金は払う、冒険は愉快だ の商品レビュー
めちゃくちゃハードボイルド。ものすごく乱暴な口調だが、実はとても優しいのでは?マイルールが痺れるほどカッコいい。 『道具屋は悪党の稼業だ。だが悪党にもルールはある。たとえ信念やポリシーはなくても、相対化されない、自分だけの正義がある。誰のためでもない、自分の世界を自分のやり方で...
めちゃくちゃハードボイルド。ものすごく乱暴な口調だが、実はとても優しいのでは?マイルールが痺れるほどカッコいい。 『道具屋は悪党の稼業だ。だが悪党にもルールはある。たとえ信念やポリシーはなくても、相対化されない、自分だけの正義がある。誰のためでもない、自分の世界を自分のやり方で生きるためのルールだ。』(p.16)
Posted by
最高にクール めちゃめちゃおもろい この本に出会わせてくれた本屋は家から遠いけど、これからずっと応援する あの時、レジでたまたまこの本の値付けをしていた店主さん、ありがとう
Posted by
とても面白かったし良かった パラパラとページをめくって拾い読みした印象では、必要以上に粗く乱暴な言葉選びで耳目を引くことばかり考えたブログの雑文の様なのに、読んでみると著者の自分の哲学に真っ直ぐな様にピッタリはまっているし、骨董屋としてのエピソードはもちろん、著者の妻との馴れ初め...
とても面白かったし良かった パラパラとページをめくって拾い読みした印象では、必要以上に粗く乱暴な言葉選びで耳目を引くことばかり考えたブログの雑文の様なのに、読んでみると著者の自分の哲学に真っ直ぐな様にピッタリはまっているし、骨董屋としてのエピソードはもちろん、著者の妻との馴れ初めの話はとても美しくて良かった
Posted by
自己流を貫き、厭世的でハードボイルドなんだけど、その言動と書き振りの底には目一杯の温もりが溢れていて。狙って書いたらこの感じは出ないと思うので、道具屋という職業とその異色の経歴を含めて、唯一無二の小説家だと思います。次作も是非読んでみたい。
Posted by
読み心地の良い文体、説明も少なく読者を信頼している(書きつけていると言いそうだが、)ので微笑ましく読めた。微笑ましい内容ではないが、壮絶なものを超えた、あるいは越えようともがいている人間にのみ書ける文章。もっとたくさん読みたい。塩と水、まで辿り着いたが自分に受け止めれる情緒が今な...
読み心地の良い文体、説明も少なく読者を信頼している(書きつけていると言いそうだが、)ので微笑ましく読めた。微笑ましい内容ではないが、壮絶なものを超えた、あるいは越えようともがいている人間にのみ書ける文章。もっとたくさん読みたい。塩と水、まで辿り着いたが自分に受け止めれる情緒が今なく、いつか、と思っている。
Posted by
面白い。著者のツイートのファンです。とにかく口が悪く荒々しいのに、信頼感があって快い…不思議な言葉の数々。好きです。あっという間に読みました。でもやっぱり生っぽいリアルタイムなツイートが一番大好きだから星4。
Posted by
「商売がダメになったら死ねばいい。惨めで悲しい気持ちになるかも知れないが、それだけだ。妻や娘の悲しむ顔を想像したりもしないし、俺の世界では俺の意思より大事なものは存在しない。」 潔く生きたい。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
荒々しい言葉で綴られた骨董屋の日常とこれまでの人生。アルコール依存症でのグズグズの日々から奥さんとの出会い、本当に良かった。買い取りの事情顛末は面白く、物を見る目は勿論だが体力がないと無理な世界だとつくづく思った。 カバー写真はお店でしょうか?なかなか雰囲気があります。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「どないしたらよろしい?」関西の人が使う丁寧な言葉好き。 猫のオバハン強くて笑った。その人の呼び名がオバハンからババアに変わったのも笑った。 怖い話が2つあったけど作者の人が強いから大丈夫だった。でも怖いね。
Posted by
- 1
- 2