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くろねこカフェのおやつ 午後三時の蜂蜜トースト の商品レビュー

3.9

14件のお客様レビュー

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2026/03/13

高橋由太さんのハートウォーミングストーリーですね。  谷中景と風花の兄妹は、交通事故で亡くなった父と母の事業を引き継ぐ。  袖ヶ浦で、父は『メモリアルホール谷中』という葬儀会社を、母は海の見える民家のような木造の『海のそばの喫茶店』という喫茶店を経営していた。  兄と妹は、どち...

高橋由太さんのハートウォーミングストーリーですね。  谷中景と風花の兄妹は、交通事故で亡くなった父と母の事業を引き継ぐ。  袖ヶ浦で、父は『メモリアルホール谷中』という葬儀会社を、母は海の見える民家のような木造の『海のそばの喫茶店』という喫茶店を経営していた。  兄と妹は、どちらを引き継ぐか相談するが、兄は頑強に母の喫茶店を引き継ぐと言う。  風花は仕方なく、葬儀会社を引き継ぐが、元来の引っ込み思案で泣き虫なので、会社の仕事がきちんと出来るか、毎日悩んでいた。  一方、景は喫茶店の名前を『くろねこカフェ』に変える。実は、まだ父や母が生きていた時に、家に迷い混んだ黒猫を飼い始めて、十八歳まで一緒に暮らしていたのだ。名前を「ハルカ」と言った。ハルカの思い出と、父の経営する『メモリアルホール谷中』の生前葬儀相談のオプションに、顧客が亡くなった後に母の経営する「海のそばの喫茶店」を貸し切りにして、顧客の想いの残る人たちを招待して「おやつ」を提出していたのだ。  喫茶店はハルカの思い出で『くろねこカフェ』と名前を変えて、「おやつ」も『くろねこカフェのおやつ』と呼ばれる。         目次      プロローグ  第一話 午後三時の蜂蜜トースト  第二話 失恋とブルーベリータルト  第三話 少年と焼きとうもろこし  第四話 蜂蜜トースト、ふたたび    エピローグ  兄の景がどうしても喫茶店を引き継ぐと言い張るのには、実は深い訳があったのだがそれが最後に明らかになる。  猫はハルカ以外には、チラリと別の猫が出てくるだけなのが寂しい。ハルカの亡霊はよく出てくる(もともと(あやかし)の作家なので!)。  『メモリアルホール谷中』と『くろねこカフェ』で起きる人情話と、やさしさにあふれた物語展開に、心がほんわりと温まります(=゚ω゚=)  

Posted byブクログ

2025/01/10
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※このレビューにはネタバレを含みます

・死はいつも身近にある。絶望するたびに、親しい幼馴染みのように、あの世に来ないかと囁きかけてくる。 ・くろねこカフェが死者と生者をつなぐものなら、しろねこカフェは生者と生者をつなぐものだ。 くろねことしろねこがこれからもふたり力を合わせて幸せに生きていけますように。

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2026/03/07

死を通じて、生前よりも心の距離が近くなることってあると思う。実際、亡くなった人のことを考えている間、その人は私の中にはっきりと存在している。そして、ふとした時に思い出しては、エールをくれる! 実際にこんなカフェがあったら素敵☕︎♡

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2024/08/31

葬儀社とカフェを家族で経営、カフェでは故人からの招待でオヤツを振る舞うって良い発想です、そこで思い出話が出来るってイイですよね。(私ね前々から思ってた事があって海の見える火葬場があってもいいんじゃないかなって、そんな思いを重ねての読了でした)

Posted byブクログ

2024/08/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

事故で両親を亡くした兄妹が、両親が経営していた葬儀会社とカフェをそれぞれ引き継いだ。妹の風花が社長を務める葬儀会社には「くろねこのおやつ」というオプションサービスがある。申し込めば葬式の数日後に兄の景が営むくろねこカフェで大切な人におやつが振舞われる。生前葬を申し込んだ病気の老婦人、幼馴染で初恋の相手を亡くした少女、母と暮らす手術を控えるサッカー少年。3つの「くろねこのおやつ」、そして兄妹の事情とは…? ちび猫亭〜のシリーズとほぼ同じでは?と思って読み始めたが、似た設定でもこちらは生きている人間だけだった。最後まで読むと兄がカフェを継ぐことになった理由も明らかに。 個人的にはいくつか読んだ高橋由太さんの作品で一番好きかもしれない。泣ける話としんみりしていたところに、最後風花のしろねこカフェで笑ってしまった。

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2024/08/12

葬儀屋とカフェが家族によって繋がっている不思議なお話。 残された人たちを想っておやつを用意する、というシステムはとても感動的だった。

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2024/08/06

「午後三時の蜂蜜トースト」 届いた招待状は。 こんな素敵なオプションがあるのならば、何故小さく表記しているのか尋ねてみるべきではないのか。 「失恋とブルーベリータルト」 突然失った想人。 何が起きるかなんて誰も予想できないこととはいえ、目の前で消える命を見たら辛いではすまないな...

「午後三時の蜂蜜トースト」 届いた招待状は。 こんな素敵なオプションがあるのならば、何故小さく表記しているのか尋ねてみるべきではないのか。 「失恋とブルーベリータルト」 突然失った想人。 何が起きるかなんて誰も予想できないこととはいえ、目の前で消える命を見たら辛いではすまないな。 「少年と焼きとうもろこし」 大人になった時。 もしも長生きできる可能性があるのであれば、いくら少ない確率でも賭けたくなってしまうだろうな。 「蜂蜜トースト、ふたたび」 倒れた後のこと。 ただでさえ情緒が不安定な状態なのに、こんな爆弾を抱えていることを話すなんて難しすぎるだろう。

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2024/06/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人の死をテーマにしたお話。 両親を失った兄妹が、両親から受け継いだ葬儀屋とカフェをそれぞれ営み、人の死に触れ、残された人を癒すお話。 大切な人を失うのは辛いけど、それでも前を向こうと思える作品で、何度も目が潤んだ。 特に第2話の「失恋とブルーベリータルト」がお気に入り。

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2024/06/15

全体的に文章の書き方が好みではなくて読むのがキツかった。ストーリー自体は、葬儀屋や故人の話でも残された人を前向きにさせてくれる明るさのある話で悪くはなかったけど、文章に奥行きがなくて薄っぺらく感じてしまった。

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2024/02/28

両親を早くに亡くした、葬儀屋社長の妹と、故人の思い出のおやつを出すカフェを営む兄の話。 「死」に直結する場所が舞台なので、当然ながら悲しい別れも描かれるけど、全編を通して「生きる人」に優しく寄り添っていて前向きになれるお話でした。 思った以上に短くて感情移入する前に終わってしま...

両親を早くに亡くした、葬儀屋社長の妹と、故人の思い出のおやつを出すカフェを営む兄の話。 「死」に直結する場所が舞台なので、当然ながら悲しい別れも描かれるけど、全編を通して「生きる人」に優しく寄り添っていて前向きになれるお話でした。 思った以上に短くて感情移入する前に終わってしまったのが残念。でもその分誰にでも読みやすい。続編があればぜひ読みたいです。

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