物語思考 の商品レビュー
キャリアの棚卸しの定番の、【生まれた時からのグラフを作って感情の起伏を可視化して自分は何に興味があるのか整理して…】とは違うアプローチ。具体的なロールモデルを定めてこの人ならどうするかなという観点で行動をする。以前、運良くお手本にしたい同僚がいた時は意識せずこの方法を取りいれてた...
キャリアの棚卸しの定番の、【生まれた時からのグラフを作って感情の起伏を可視化して自分は何に興味があるのか整理して…】とは違うアプローチ。具体的なロールモデルを定めてこの人ならどうするかなという観点で行動をする。以前、運良くお手本にしたい同僚がいた時は意識せずこの方法を取りいれてたけど、決断も速く自分を客観視できてた気がする。 嫌味なく読めるしなるほどなと思えるところが多かった。
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ずっと気になっていたけんすうさん。 読んでよかったー!! ”「過去からの積み重ね」よりも「未来になっていたい状態」のほうが現在の行動に影響を与える。”と言われて、過去から積み重ね人間としては、はうぅっ!となりました。 もちろん過去が繋がって今なんだけど。 わたしは過去を振り返って分析したり反省したりすることが得意で、未来を自由に描くことがとても苦手。なので振り返って満足しちゃうことが多い。 この本を読んで、10年後になっておきたいbeの状態を書き出したんだけど、想像より筆が進まなかった。 想像できないことは叶わないと思うから、寝る前にこれからたのしい未来を想像しまくるようにする。 あと、これは私もとっても同意なのだけど、この本の本質でもある、自分のなりたい人になりきって(=好きなキャラクター)自分の物語を進める、という考え。 自分とは何かって考えるよりも、なりたいキャラクターを考えて、そのキャラが行動しそうな行動をなぞっていく。 この本を読んでから、実はわたしも真似しようと頑張っているキャラクターがあるけど笑、思ったよりキャラクターを意識しないと、自分先行になってて落ち込んでる。 でも、なりきり作戦は楽しいからおすすめです。
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自己啓発系の書籍を最近読み始めました。世の中にはいろんな考え方があって面白いなと今更ながら思いました。少しでも自分の糧になることがあれば良いなと。 ✍️ブクマのメモ 過去の自分を振り返って自己分析したりやりたいことを見つけるのではなく、未来のなりたい自分に向かってキャラクター設定して行動する。自分の物語を生きること。 判断と決断を区別して、決断はなるべく早くする。決断をしない状態でいることが1番悪い決断。 量は質を凌駕する。アイディアを温め続けるのは意味がなくてどれだけ行動に移せるか。初心者はいきなり良い結果出せない。完璧を求めず、大量のアイディアの中から使えそうなものを拾う。
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人生で目指すべきは「自分が幸せな状態であること」。自分の理想どおりに人生を過ごすためには、いっそ一つの物語を作るように考えたほうがいい。自分を主人公にして「物語を進めるように」人生を送ること。これが「物語思考」。自分を客観視しやすい状態にしておいたほうが、本質的な対策を打ちやすい。 この本で伝えたいのは「思考の組み立て方を少し変えるだけで、人生が生きやすくなるし、幸せな状態に移行することができる」 ということ。けんすうさん自身が、勉強はまったくできなかったのに、予備校で合格の点を取るハウツーを学んだら点が伸びた。社会人になってからもノウハウ本を読み、ハウツーをおこなう会社まで立ち上げた。 けんすうさんは、ネット界で活躍するおとなしめだけどすごい人、というイメージがあった。本を読み、イメージどおりだったけれど、心の中に確固とした思いがあると感じた。例えば、2チャンネルのひろゆきさんと仲良くなったり、ほぼ日の糸井重里さんに会いたいと考えて思考をめぐらせて会ったり、Web上に早稲田大学に入りたい人のコミュニティサイトを作り、自分が早稲田学生のようにふるまうだなんて、普通の人にはできないと思う。 やってみること ①100リストを書いてみる ②1日15分ノートに書いてみる。本当にこの時間をとるのがどれだけ大変かと思う。 ③物語として考え、名場面を考える
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読みやすかった 課題があったのでやってみようと思う 最初と最後のがんばってね。で重さが違ったのが良かった
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①自分を制限している頭の枷を取る ②なりたいキャラクター像を設定 ③そのキャラを実際に動かす ④そのキャラが活きる環境を作る ⑤そのキャラで物語を転がす マニュアル通りやればうまくいく 大体みんながやらない理由 ①人の目が気になる ②将来不安 稼げるの ③現状維持系 周りからの扱われ方が変わる→ 自分の行動が変わる→自分の性格が変わる まったく同じDNAを持った人でも、おそらく時代や国によってまわりからの扱われ方が変わる。それで行動が変わり、そして性格も変わるわけです。 そう考えると、だいたいの個人の性格の違いなどは誤差みたいなもので、ほとんどは状況や環境によって生み出されているもの、と考えるほうが合理的です。 たとえば、明治維新の立役者たちは「あの時代の、あの瞬間、あの場所に、たまたますごい人たちが集まった」というより「歴史の流れの中で、その役割の人が必要だった」みたいな感じなのだと思います。 江戸時代の長い歴史の中で、優秀な人たちが、たまたまピンポイントであの瞬間に、同じ場所に出てくるはずはないですよね。 決断と判断 リスクはとる、取らないではなく リスクは管理するしないの問題 物語を転がす時は失敗した方が面白い 点ではなく、線で考える
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過去の延長ではなく、未来の「理想の自分」の姿(キャラクター)から逆算して、そのキャラの設定をつくり込み、つくり込んだキャラになりきることによって自分の人生という物語を意志を持って転がしていこう、という内容の1冊。 物語思考とは何ぞや、なぜそれが良さげなのか、ということを、行動心...
