差別する人の研究 の商品レビュー
最近、差別と区別の境がわからないと感じることがあり、「私は差別する人」なのか?と手に取りました。 うんうん、そうだね、で?という内容でした。 最後の数ページがヒントなのかな。 「差別する人」なのかもしれない。という客観視をできるように。
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最初の章が男女差別や男尊女卑に対する話題で持ちきりだったため、本を間違えたかと思いながら読み進めた。 しばらく進めると、これは「差別する人」の研究という名が表すことがふと腑に落ちた。部落差別は一つの切り口でしかなく、あくまで対象は「差別する人」なのだなと。 「差別する人」として今後の自身の在り方を見直す必要がありそうだ。 コンプラやハラスメントや差別なんかを気にするあまり、他者に対して無関心が最適解と言う勘違いが、自分含め世に蔓延っていて、これは相手のアイデンティティを受け入れないことに繋がるため差別解消への一つの壁になるようだ。 なかなか難しい世の中だ。例え部落差別が完全に解消しても次は新たな別の差別が生まれて、差別者が"暴力"の正当化のために被差別者を作り出す。 そんな世界でも楽しく生きたいものですね。
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パッとタイトルを見ただけで「差別する人の心理や動機」を広く扱ってるのかと思って借りたら全然思っていた内容と違った。 子育てしているここ10年、夫の仕事や子供の中学受験の合否、偏差値、所持しているブランド品、学歴、自分以外の事で優越感を感じ、マウントを取る慇懃無礼な人と関わること...
パッとタイトルを見ただけで「差別する人の心理や動機」を広く扱ってるのかと思って借りたら全然思っていた内容と違った。 子育てしているここ10年、夫の仕事や子供の中学受験の合否、偏差値、所持しているブランド品、学歴、自分以外の事で優越感を感じ、マウントを取る慇懃無礼な人と関わることが多くどんな思考か知りたい。そう思って借りたのに、被差別部落の話だった。 東京育ちなのでサラッとしか同和教育を受けていない。いい機会だと思って読了。
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差別とは変容していくもの。差別の再生産という言葉があるが、これは差別をされる側が変わっていくという問題。それに対して本書ではあくまで差別を“する側”について、どのように変わっていくのかということを論じていた。古典的レイシズムから現代的レイシズムに変わっていく過程で社会システムに入...
差別とは変容していくもの。差別の再生産という言葉があるが、これは差別をされる側が変わっていくという問題。それに対して本書ではあくまで差別を“する側”について、どのように変わっていくのかということを論じていた。古典的レイシズムから現代的レイシズムに変わっていく過程で社会システムに入り込んでいく差別にウイルスのようなしぶとさを感じた。
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なんとなくそうだろうな、と思うことが統計的に裏付けられているだけで(現代は人への差別より土地への差別の方が色濃いとか)、取り立てて新しい発見があるわけではない。 ディベロッパーの友達と話していても、彼自身が差別的人間であるかどうかに関わらず、仕事上で部落の土地を把握するという考え...
なんとなくそうだろうな、と思うことが統計的に裏付けられているだけで(現代は人への差別より土地への差別の方が色濃いとか)、取り立てて新しい発見があるわけではない。 ディベロッパーの友達と話していても、彼自身が差別的人間であるかどうかに関わらず、仕事上で部落の土地を把握するという考え方が定着しており、差別というのはこのように社会に残り続けるのだと感じたことを覚えている。 特権言説の理由として挙げられていた「資源をめぐる競争的考え」というのは良いフレーズだと思った。 現状への怒りや不満が、自らの状況をよくするための問題解決行動ではなく差別的感情に転化されるのは、為政者の思うつぼだしそれでは社会はよくならない。権利という資源をめぐって社会の間で競争するのではなく、社会改革につなげるにはどうしたらいいのだろう。 犯罪被害者の、受刑者への人権保障も、報復感情よりこちらの方が大きい気がするな、と思いながら読んでいた。
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部落差別を基礎としながら差別全体について考察していて面白かった 部落差別のもつ系譜性とレイシズムとの重なり、地価という形で市場に組み込まれた部落差別 「まさに現代の差別は、「差別する人」を免責する構造を持ち合わせているのだ。」(p.206)
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ちょっと思っていた内容とは違いますが、差別される人ではなく、差別する人を研究しているというのは目からうろこだし、言われてみればなんでいじめるのか、という方が重要だよなあとつくづく思いました。 小さい差別としては片親という事を体験していますが、今でこそ珍しくも有りませんが、子供の頃...
ちょっと思っていた内容とは違いますが、差別される人ではなく、差別する人を研究しているというのは目からうろこだし、言われてみればなんでいじめるのか、という方が重要だよなあとつくづく思いました。 小さい差別としては片親という事を体験していますが、今でこそ珍しくも有りませんが、子供の頃はたまにかわいそうなどと言われることも有りました。妹に至っては片親の子とは遊ばないように言われたりして、泣いていたこともありました。信じられない事でありますが本当の事です。 仮に誰かが「なんで差別されると思う?」と言って来たら秒で「知らんがな」と返すしか無いです。差別する方に聞けとしか言いようがない。 そういう訳で、国籍や出身地など様々な差別が有りますが、差別をする側に「なんで?」と聞いたらちゃんと答えられる人居ないんじゃないですかね。というか恥ずかしくて言語化出来ないんではないかと。 でもそうやって問いかけていく事で、差別は恥ずかしい事だという認識を持たせることが重要なのかもしれませんね。
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装丁から感じた印象と違って想像以上に研究してて読み進めるのに時間がかかりました システムに組み込まれた差別を解消するために注目しなければいけないのは意識(個人)か仕組み(社会)か
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配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01425990
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メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1743247459126817214?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw
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