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インド グローバル・サウスの超大国 の商品レビュー

3.9

15件のお客様レビュー

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2026/01/15

親日国として聞くけど、どんな国んだろうと思って。 1947年に独立と聞くと、100年前は植民地だったとか。時間の感覚が良く分からなくなる。 以下メモ ・IT産業の発展 アメリカとの「半日」の時差 アメリカでの夜間にデータ処理などの作業が行われ、重宝された。 ・医薬品産業の...

親日国として聞くけど、どんな国んだろうと思って。 1947年に独立と聞くと、100年前は植民地だったとか。時間の感覚が良く分からなくなる。 以下メモ ・IT産業の発展 アメリカとの「半日」の時差 アメリカでの夜間にデータ処理などの作業が行われ、重宝された。 ・医薬品産業の発展 薬を飲んだことのない人が多く、インドでの治験が有利になる。 (前に、ウイルス学者の話を読んだけど、著者が結核の研究に参加したかったけどBCG予防接種を受けてたから参加できなかったらしい。そういう関係もあるみたい) ・ダイヤモンド加工業 世界のダイヤモンド取引市場におけるインドのシェアは金額ベースで55%、数量ベースで92% 17世紀まではインドは最大の産出国だったが、枯渇し現在は加工をビジネスにしている。加工をになっているのは、ジャイナ教徒。不殺生を貫く厳格なベジタリアン、虫を殺せないので農業に従事できず、宝石ビジネスに参入した経緯。 ・世界不平等報告書2022年版によると、世界で最も貧富の格差が著しい国の一つ。 ・アドハーナンバー それまでは多くの人が銀行口座を持っておらず下級官僚や農村の有力者による政府補助金の違法な中間搾取が蔓延していたが、アドハーナンバー(マイナンバーみたいな)と個人証明IDカードを導入し、全国民に口座を開設、補助金を直接支給できるようになった。 ・最近では、日本からインドに支援するニュースばかり目にするけれど、日本の戦後はインドからの支援が大きかった。第二次世界大戦後、日本が降伏した後に連合国が日本の戦争指導者たちを裁いた「極東国際軍事裁判」では、インドの判事が唯一無罪を主張した。インドは白人の植民地支配に長年苦しんでいたため1905年の日露戦争における日本の勝利に、大きく勇気づけられた。 ・デリー・メトロの大成功 総事業費1兆7377億円のうち、8251億円が日本の円借款(政府開発援助(ODA)の一環として、日本政府が開発途上国に対し、低金利・長期の緩やかな条件で円建ての資金を貸し付ける制度) 資金面だけではなく、文化面も支援。それまでは数時間遅れも日常茶飯事な交通機関の中で、メトロだけが数分の誤差で正確に運行されている。メトロ開発のプロジェクトの中で、インドの人は「ノーキ(納期)」という言葉を使うようになったとか。 ・日本企業は現地化が課題 現地化:企業が海外の市場で事業を展開する際に、製品・サービス、マーケティング、経営方針などを現地の文化、習慣、法律、ニーズに合わせて最適化する戦略。単なる翻訳や輸入ではなく、現地人材の活用、現地での生産・開発、現地の商習慣に合わせた運営を通じて、その地域に深く根ざし、受け入れられることを目指す ・インドは非同盟中立国 第二次世界大戦後の冷戦の中で、いずれの陣営にも加わらない外交姿勢を取ること。インド首相ネルーが提唱し、1950年代の国際政治に大きな影響を与えた。現在も非同盟運動(NAM)諸国は国連総会の中で一定の勢力となっている。 ・核保有国 核保有国は、アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国(NPT上の5カ国)と、核保有を宣言・開発しているインド、パキスタン、イスラエル、北朝鮮の合計9カ国

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2025/08/28

今や人口で中国を抜き、米中露と独自の道を歩む超大国インド。インドの国内事情から各国との関係など内外の全ての現況を分かりやすく解説した作品。 子供が南インド系の言語を学び始めたのを機に手にとってみた。将来的な可能性という点では大いに有望な国。 しかし何より、30年前教わった知識は...

今や人口で中国を抜き、米中露と独自の道を歩む超大国インド。インドの国内事情から各国との関係など内外の全ての現況を分かりやすく解説した作品。 子供が南インド系の言語を学び始めたのを機に手にとってみた。将来的な可能性という点では大いに有望な国。 しかし何より、30年前教わった知識はつくづく役立たないと痛感。中国、インドがこれほど台頭し、相対的に日本が凋落する日が来るなんて。

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2025/03/06

今最も有望な新興国でありグローバルサウスのリーダー、日本の重要なパートナーでもあるインドについて基礎的な理解を深められる本。一口にインドと言っても地域によって文化や経済は全く異なる。地理・民族・国内政治・外交・経済、様々な観点からインドについて見ることで、この国への理解が一段と深...

