孤独とつながりの消費論 の商品レビュー
パートナーや家族がいてもどこか孤独を抱えている現代人。いま、その「孤独」が消費を増やしている!推し活、美容、お笑い、クラウドファンディング、昭和レトロ…。これまで数字に現れてこなかった消費行動の深層には「孤独」があった。さらに、最新商品への関心が薄れ、中古品消費が増えているのも重...
パートナーや家族がいてもどこか孤独を抱えている現代人。いま、その「孤独」が消費を増やしている!推し活、美容、お笑い、クラウドファンディング、昭和レトロ…。これまで数字に現れてこなかった消費行動の深層には「孤独」があった。さらに、最新商品への関心が薄れ、中古品消費が増えているのも重要な変化だ。それは人々に「つながり」をもたらし、特に古着屋は地方再生のキーになりつつある―。最新調査から見えてきた新たな「脱消費的消費」の形。いまとこれからの日本を展望するための必読書!(e-hon)
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古着好きなので、図書館でなんとなく本を眺めてる時に「古着」のキーワードで借りた。 前半は調査データからの分析が主だが、後半は私が最近感じている画一した街のつまらなさに関する考察や地域再生の実例などもあり、とても興味深かった。 著者の他の本も読んでみようと思う。
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タイトルに惹かれて読んだ。推し活や美容は孤独と関係があることが分かった。 古着から地方創生への発展の記述はとても勉強になった。1から新しい物を作るのではなく、古い物を活かすことが大事。 確かに譲られた物を使うと、その人との関係性を感じられ、孤独も薄まる気がする。 若者の都会転出問題にも有効そうに感じる。
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推し活市場は拡大傾向だが、著者曰く、宗教行動の機能的等価物という。宗教を信じるきっかけが「貧•病•争」と言われるように、推し活は、個人の自由が広がるほど孤独が増えている。 著者がシン家計調査の結果をもとに考証した結果、消費行動としてはやはり、自分で使える資金のある未婚女性、既婚男...
推し活市場は拡大傾向だが、著者曰く、宗教行動の機能的等価物という。宗教を信じるきっかけが「貧•病•争」と言われるように、推し活は、個人の自由が広がるほど孤独が増えている。 著者がシン家計調査の結果をもとに考証した結果、消費行動としてはやはり、自分で使える資金のある未婚女性、既婚男性が多く、さらに家族満足度の低い女性の推し活投資額が高い。人間関係に不満な人ほど孤独を感じやすい。 だから、既婚上流女性は低い結果となる。 しかし、お笑いに限り、上流女性が高い結果となっていたが、その根底には、孤独感が強いほど高いことの方が大きいのかも。 意外なのは孤独な男性は、美容消費が多いこと。 後半は、古着をキーワードに分析。昔から一定程度古着は、流行った気がするが、移住と古着がパラレルであるらしい。
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シン家計調査などの資料を用いて分かりやすく、今の消費を論じているのが面白かった。昭和レトロについて論じている箇所はそういう面もあるなと納得。他にもかつては記号のように同じものを持つことが強い価値観だったと思うが、今は多様で、自分が納得できるものを持つ層が増えているとも感じた。本書...
シン家計調査などの資料を用いて分かりやすく、今の消費を論じているのが面白かった。昭和レトロについて論じている箇所はそういう面もあるなと納得。他にもかつては記号のように同じものを持つことが強い価値観だったと思うが、今は多様で、自分が納得できるものを持つ層が増えているとも感じた。本書でも触れられているが、大企業的な消費、価値観を前提とするのではなく、多様なニッチをいろいろなところで攻めていくこともよいのではないかと感じた。今、住む街が似たような店ばかり立ちならび、町から個性が消えたと感じながら。
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推しが宗教的であるのは同意できる。昔の氏神様みたいに趣味というか推しというかバラエティで百花繚乱の感もある。理由としての我々の「孤独」がある事は納得できるところ。それでも昨今の「笑い」はちょっと何か怖いモノも感じるけど。 多分だけど今の日本人の感性としては江戸時代の歌舞伎の八代目...
推しが宗教的であるのは同意できる。昔の氏神様みたいに趣味というか推しというかバラエティで百花繚乱の感もある。理由としての我々の「孤独」がある事は納得できるところ。それでも昨今の「笑い」はちょっと何か怖いモノも感じるけど。 多分だけど今の日本人の感性としては江戸時代の歌舞伎の八代目団十郎の変死時の後追い自殺とか滑稽本の流行とかみるに出来上がっているのかもしれない。あと江戸時代も物のリサイクル流行ってたし。金の無い時代だから原点に戻ってるともとれる。
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多くの現代人が密かに感じる「孤独」が、私たちの消費行動の背後にどれほど影響しているかを繊細に描き出している。推し活や美容、お笑いの背後に隠れた孤独を追求し、中古品への愛情が人々の「つながり」の渇望と地方再生の希望を照らし出している。この本は、私たちの消費の背後にある真実と、これか...
多くの現代人が密かに感じる「孤独」が、私たちの消費行動の背後にどれほど影響しているかを繊細に描き出している。推し活や美容、お笑いの背後に隠れた孤独を追求し、中古品への愛情が人々の「つながり」の渇望と地方再生の希望を照らし出している。この本は、私たちの消費の背後にある真実と、これからの日本の心情を深く感じさせる力作だ。
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