たゆたう 特装版 の商品レビュー

長濱ねる(著者)

2023/10/02

アイドル時代からねるさんを知っていますが、人間性の部分で「らしさ」を感じました。

読んでいてなんか泣けてきました。ねるさんには、どうか幸せになってもらいたいと思いました。

2023/09/21

基本起承転結の大きな本ばっかり読んでいるのでエッセイはあんまり気が進まないものだったけど、本屋で見つけてパラっと2〜3ページ目を通して、あ、買おうと思いました

なんか本人はああ言ってたけど私は自己理解がすごくある人だなーと読んで思いました
大量の不特定多数の人からの自分の評価がバラバラ流れまくってくる世界でどう生きていこうかあーでもないこーでもないと思いながらすごく考えてきた人なんだなーと、そういう表舞台で自分の弱さというか脆さというか、本人が格好良くないと思っている所まで、その彼女の文章で救われる人が沢山いるんだろうなーー、私もすごく共感するところが多くて素敵な本でした
サウナのナが好きです

2023/09/03

「長濱さんの文章は上手くないけど読みたくなる」という担当編集者の方との対談でのやり取りが載っているがまさしくそれ。いや、素人の私からしたら充分文章も上手いとは思うけれども、とにかく読みたくなるなにか力を持っている。ちょっとずつ大切に読み進めようと思っていたのだがノンストップで最後まで読んでしまった。
エッセイに留まらず創作作品もこれからどんどん挑戦してみて欲しい

2023/09/03

- 涙が顔を伝わないように、真下を向いて、ぼたぼたと布団に落とし続ける。これが一番腫れが少ない方法だと知っている。-
欅坂時代のブログ「花火、220」のねるちゃんの文章が本当に沁みるように共感できてそれ以来ずっと信頼している
綺麗な言葉を紡ぐ意識が強かった時代を経て素直な文章でサラサラとしている彼女の言葉がだいすき！
書き下ろしでは予想外にもshowroomで炎上した話が出てきて思わず何度も読んだ、まさかここであの時の話が読めると思わなかった
例え毎日考えることが暗くても重くても、加害意識すら感じてしまっても、どうか今、彼女が幸せに過ごせていますようにと思わず願ってしまう、そんなやさしいエッセイ