今最も有望な新興国でありグローバルサウスのリーダー、日本の重要なパートナーでもあるインドについて基礎的な理解を深められる本。一口にインドと言っても地域によって文化や経済は全く異なる。地理・民族・国内政治・外交・経済、様々な観点からインドについて見ることで、この国への理解が一段と深まる。

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2025/01/05

私はインドについては首相の名前と首都の名前を知ってるくらいで、正直それ以外は何も知らないレベルだったが、インドに関する入門書ということで読んでみた。社会、経済、内政、外交について読みやすい文章で幅広く網羅しており、学ぶことが多かった。発展するインド経済や対中国を念頭に置くと、日本...

私はインドについては首相の名前と首都の名前を知ってるくらいで、正直それ以外は何も知らないレベルだったが、インドに関する入門書ということで読んでみた。社会、経済、内政、外交について読みやすい文章で幅広く網羅しており、学ぶことが多かった。発展するインド経済や対中国を念頭に置くと、日本にとって今後ますます欠かせない存在になるだろう。日印の連携を強く推し進めていた安倍元総理が亡くなったことが悔やまれる。

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2024/11/13

インドは今や人口では世界一、GDPでは世界第5位の大国になりました。 このインドについて社会や経済、外交についてひと通り解説されています。 安倍首相が日印間の友好に多大な貢献をしたことがわかりました。 インドは北の地方よりも南の地方のほうが発展していることがわかりました。 ...

インドは今や人口では世界一、GDPでは世界第5位の大国になりました。 このインドについて社会や経済、外交についてひと通り解説されています。 安倍首相が日印間の友好に多大な貢献をしたことがわかりました。 インドは北の地方よりも南の地方のほうが発展していることがわかりました。 日本の技術指導でできたインドのメトロ、鉄道は、インドなのに時間に正確だそうです。 いつかインドに行ってみたいと思いました。

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2024/08/22

インドという国を政治、経済、社会、外交、日印関係の視点から歴史的背景や最新情勢まで含めて広範に端的に説明され、インドの基本理解に最適。興味のあるテーマを見つけて深ぼるのが良さそう。

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2024/08/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

インド人は出身地、言語、宗教、カースト、によって規定される。 インド経済は内需主導。海外に影響されにくい。 製造業が弱く、サービス業主体。中国と違うところ。 インド経済の担い手は財閥。 人口大国。14億人。現在は合計特殊出生率は2人程度。ただし死亡率が減っているため、人口は増加中。2040年代前半までは人口ボーナス期。それ以降はオーナス期にはいる。製造業が中心になれば、経済発展できる。 人口抑制策は、ガンディーの時代に強制的避妊手術が行われて反感を買った。そのため避妊ではなく女性の教育は保険政策によっている。女性の教育水準が高くなれば出生率が下がる。 世界に印僑ネットワークがある。人材の宝庫。ITからヨガまで。 高額紙幣廃止の影響で、インド経済は減速=水清くして魚棲まずの状態。 インド農業の生産性の低さ。 深刻な男女間格差=ダウリー制度(持参金制度)の影響。出生男女比が偏っている。 大気汚染が深刻。 台湾企業が巨大投資フォンファイのiフォン組み立て工場。 米印関係は中国への対抗から。 戦後日本の復興を支えた=名だたる親日国。日露戦争の勝利は、インド人を勇気づけた。インドの鉄鉱石や綿花が物資不足の日本を助けた。 インドのソフトウエア部門は自社のハードウエアを持たない点で伸び悩んでいる。日印EPA協定は、日本にとって有意義。インドにとっては、日印、インド韓国間のEPAは失敗だったという批判が根強い。 日本人の使節団は急増したが、表敬訪問ばかり。決断が遅い。 日本の新幹線輸出はモディ首相と安倍総理の絆から生まれたとされる。

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2024/03/17

インドという国はまだまだこれからの国。 国際的なプレゼンスはこれから強化されていくのであろう。日印関係の強化はこれからの日本の国益にも沿うものであるので更なる発展を期待したい。

Posted byブクログ

2024/02/14

中国とは別の意味での難しさがありながら、非常に魅力あふれる国であることが分かった。 インドの成り立ちから、現在の立ち位置や課題まで網羅的に触れられており、とても分かりやすい。インドについての入門書としてお勧め出来る一冊。

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2024/02/06

インドについて網羅的に理解が深まる。 歴史的に中国と緊張関係がある一方、武器供与などでロシアと関係性が深い。 米国のIT業界を人材面、業務のアウトソーシング先として支えている。 パキスタンとは領土や宗教面で対立。

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