悪逆 の商品レビュー
警察、悪党、裏社会…広範囲に精通している黒川先生。今回も大阪らしいユーモアとリアルさに没入した。現場の緊迫した空気を一掃する玉さんとたーやんの会話。箱崎の尋常でない周到さにゾッとした。
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設定に惹かれて。刑事の名前が沢山出てくる割にそれぞれのキャラクター付けが薄いので覚えられない。が、薄ら覚えの状態でも読み進められたのでヨシッ。 犯人パートで動機があまり出てこなかったのでしっくりこなかった。 後妻業自分でパロってたのは笑った。
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立て続けに似た傾向の小説を読んでいるが、どうも自分とはフィーリングが合わないようだ。 ハードボイルド小説で、刑事が犯人を追う切迫した場面もあるが、なぜか第三者的な目で見てしまい、ドキドキ感がない。 年末にかけ、この類の本をまとめ読みしたが、これで終わりにする。
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何かちょっと真面目さが、いつもより増してるかな。と言っても、刑事物なんだから当たり前か。 いつものシリーズものではなかったからね。
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連続して発生した強盗殺人事件、これらの事件につながりはあるのか…事件を追いかける二人の刑事の大阪弁の掛け合いが今回も面白くページを捲る手がとまらなかった。
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2023/12/6読了。 警察側と犯人側の話が交互に出てきて、臨場感がある。 長く地道な操作の末に、ようやく犯人の尻尾にたどり着いた時は、読んでいるこちらも「やったー」とつい声を出してしまった(笑) 長さがある割にとても読みやすいけれど、犯人はなぜ目立つ外車にずっと乗っている...
2023/12/6読了。 警察側と犯人側の話が交互に出てきて、臨場感がある。 長く地道な操作の末に、ようやく犯人の尻尾にたどり着いた時は、読んでいるこちらも「やったー」とつい声を出してしまった(笑) 長さがある割にとても読みやすいけれど、犯人はなぜ目立つ外車にずっと乗っているんだろう、とか、犯行に使用した車、売るのではなく、こっそり廃車にして仕舞えばよいのに、とか、いろいろ素人考えから脱却できなかったのが、我ながら残念。 犯人の動機にしても、持って生まれた性質によるところが大きいというところも、ちょっとなぁ、と。 玉さんとたーやんのコンビはでも良かった。 会話もおもしろい。 こういう真面目で優秀で人間味のある刑事さんたちばかりであることを祈る。
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大阪府警の舘野と箕面北署の刑事玉川が、広告代理店の元経営者殺害事件を追うなか、さらに被害者と面識のある男が殺害。 二人は詐欺とマルチ商法によって荒稼ぎした悪党。 警察側、犯人側の両方からストーリーが描かれていきます。 周到な準備と計画によって強盗殺人を遂行していく男と、初動捜査で...
大阪府警の舘野と箕面北署の刑事玉川が、広告代理店の元経営者殺害事件を追うなか、さらに被害者と面識のある男が殺害。 二人は詐欺とマルチ商法によって荒稼ぎした悪党。 警察側、犯人側の両方からストーリーが描かれていきます。 周到な準備と計画によって強盗殺人を遂行していく男と、初動捜査で手詰まりとなっている警察。 警察を攪乱しながらさらに犯行を重ねる男の目的はどこにあるのか。 警察は完全犯罪を突き崩すことができるのか。 最後の最後まで、結末が読めません。 文句なしに面白いです。
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相変わらずテンポよく、そこに軽妙な会話が加わって楽しめる作品になっている。さらに登場人物がなぜか昭和感満載なのはなぜだろう?
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136最近は単発ものが多いね。途中までの詳細な流れに比べると最終ラストあたりが薄く感じる。このコンビもいい相棒みたいやし次作も期待です。
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すっかり引き込まれて夜中までがっつり読んでしまった。 犯人と捜査側が交代に書かれていて、臨場感もあってハラハラした。 玉さんとたーやんのコンビにほっこりしたのもなんだかよかった。
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