1,800円以上の注文で送料無料

インド グローバル・サウスの超大国 の商品レビュー

3.9

12件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    3

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2025/01/05

私はインドについては首相の名前と首都の名前を知ってるくらいで、正直それ以外は何も知らないレベルだったが、インドに関する入門書ということで読んでみた。社会、経済、内政、外交について読みやすい文章で幅広く網羅しており、学ぶことが多かった。発展するインド経済や対中国を念頭に置くと、日本...

私はインドについては首相の名前と首都の名前を知ってるくらいで、正直それ以外は何も知らないレベルだったが、インドに関する入門書ということで読んでみた。社会、経済、内政、外交について読みやすい文章で幅広く網羅しており、学ぶことが多かった。発展するインド経済や対中国を念頭に置くと、日本にとって今後ますます欠かせない存在になるだろう。日印の連携を強く推し進めていた安倍元総理が亡くなったことが悔やまれる。

Posted byブクログ

2024/11/13

インドは今や人口では世界一、GDPでは世界第5位の大国になりました。 このインドについて社会や経済、外交についてひと通り解説されています。 安倍首相が日印間の友好に多大な貢献をしたことがわかりました。 インドは北の地方よりも南の地方のほうが発展していることがわかりました。 ...

インドは今や人口では世界一、GDPでは世界第5位の大国になりました。 このインドについて社会や経済、外交についてひと通り解説されています。 安倍首相が日印間の友好に多大な貢献をしたことがわかりました。 インドは北の地方よりも南の地方のほうが発展していることがわかりました。 日本の技術指導でできたインドのメトロ、鉄道は、インドなのに時間に正確だそうです。 いつかインドに行ってみたいと思いました。

Posted byブクログ

2024/08/22

インドという国を政治、経済、社会、外交、日印関係の視点から歴史的背景や最新情勢まで含めて広範に端的に説明され、インドの基本理解に最適。興味のあるテーマを見つけて深ぼるのが良さそう。

Posted byブクログ

2024/08/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

インド人は出身地、言語、宗教、カースト、によって規定される。 インド経済は内需主導。海外に影響されにくい。 製造業が弱く、サービス業主体。中国と違うところ。 インド経済の担い手は財閥。 人口大国。14億人。現在は合計特殊出生率は2人程度。ただし死亡率が減っているため、人口は増加中。2040年代前半までは人口ボーナス期。それ以降はオーナス期にはいる。製造業が中心になれば、経済発展できる。 人口抑制策は、ガンディーの時代に強制的避妊手術が行われて反感を買った。そのため避妊ではなく女性の教育は保険政策によっている。女性の教育水準が高くなれば出生率が下がる。 世界に印僑ネットワークがある。人材の宝庫。ITからヨガまで。 高額紙幣廃止の影響で、インド経済は減速=水清くして魚棲まずの状態。 インド農業の生産性の低さ。 深刻な男女間格差=ダウリー制度(持参金制度)の影響。出生男女比が偏っている。 大気汚染が深刻。 台湾企業が巨大投資フォンファイのiフォン組み立て工場。 米印関係は中国への対抗から。 戦後日本の復興を支えた=名だたる親日国。日露戦争の勝利は、インド人を勇気づけた。インドの鉄鉱石や綿花が物資不足の日本を助けた。 インドのソフトウエア部門は自社のハードウエアを持たない点で伸び悩んでいる。日印EPA協定は、日本にとって有意義。インドにとっては、日印、インド韓国間のEPAは失敗だったという批判が根強い。 日本人の使節団は急増したが、表敬訪問ばかり。決断が遅い。 日本の新幹線輸出はモディ首相と安倍総理の絆から生まれたとされる。

Posted byブクログ

2024/03/17

インドという国はまだまだこれからの国。 国際的なプレゼンスはこれから強化されていくのであろう。日印関係の強化はこれからの日本の国益にも沿うものであるので更なる発展を期待したい。

Posted byブクログ

2024/02/14

中国とは別の意味での難しさがありながら、非常に魅力あふれる国であることが分かった。 インドの成り立ちから、現在の立ち位置や課題まで網羅的に触れられており、とても分かりやすい。インドについての入門書としてお勧め出来る一冊。

Posted byブクログ

2024/02/06

インドについて網羅的に理解が深まる。 歴史的に中国と緊張関係がある一方、武器供与などでロシアと関係性が深い。 米国のIT業界を人材面、業務のアウトソーシング先として支えている。 パキスタンとは領土や宗教面で対立。

Posted byブクログ

2023/12/24

インドの最新の情勢について分かりやすくまとめられていました。どちらかというと政治と経済の話題がメインとなっていて多くの紙面が割かれています。その分、文化や歴史は序盤にコンパクトにまとめられているのですが、逆にその部分の情報密度と読みやすさに感動しました。 ラダックの道路工事の現...

インドの最新の情勢について分かりやすくまとめられていました。どちらかというと政治と経済の話題がメインとなっていて多くの紙面が割かれています。その分、文化や歴史は序盤にコンパクトにまとめられているのですが、逆にその部分の情報密度と読みやすさに感動しました。 ラダックの道路工事の現場や、シッキムの空港などを実際に見て、観光に力を入れてるんだなーと呑気に思っていました。でもその理由が中国との国境紛争にあると知って目から鱗でした。中国、ロシア、欧米との複雑な外交関係から、インド政府の苦労が窺い知れます。 経済発展するインドですが、経済のパイを大きくすることを優先して、格差上等とばかりに突き進んでいるようです。実際インドに行くと、日本並みに高いレストランの横で、屋台で数10円のものを食べる人たちがいて、そのレイヤー構造に驚きます。そんなインド今後どうなっていくのか、本書を読んでますます興味が湧きました。

Posted byブクログ

2023/12/03

政治・経済・他国との関わりなどインドについて全般的に触れられている本。インドに関する知識のない人がざっくりと把握することのできる入門書のように感じた。 中国・ロシア・パキスタンと一癖ある国に囲まれていることが中立外交、その先のグローバルサウスに繋がっているということがとても良く理...

政治・経済・他国との関わりなどインドについて全般的に触れられている本。インドに関する知識のない人がざっくりと把握することのできる入門書のように感じた。 中国・ロシア・パキスタンと一癖ある国に囲まれていることが中立外交、その先のグローバルサウスに繋がっているということがとても良く理解できた。

Posted byブクログ

2023/11/21

インドのこれまでとこれからを知れる一冊。非同盟中立を貫くインドの各国との外交関係にもページが割かれており、インドを学ぶ人の初めの一冊としておすすめ。

Posted byブクログ