過去の延長ではなく、未来の「理想の自分」の姿(キャラクター)から逆算して、そのキャラの設定をつくり込み、つくり込んだキャラになりきることによって自分の人生という物語を意志を持って転がしていこう、という内容の1冊。 物語思考とは何ぞや、なぜそれが良さげなのか、ということを、行動心理学のエッセンスを散りばめながら、偉ぶるでもなく淡々とわかりやすい言葉で説明してくれるので、さらっと読めるどころかけんすうさんに親近感まで湧いてくる。 キャラづくり、実際に自分でもやってみたけど、内面化して体現までするのはなかなか難しい! でも、就活のときの自己分析みたいに自分のこれまでを思い出しながら深掘りするプロセスとは違って、 未来のなりたい自分、ありたい自分を好き放題想像しながら自分だけの物語を紡いでゆくというプロセスは、とってもワクワクしていい刺激になった。 定期的に読み返して実践しながら、少しずつでも理想の自分の物語を歩んでゆけるようになりたいな。 ----- 「チャレンジした量が大事」とか「失敗が大事」とか言われても、いまいちピンとこないかもしれませんが、「学習初期に、無駄なルートを大量に試すのが成功に近い」というのを知っていれば、無駄なやり方を大量にやる方がいいよね、と考え方が変わるので、いい話だなと思いました。 p.71 「悩んで何も行動していない」というのは、体感としては何も失っていないように感じるかもしれませんが、それ自体がかなり激しめの、リスクが高い行動だったりします。 p.74 自分のことをお酒を飲まない人だと思っているだけで、行動が変わるし、行動が変わることによって、結果も変わるわけですね。 p.100 自分の理想とする人たちに近づく方法はいろいろあるんですが、もう一つだけ紹介しておきます。 それは、「その人が今一番してほしいことをする」という方法です。 p.169 「相手より有利になるためにはどこを狙うといいか」から逆算してしまってもいいと思います。 p.179 アイデアを自分の中で温め続けていると、それをやりたくなくなっちゃうんです。なぜなら、やってみて失敗したらそのアイデアがダメだったということになるからです。なので、みんなアイデアを自分の中に持っていながら、行動しなくなるんですね。 p.210 ぼくは物語がもっとも人の思考と行動に影響を与えるなら、まず自分に使えば、人生をよい方向にもっていくことができるのではないか?と思っています。なので、単にキャラになりきることが大事なのではなくて、そのキャラが生きる物語として捉えるのが重要なんです。 p.245
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ワークシートが素晴らしい。記入例やその後の変化例、挫折例まで合わせて示されているので、20点でもいいから書いてみようかなという気持ちにぬるりと変化する。 あとは書いた内容を維持管理していくのが次のステージだ。
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自分のキャリアを考えるにあたり、過去の自分を自己分析するやり方ではなく、理想とするキャラを作り、そのキャラクターが物語を転がすように人生を送ると、行動しやすくなり、生きやすくなるという内容。 いわゆる自己啓発本とは、角度の違う本で面白かった。文章も堅苦しくなく平易な内容で大変読...
自分のキャリアを考えるにあたり、過去の自分を自己分析するやり方ではなく、理想とするキャラを作り、そのキャラクターが物語を転がすように人生を送ると、行動しやすくなり、生きやすくなるという内容。 いわゆる自己啓発本とは、角度の違う本で面白かった。文章も堅苦しくなく平易な内容で大変読みやすい。 自分が理想とするキャラを、自分に憑依するように生きることで、それが本当の自分なんだと思うようになる。(自分は自分のことを第三者が評価するように自分の行動をもとに評価している。) だから、まずどんなキャラになりたいかの設定が大事。 また、キャラを定着させるために、そのキャラが取りそうな行動を繰り返し起こせるような環境作りが大事。 これらのノウハウを、土台となる考え方の部分からテクニック論まで、丁寧に説明してあり、キャリアに悩む人には大変参考になる本だと思う。
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物語の主人公になって、自分の人生を生きよう、みたいなお話。 現実から始めるのではなく、理想から始める。けんすうさんの体験をもとに、解説がくわえられる。 できるできない、やるやらないは別として、けんすうさんのお話はおもしろい。環境が人を作り出すというのは納得感がある。 それでも、始めなければ始まらないことは変わらないので、始めたほうがいいのだ。
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