言葉の園のお菓子番 復活祭の卵 の商品レビュー
航人さんの過去 人のことを考えて生きていくと決めた彼の様が かっこよかった みんな人は最初から何かができるわけではなく 失敗して学んで意識して少しずつできるように なっていく 最後の連歌も圧巻だった
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航人さんの過去。 深いなぁ… 連句の大会のお話もとても新鮮だった。 歌仙「復活祭の猫」。いいなぁ… 連句をやってみたくなりますね!(読み終わると毎回出る感想)
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【収録作品】耳を動かす/母の形の影/ひとすじの道/おもいで糸巻き堂/抜けない棘/復活祭の卵 一葉の勤めるブックカフェ「あずきブックス」で、久子を招いた短歌のイベントが行われる。 一方、「ひとつばたご」のメンバーは、連句の大会に参加することになる。 そんななか、航人の別れた妻が登場。 彼女が書いたという「おもいで糸巻き堂」のシリーズを読んでみたくなった。
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シリーズ第4弾。 亡くなった祖母が書き残したお菓子のメモをもとに、祖母の代わりにお菓子を届けるつもりでひとつばたごにやってきて、なぜか連句を巻くことになり、気づけばそれからもう二年通い続けている一葉。 連句とは…から始まり、読むたびに少しはわかり始めてきて、だけどシリーズ化す...
シリーズ第4弾。 亡くなった祖母が書き残したお菓子のメモをもとに、祖母の代わりにお菓子を届けるつもりでひとつばたごにやってきて、なぜか連句を巻くことになり、気づけばそれからもう二年通い続けている一葉。 連句とは…から始まり、読むたびに少しはわかり始めてきて、だけどシリーズ化するたびに一から学ぶことも多く、新たな発見もあり毎回違った感覚になる。 短歌すらまともに作れないのに連句だともっと敷居が高くて、だれかの句に付けるというのも、雰囲気を壊さないだろうか、とか不自然にならないだろうか、とか考えてしまう。 だが、さすがにこの物語を読んでいると楽しさも響き合ってるという感覚もあって、同じように参加者の一人となっているのが不思議である。 言葉が連れ立ってやってくる…ということ。 それこそが連句の醍醐味なんだろうなぁと感じた。 今回は、「おもいで糸巻き堂」で、航人さんの別れた奥さんが小説を書いていたことに触れていたが、自分もこの小説の中に惹き込まれていくようで…これがとても印象深く残った。 そこから続く「抜けない棘」も連句の大会のピリッとしたなかにもワクワク感やドキドキ感などが伝わってきて、そして静かに佇む2人…航人さんと森原さん(鹿島千草)の前へ進むであろう未来が見えたようでほっとした。 毎回のお菓子も楽しめるひとつだが、今回はちょっと変わった「棗バター」に興味を感じた。 ぜひ食べてみたいと思う。
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書店員が無職になり本棚整理。ふと祖母の本を開くと手紙が。祖母の通っていた連歌の集まりに、月ごとに指定されたお菓子を持って参加していく。書店で書いていたポップが評価され、人づてに依頼が入ってくる。連歌を紡ぐ中で、今はなき祖母と対話する物語。 うーん連歌ルール難しかった みんなで集まってワイワイするのいいなと思った。
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シリーズ第4巻。 ひとりでは作れない、誰かと巻くからこそのおもしろさや気づきがある連句というものを通して、いろいろな事に出会う様子が描かれています。 毎回登場するお菓子が楽しみで、描写の美味しそうなこと! あぁ、亥の子餠食べたい。 サブタイトルの「復活祭の卵」はどういうことだろ...
シリーズ第4巻。 ひとりでは作れない、誰かと巻くからこそのおもしろさや気づきがある連句というものを通して、いろいろな事に出会う様子が描かれています。 毎回登場するお菓子が楽しみで、描写の美味しそうなこと! あぁ、亥の子餠食べたい。 サブタイトルの「復活祭の卵」はどういうことだろう?と思っていたのですが… 読んでみると、あのひとが痛みや悲しみ、後悔はありつつも、前向きに進む、そんな未来を感じる巻でした。
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連句会で毎回のように次に付ける句のあり方の説明と季語や当てられる自他場などの解説がある事で4巻にして、連句の面白さと付け方がわかってきた気がして有り難く、楽しくなってます。 今回は縁とか人生とはみたいな一葉が少し成長した気がします。
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年齢も立場も違う人たちがひとつの目的で集うのはいいな 自分も若い頃に集まってたなー楽しかったな 他からみたら不思議な感じがするんでしょうね 身近に歌を詠む人がいないので こんな集まりがあるっていうのが興味深い 印象を三十一文字に落とし込む 自分の感動をコンパクトにとっておける...
年齢も立場も違う人たちがひとつの目的で集うのはいいな 自分も若い頃に集まってたなー楽しかったな 他からみたら不思議な感じがするんでしょうね 身近に歌を詠む人がいないので こんな集まりがあるっていうのが興味深い 印象を三十一文字に落とし込む 自分の感動をコンパクトにとっておけるのはいいなぁ 自分はよその人の心の動きをテキストで感じよう(^_^;) 連歌が生まれる過程が見える小説 地味なストーリーだが冒険が隠れています 小説の中の小説があったりするのもひとつ 表紙は若い女子向きだけどオトナの小説だなー
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「耳を動かす」 書き出すのは。 形式としてはあっていたとしても、正解がないからこそ本当にいいのか分からなくなりそうだよな。 「母の形の影」 覚えることは。 一連の流れとして覚えてしまえば簡単かもしれないが、学んでいる間は難しいことだらけだろうな。 「ひとすじの道」 選びとる句...
「耳を動かす」 書き出すのは。 形式としてはあっていたとしても、正解がないからこそ本当にいいのか分からなくなりそうだよな。 「母の形の影」 覚えることは。 一連の流れとして覚えてしまえば簡単かもしれないが、学んでいる間は難しいことだらけだろうな。 「ひとすじの道」 選びとる句は。 物語の全てを決めていくと考えると、選ぶべき言葉はどれなのか慎重になり過ぎてしまいそうだな。 「おもいで糸巻き堂」 書かれた世界。 いくらフィクションだったとしても、非現実的な話でなければ何かしら経験したことから創るかもな。 「抜けない棘」 予想より多い。 関わってこなかったから知らないだけで、少し視野を広げてみれば思っている以上に見つかるだろう。 「復活祭の卵」 菓子を切符に。 メモを見つけて実際に訪れることがなければ、きっと一生このような言葉を紡ぐ事などしなかったろ。
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シリーズ4作目は、主人公が周囲の人たちの内面に触れることで紡がれるストーリー。故にぐっと連句の世界と繋がり、今まで以上に「皆で句を詠む」ことの良さが描かれていて、とてもとても良かった。
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