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乱鴉の空 の商品レビュー

3.7

16件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    7

  3. 3つ

    6

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2025/10/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

伊佐治が大番屋に連れて行かれて、信次郎もいなくなるという、八方塞がりな状態から物語が始まり、一気に引き込まれます。 その後、清之介と戻ってきた伊佐治とで、信次郎の捜索が始まります。信次郎が不在なぶん、行動の筋道がはっきりしていて、彼のいない世界のほうが論理的でわかりやすい。そして、冷や冷やする感じもない。どっかにいるだろうと、読者には全然心配する要素が無いのもちょっと面白かったです。 ただ、2人が結構真剣に心配しているので、早く出てきてやってくれと思いました。

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2025/10/11

シリーズ11作目 巻末に理流さんの解説がある 解説に1作から11作まめの荒筋が記載されている それは読んでから、本作を読み始めた方が良いと思う ただし、解説の後半は本作の解説になっているので、読後の楽しみに ほんさくもミステリーだが、少し無理を感じた結果、この評価とした

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2025/06/23

今までとは異なり木暮進次郎が失踪する話でした。 結末はいつもと同じで解決して終わるんだろうと分かっていましたが、それでもハラハラしながら楽しめました。 個人的には木暮進次郎のキャラクターが魅力的で登場シーンが好きなので、今回は失踪中ということもあり、登場が少なくて残念です。

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2025/06/21

うーん、3.4くらいかな。 前の巻と比べて何か嫌なことがあるとかではないのだが、木暮信次郎の行方が分からなくなり、伊佐冶もしょっぴかれて……と面白そうな土台があっただけに、スケールは大きいが、これといった爽快な解決がなかった今回の全体像に少し拍子抜けをした。 乱鴉の空と言うだけあ...

うーん、3.4くらいかな。 前の巻と比べて何か嫌なことがあるとかではないのだが、木暮信次郎の行方が分からなくなり、伊佐冶もしょっぴかれて……と面白そうな土台があっただけに、スケールは大きいが、これといった爽快な解決がなかった今回の全体像に少し拍子抜けをした。 乱鴉の空と言うだけあってサブタイトルや物語の中で鳥についての描写が多かったのは印象的だった。 また、今回は清之介の人柄について多く描写されているので、柔らかい気持ちで見れるページが多かった

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2025/02/22

久しぶりに 弥勒シリーズ読みました。 今回は なんと木暮進次郎がいなくなる。 それだけではなく 伊佐治が大番屋に引っ張られる。 そこに 遠野屋の清之介が現れる。 伊佐治の家族は みな心配している。 遠野屋も いろんな伝手を頼って 伊佐治の解き放ちに努める。 手に小さな火傷のあとの...

久しぶりに 弥勒シリーズ読みました。 今回は なんと木暮進次郎がいなくなる。 それだけではなく 伊佐治が大番屋に引っ張られる。 そこに 遠野屋の清之介が現れる。 伊佐治の家族は みな心配している。 遠野屋も いろんな伝手を頼って 伊佐治の解き放ちに努める。 手に小さな火傷のあとのある男が 次々に殺される。 清之助の故郷から まれ吉という男がやってくる。 手品の名人 からの箱からうさぎを出して見せる。 それをみて 清之助は気づく 誰もいなくなった 見張りのついた 木暮の家 さて なぜ進次郎が狙われたのか 姿を隠さなくてはいけなかったのか? 乳飲み子おこまは 遠野屋で すくすく育っている。 伊佐治が遠野屋にいう。 おこまちゃんが嫁入りの時には よくぞここまで って旦那を褒めさせていただきますよ。あっしも 花嫁姿見るまでは 頑張らなくっちゃ! 遠野屋の心にも伊佐治の心にも 明るい灯が見えた言葉 重苦しい話しが だんだん解き明かされていきます。 解き明かされると 急に現実的な気分に戻りました。 弥勒シリーズは 相変わらず ビターチョコレートみたいな作品です。

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2025/02/09

「序」のスピード感。お見事でした。一気に引き込まれました。そのスピード感のまま、一気に読み切りました。 一ページごとにぐいぐい引き込まれていく感じです。 信次郎が不在の分、ヒリヒリする感じとか、ン?と思って遡って読み直すとか、そういうことが少なかったこともスピード感に関係あったか...

「序」のスピード感。お見事でした。一気に引き込まれました。そのスピード感のまま、一気に読み切りました。 一ページごとにぐいぐい引き込まれていく感じです。 信次郎が不在の分、ヒリヒリする感じとか、ン?と思って遡って読み直すとか、そういうことが少なかったこともスピード感に関係あったかな。 そして、梅屋の雰囲気がとてもステキで、梅屋だけで純粋に人情物語一冊は行けそうだと思うのです。この一家のやりとりを読んでいると、涙が落ちそうになる。 それから、「おこま」の話す言葉をはじめとして、遠野屋の中の描写が泣けてくるなあ。 梅屋も遠野屋もよい雰囲気が流れているということは、きっとそれだけ信次郎が異質の存在だということの証明なんでしょう。 いつにもまして気力が満ちている伊佐治親分、苛立ちもし腹立たしくもあるのに楽しんでいる清之介。そうみると、二人もすっかり毒されたものだと思う。 途中で現れた彼女は、今後の特異な活躍を期待したのだけれど、叶いませんでした。面白いキャラクターだと思ったのですが。 12冊目にいつ取り掛かりましょうか。 すぐに読むのはちょっともったいない気持ちでいます。

