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厳冬之棺 の商品レビュー

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16件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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2024/05/22

めちゃめちゃめちゃ読みやすい文章! トリックは複雑で100%理解はしていないけど、ふーんそんなことが可能なんだな〜って感じで終えられる笑 最後の一文気になる。そっちの事件も面白そう!!

Posted byブクログ

2024/04/18

 「中国の密室の王」と呼ばれる作者の初読み作品だったが、最初は「華文ミステリーって読みにくいイメージがあるんだよなぁ。」と思っていたが全くそんなことはなく、読みやすい上に三つの連続殺人、それも水密室や首切り死体といったカーを彷彿とさせる本格ミステリーの面白さがこれでもかというくら...

 「中国の密室の王」と呼ばれる作者の初読み作品だったが、最初は「華文ミステリーって読みにくいイメージがあるんだよなぁ。」と思っていたが全くそんなことはなく、読みやすい上に三つの連続殺人、それも水密室や首切り死体といったカーを彷彿とさせる本格ミステリーの面白さがこれでもかというくらい詰まっていて最後まで面白く読めた。また探偵の職業が漫画家(非常勤似顔絵師)であったりヒロインが声優だったりといったところが新鮮だったし、『織田裕二』『踊る大捜査線』『涼宮ハルヒ』『ウルトラマン』といった日本ほエンタメの記述が出てきて「作者は日本のエンタメが好きなのかな?」というところも読みやすい要因の一つだった。

Posted byブクログ

2024/02/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

中国の「密室の王」と呼ばれる作者の作品。 舞台設定や人物もまずまず面白く、若干怪奇的な部分もあり、漫画家が探偵で、第二の密室の謎をあっさり見破るところぐらいまではテンポもよく、面白かったが、、、。 第一、三の密室は大掛かりだし実現可能かどうか理解が追い付かない。また犯人の行動も実現可能かかなりあやしいし唐突な印象。次作に期待。

Posted byブクログ

2024/02/11

著者は中国の「密室の王」らしい。 上海郊外の湖畔の邸宅に住むいわくありげな一族、怪しい呪い、密室殺人など、日本の新本格初期の雰囲気が漂う。密室の謎解きがぶっ飛んでいるところもそれっぽいし。あと日本のエンタメや食文化が作中の生活に取り入れられていたのも面白かった。 探偵役は漫画家の...

著者は中国の「密室の王」らしい。 上海郊外の湖畔の邸宅に住むいわくありげな一族、怪しい呪い、密室殺人など、日本の新本格初期の雰囲気が漂う。密室の謎解きがぶっ飛んでいるところもそれっぽいし。あと日本のエンタメや食文化が作中の生活に取り入れられていたのも面白かった。 探偵役は漫画家の安縝で、この作品が初登場。死のクロッキー画家事件が気になるので早く続編を出してほしい。 なお中国の名前は覚えづらいが、漢字+中国語読みのふりがなの表記はありがたかった。

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2024/01/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

湖のほとりに建つ陸家の半地下室で、当主陸仁(ルー・レン)の遺体が発見された。地下室の入り口は大雨により数日間水没していたが、内部の床は乾いており、完全な「水密室」状態だった。そして殺害現場には、なぜか嬰児のへその緒が。梁良(リャン・リャン)刑事は捜査を開始するが、陸家ではこれ以降も新たな密室殺人が起こる。どうやらこれには陸家にまつわる謎が関連しているようで…。 怒涛の連続密室殺人、そこに現れるの天才漫画家探偵の安縝(アン・ジェン)。「密室の王」と異名をとる著者の初めての長編作品。 初めて華文ミステリーに手を出したが、意外と読みやすかった。もう少し名前で苦戦するかと思っていた。オカルトめいた見立て連続殺人に加えて、探偵が有名漫画家というエンタメ感てんこ盛りなミステリ作品。密室のトリックは物理的にはできなくもないか?と思うものだったので、少々肩透かしを食らいました。現実的に再現できそうなのは二つ目の密室殺人。ドミノ倒しの原理は「この方法があったか!」と納得した。犯人当てはメイド2人が犯人だと思ってました。つまり、すっかり炎色反応のことも忘れて、真犯人ともども安縝先生に騙されたと言うこと。だけど、何だかなぁ。あまりこの人犯人!って言われても釈然としない感じ。伏線は色々撒いて回収しているのだが何だろう撒き方と拾い方が雑なような…(ブルーシート云々等)。このままメイド2人が犯人って言われた方が納得できたし、「犯人当てれたルンルン!」で終われたのに…(所詮負け犬の遠吠えです、忘れてください)。 女児が生まれない家系、嬰児の呪い、癖の強い住人。このような女児を意図的に排除する風潮は、前時代的だが「実は日本でもあり得そう」なシチュエーションだなと思う。その他の海外ミステリーでは「呪い」と組み合わされた作品を見かけないので、東アジア圏特有なのかしらん。 ただ、続編への導入や残された謎もあるので、シリーズものとしてはとても気になる終わり方だった。「死のクロッキー画家」が安縝先生の身近な人物だったのか。もし続編が出るのであれば、読みたいなぁと思う作品。期待を込めて☆3。

Posted byブクログ

2024/01/08

上海郊外の湖畔に建つ陸家の館で殺人事件が起こる。第一の事件現場は大雨で水没した地下室で完全な密室だった! そして第二、第三の事件が起きて…。 どれもトリックが実現可能かどうかは?ですが、なかなかどうして楽しめました。次作も読んでみようと思います。

Posted byブクログ

2023/12/15

悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔し...

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2023/12/10

華文ミステリ界の密室の王降臨!! 最後まで心踊り続けた傑作!新本格を読んだ興奮がまたこの時代に味わえるとは!世界はせまくて、ひろい!! 続編を期待してます!死のクロッキー画家事件が気になる〜! ぜひ〜

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2023/11/29

上海の作家さん。中国のミステリーを読む機会が増えてうれしいです。 作者さんが1987年生まれだからか、日本のミステリーからしたら若手さんの作風に感じました。私がトリックの整合性を考えないタイプ(トリックはわからんが犯人はこいつタイプ)なので、キャラクターに重きを置いてしまうのです...

上海の作家さん。中国のミステリーを読む機会が増えてうれしいです。 作者さんが1987年生まれだからか、日本のミステリーからしたら若手さんの作風に感じました。私がトリックの整合性を考えないタイプ(トリックはわからんが犯人はこいつタイプ)なので、キャラクターに重きを置いてしまうのですが、それで言うとあまりキャラクターに魅力を感じませんでした。まだ続きそうなので、魅力はこれからかもしれませんが。

Posted byブクログ

2023/11/23

初めての華文ミステリーでしたが大満足でした! 密室トリックのオンパレードでしたが、バカミスギリギリな設定でしたが・・・。 翻訳が優れていたのですんなり読めました! 是非とも初めて華文ミステリー読み方こそ読んで頂きたいです!

Posted byブクログ