どすこいみいちゃんパンやさん の商品レビュー

町田尚子(著者)

2024/10/29

みぃちゃんのふてぶてしさと貫禄ある姿がとにかくかわいい。しこをふみ、パンきじをこね、すりあしできじをはこび、おひるねをし、おすもうをとる。まったなしの忙しさ！土俵がパンなのには笑ったけど食べられるなんてすてき。相撲をとる子猫たちもかわいらしい。色んなパンが売られてて、みぃちゃんは本当に大忙しだしさっそくお客さんもきてる。みぃちゃんは地域猫でお客さんである猫たちも地域猫だったりお母さん猫だったりでとてもいい光景。こうやって平和にみんな仲良く暮らしていけるといい。かわいらしい猫の手でこねたパンが食べたくなる。

2024/09/20

存在を知ってから気になっていて、コープで見つけたので購入。
長男(3歳)が大笑い！
特にお相撲のシーンがお気に入りで、ぽよん！ぽよよよーん！とマネして遊んでいる。

『ねこのるすばん』も持っているのだが、
町田尚子さん独特の猫ワールドで面白い。
猫と暮らしている身からすると、そうそう、猫ってこういう顔(表情)するよねー、とくすりと笑えてしまう絵も好き。

2024/08/16

お相撲さんのような、猫のみいちゃんのパン屋の開店準備。ストーリーは、分かりやすくシンプルなもので、猫のキャラクターの可愛らしさに魅力を感じる絵本。猫好きな方はハマると思います。

2024/08/13

町田尚子氏のニャンに惹かれて4冊目！

インパクトありすぎの表紙(≧∀≦)
全体が黄色の表紙に
三毛猫のみいちゃんが
フランスパンを左手で担いて
赤のストライプのエプロンをつけて
(まわしもねじねじのパンだよ)
四股を踏んでいる

好きだわー╰(*´︶`*)╯♡
この三毛猫みいちゃんの表情

どすこい、どすこいと
腰を落とし、すり足しながら
パンを作っていくみいちゃん

夢の中で
みぃちゃんはとっても強そうなお相撲さんに！
大きな大きな食パンの土俵がマジ受け

みいちゃんの表情
パン屋さんの中の様子が色鮮やかに
細やかに描かれている

みいちゃんのパン屋さんは
開店と同時にたくさんのネコたちが来店している
♪( ´▽｀)

見返しには
DOSUKOIの文字とパンの絵とみいちゃんの顔が
描かれていて最後までクスッと笑える

2024/07/05

相撲取りのような猫いるよなあ～
そんな太っちょ猫のパン屋さんがドスコイドスコイパンづくり。夢の中ではパンの土俵で子猫たちと相撲も取ります。

2024/05/26

町田尚子さんの猫の絵本なので、絵については言うことなし。いいに決まっている。この絵本は言葉のリズムもいいね。声に出して読みたくなる絵本。みいちゃんは地域ねこかな。

2024/05/19

　表紙を見れば分かるように、猫絵師、町田尚子さんの本領発揮ともいえる悪ふざけ・・いや、猫愛に満ち溢れた元気になれる絵本であり、最初に表紙を見たときはまさかと思ったが、こういうことを本気でやるところに、猫への限りの無い、直向きな思いの強さを感じさせる。

　それにしても、表紙の猫の、お相撲さんとパン屋さんがコラボしたような土俵入りのポーズに(左手にパン担いでる)、化粧まわし、そして、横綱の白い綱がパンになっている、このインパクトは凄いものがあり、もうこれだけで、絵本の中身が気になってしまうというものではないか。

みいちゃんは　とっても　はやおき。
ねむけざましに　しこを　ふむ。
どすこい　どすこい　おはようさん。
どすこい　どすこい　がんばるぞ！

　えっ！？　どすこい？
でも、確かに｢みいちゃん｣、眠そうな顔してる。

みいちゃんは　とっても　ていねい。
グーパーグーパー　きじをこねる。
どすこい　どすこい　ふわふわになあれ。
どすこい　どすこい　おいしくなあれ。

　改めて気付いたんだけど、化粧まわしだと思っていたあれ、エプロンだったんだね。それと首に巻いた赤いネッカチーフが、エプロンとも合っていて可愛いし、生地を捏ねているみいちゃんの目がだんだんと愛しく見えてきて、なんだかグッとくる。

みいちゃんは　とっても　いっしょうけんめい。
こしを　おとして　きじをまるめる。
どすこい　どすこい　くるくるりん。
どすこい　どすこい　ねじねじきゅっ。

　今度はみいちゃんの後ろ姿と、場面毎に、猫の可愛いところを何気に様々な角度から見せていることと、その仕種の絶妙な描写は、町田さんならではの、猫好きなら思わず、プッと吹き出すような面白さもあり、アクリルガッシュの画材もこうして見ると、猫の毛の細かく毛羽立った様子や立体感を伴っていて、まさにみいちゃんの迫力がそのまま飛び出してきそうな魅力でいっぱい。

　また、ここまで読んできた方ならば、既に気付かれたかもしれませんが、各ページで必ず登場する『どすこい』のリズミカルな文体、これは、きっと子どもたちが声に出したくなる魅力があるなと感じるだろうし、私の場合は『どすこい』がツボにハマって、これ読み聞かせしたら、絶対笑っちゃうな。

　そして、私の中のハイライトは、まるで猫好きの妄想を描写したような、｢よこづなみいちゃん｣であり、また取り組み相手の｢しましま3きょうだい｣が可愛くて、みいちゃんに挑む(というか、抱きついてるようにしか見えない)3匹の、パフン、ポフン、ポヨヨヨヨ～ンの擬音がもう！　その絵と相俟って可愛すぎるーー！！

　その他にも、同社から出版された｢ねこはるすばん｣の一場面のカレンダー(？)があることから、実は世界が繋がっているのではないかという夢を抱かせてくれたり、みいちゃんの厨房にいくつかある猫の写真から、みいちゃんの過去をあれこれと想像させたり、最後のページのもはや言葉はいらない、ほのぼのとした光景や、パン屋さんの包装袋風のデザインの見返しに、3兄弟の可愛い裏表紙と、細かいところも拘りまくりの、猫好きにはたまらない絵本です。

2024/04/18

1歳7ヶ月の子供にヒットしています。みーちゃと言いながらみいちゃんを指差して興味深く見てました^ ^話のテンポも良くて毎日読んでます

2024/03/10

迫力満点のみいちゃんの絵が大変よろしい。どすこいどすこいと繰り返される言葉の響きも良い。
同じ作者の『ねこはるすばん』はちょっとファンタジックでクスリとするところもあったが、こちらはシンプルさが良いところか。

2024/02/29

長女曰く、「タイトルだけでめちゃくちゃ情報量が多くて表紙開くまでに頭の中が追いつかない」そうで。
でも開いたらすっごく可愛い♡
いちいち可愛い。
パン作ってる時も鍛えてるポーズしてるし。
夢の中は可愛いしかないし。
てゆうかずっと夢の中を覗いていたい。
ただただ可愛いの詰まった絵本でした。