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2024/10/07

弥勒シリーズ第11弾。 ある日、岡っ引の伊佐治が大番屋に連れて行かれた。どうやら北町奉公所定町廻り同心の信次郎が姿を消して行方がわからないとのこと。伊佐治にとっては寝耳に水だ。信次郎はどこに消えてしまったのか? 武士に変わって商人が台頭した江戸時代。財政が逼迫した武士は金策のため...

弥勒シリーズ第11弾。 ある日、岡っ引の伊佐治が大番屋に連れて行かれた。どうやら北町奉公所定町廻り同心の信次郎が姿を消して行方がわからないとのこと。伊佐治にとっては寝耳に水だ。信次郎はどこに消えてしまったのか? 武士に変わって商人が台頭した江戸時代。財政が逼迫した武士は金策のために良からぬことを考える。身分が高いものが悪さをするのが一番厄介だ。 毎回、殺したがりの悪人が出てくるが、遠野屋清之介の強さは圧巻でスカッとする。源庵の弟子達がこれからも良くも悪くも話の鍵を握る人物になりそうな予感がする。

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2024/03/23

信次郎がいなくなり、伊佐治も捕らわれるという 不穏な始まりから引き込まれました。 鴉のエピソード、切ない。 清之介と私の好きな伊佐治との、信次郎捜索は 信次郎がいないので、ヒリヒリしていなくて読みやすい。 でも…やはり信次郎がいないと、物足りない。 最後は、金や政治の話が出て...

信次郎がいなくなり、伊佐治も捕らわれるという 不穏な始まりから引き込まれました。 鴉のエピソード、切ない。 清之介と私の好きな伊佐治との、信次郎捜索は 信次郎がいないので、ヒリヒリしていなくて読みやすい。 でも…やはり信次郎がいないと、物足りない。 最後は、金や政治の話が出てきて、 何だか現代社会と重ねて読んでしまった…。 この弥勒シリーズ、かなり間が空いたけれど 読み始めると一気に物語の中に入り込めて やっぱり好きだなぁと実感しました。

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2023/12/04

信次郎が消えた!? 清之介と伊佐治は、彼の行方を必死に探すが…。 「弥勒」シリーズの、すでに十一作目。 第一ページ、最初の行から不穏で、剣呑な雰囲気に支配される。 このシリーズは、そんな作品だ。 この作家さんの、他の時代小説とは、少々異質の。 常に、何か、穏やかでないことが...

信次郎が消えた!? 清之介と伊佐治は、彼の行方を必死に探すが…。 「弥勒」シリーズの、すでに十一作目。 第一ページ、最初の行から不穏で、剣呑な雰囲気に支配される。 このシリーズは、そんな作品だ。 この作家さんの、他の時代小説とは、少々異質の。 常に、何か、穏やかでないことが起こりそうで、 不安に駆られながらも、先へ先へと、ページを繰る手が止まらない。 信次郎が姿を消した。のっけからだ。 彼の屋敷に捕り方が踏み込んだ。 だが、そこはもぬけの殻。 信次郎はどこに行ったのか。何があったのか。 最初から、これじゃ、もう、最後まで本を閉じずに、 突っ走るしかない。 いつもそうだが、読むごとに、息苦しさが増す。 清之介や、伊佐治の心の内を暴くように、言葉が連なっていく。 その言葉が重い。 ただ、信次郎の心の内は語られない。 いつも、外から、清之介や伊佐治が思う信次郎しか、 見えない。 このシリーズで、真の信次郎が描かれることは、 あるのだろうか。 今回は、信次郎が姿を消した、特殊な設定なので、 清之介と信次郎のやり取りは、少ない。 いつものように、清之介をえぐるような嫌味も、それほど聞かれない。 時々、清之介を、あまりいじめないで、なんて、 思ってしまうが、 二人のやり取り(殆ど、清之介に対する嫌味だが)は、 麻薬のようにクセになってしまい、 ないはないで、寂しい。 ここまで(十一作目)くると、 二人の関係は、「共依存」に近いものがあるんじゃないかと、思ってしまう。 もう、どちらかが欠けても、生きてはいけないんじゃないかと。

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2023/11/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「木暮信次郎が居ない」勿論今までに無いスタートと展開、解らない事がしっかり?と伏線になっている事に違いはない、前半懐古から糸口を見つけようとする流れが良くも悪くも少しヤキモキ、しかし二人揃うと流石に人気の弥勒シリーズというべき展開が広がる、後半の醍醐味や展開の早さ伏線の回収は自作を楽しみになること間違い無し!また清之介が前半義母に投げかけられる大きな課題もこれからの展開が楽しみとなる!

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