと消したい人間はいたのか、それとも海棠まで倒せたら満足だったのか。 どこかで動機が語られるかと思ったが、特にそのような説明も無かった。思想犯?地位を失ったことによる逆恨み? ながら聞きした部分があり、聞き逃したかもしれないが、エピローグで「黙秘」とされている以上やはり謎のままなのか。 他の方の感想を読んだところ、なんと連載時とは結末が異なるらしい。そちらも気になる。 逃亡成功ENDなのかしら。
Posted by
著者の疫病神シリーズが好きで、他の作品も読むようになりました。 読み応えがあって面白いです。 軽快な会話が子気味よく楽しいです。食事シーンも好き。 人物像の掘り下げがわりとあっさりしているので感情移入しにくいのですが、淡々と事実のみ描かれていくので場面の想像がしやすいです。 ❀❀...
著者の疫病神シリーズが好きで、他の作品も読むようになりました。 読み応えがあって面白いです。 軽快な会話が子気味よく楽しいです。食事シーンも好き。 人物像の掘り下げがわりとあっさりしているので感情移入しにくいのですが、淡々と事実のみ描かれていくので場面の想像がしやすいです。 ❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀ 周到な準備と計画によって強盗殺人を遂行していく男――。大阪府警捜査一課の舘野と箕面北署のベテラン刑事・玉川が、広告代理店の元経営者殺害事件を追うなか、さらに被害者と面識のある男が殺される。二人はそれぞれ士業詐欺とマルチ商法によって莫大な金を荒稼ぎした悪党で、情報屋の標的になっていた。警察は犯行手口の違いから同一犯による可能性はないと判断するが、いずれも初動捜査で手詰まりとなる。犯人像を掴むことができないまま、さらには戦時中に麻薬密売組織に関わり、政治家とも昵懇だった新興宗教の宗務総長が殺害される。警察の動きを攪乱しながら凶行を続ける男の目的はどこにあるのか? 舘野と玉川は、凶悪な知能犯による完全犯罪を突き崩すことができるのか?
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ベテラン刑事と若手刑事の関西コンビが明快でとても良い。毎回食事シーンの場面が出てくるが、いつも美味しそうだし会話が人間じみていて親近感が湧く。 知能犯をじわじわと迫っていく地道な捜査が丁寧に描かれているなと感じた。面白かった。
Posted by
