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ジェンダー目線の広告観察 の商品レビュー

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2024/02/05

あとがき一番最後の言葉 メディアがあらゆるジェンダーに「らしさ」、「規範」としてかけている呪いからの脱却は容易ではありませんが、本書がせめて呪縛に対する護身術のひとつを示すものとなることを願っています。 この言葉を隅々まで感じられる本でした。 しかしながら、通勤時にひたすら本を...

あとがき一番最後の言葉 メディアがあらゆるジェンダーに「らしさ」、「規範」としてかけている呪いからの脱却は容易ではありませんが、本書がせめて呪縛に対する護身術のひとつを示すものとなることを願っています。 この言葉を隅々まで感じられる本でした。 しかしながら、通勤時にひたすら本を読んでいる身としては、今朝の通勤時の車内広告も、見た記憶がないかも笑

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2024/01/29

このテーマは2020年に「炎上CMでよみとくジェンダー論」という新書を読んでいましたが、その時よりも深いヒリヒリ感を禁じました。上手く言えないですが「広告ヤバいぞ!」という感覚かな。マス広告というよりアウトドア広告でどうしてもスキップ出来ない脱毛、美容の啓蒙というか洗脳広告、デキ...

このテーマは2020年に「炎上CMでよみとくジェンダー論」という新書を読んでいましたが、その時よりも深いヒリヒリ感を禁じました。上手く言えないですが「広告ヤバいぞ!」という感覚かな。マス広告というよりアウトドア広告でどうしてもスキップ出来ない脱毛、美容の啓蒙というか洗脳広告、デキる男の呪縛…などの時代の中での違和感をいちいち指摘して行きます。嫌なら見なければいい、飛ばせばいいといわれてしまいそうな時代風潮の中で、この細かな異議申し立ては貴重だと思いました。大学生との飲み会に参加した時、いかにお金をかけずに広告を忌避するか、という話題をずっと話していることに驚いたことがあります。本書はそうやって避けても生活の中に沁み込んでくる価値観の危険性に声を上げているのです。ヒリヒリ感って、そこかな。第6章の「広告だけに文化のすべてをになわせてはならない」という対談と第7章の「広告と公共性 消費者教育のためのメディアリテラシー」という対談だけでも必読!

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2023/12/02

出版社(現代書館)のページ http://www.gendaishokan.co.jp/goods/ISBN978-4-7684-5950-8.htm 概要、目次、著者小林美香noteのリンク 「朝日新聞」書評(20231202) https://digital.asahi.c...

出版社(現代書館)のページ http://www.gendaishokan.co.jp/goods/ISBN978-4-7684-5950-8.htm 概要、目次、著者小林美香noteのリンク 「朝日新聞」書評(20231202) https://digital.asahi.com/articles/DA3S15807283.html

Posted byブクログ

2023/11/11

東京五輪、脱毛広告、性感染症啓蒙広告、etc. 正直、あんまり気にせず流してたけど、そういう視点もあるのか、と。 TCC2016のポスター「誰に、ほめられたいんですか?」(私は本書で初めて知ったのですが) ネット広告の隆盛は仲間内の評価に甘んじているだけ、正当な評価者は私たちであ...

東京五輪、脱毛広告、性感染症啓蒙広告、etc. 正直、あんまり気にせず流してたけど、そういう視点もあるのか、と。 TCC2016のポスター「誰に、ほめられたいんですか?」(私は本書で初めて知ったのですが) ネット広告の隆盛は仲間内の評価に甘んじているだけ、正当な評価者は私たちであり、私たちにこそ認められたいだろう?と言わんばかりの傲慢さ、なるほど。 コロナ頃から目立って増えた、駅に大々的に張り巡らされている胸やお尻を強調されたアニメ女性キャラ、確かに。

Posted byブクログ

2023/09/18

YouTube番組「ポリタスTV」の著者インタビューきっかけで購入。広告に対するリテラシが足りなかった!と気づく。と同時に、今後、広告のターゲットになってくるであろう娘たちにどんなふうにこの辺り教えるかなーと悩む

Posted byブクログ