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古本食堂 の商品レビュー

4.1

234件のお客様レビュー

  1. 5つ

    71

  2. 4つ

    106

  3. 3つ

    43

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

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2025/01/25

前情報なしで読み始めたので最初は古本を読める食堂の話かと思っていました。 古書店には行ったことはないのですが、こんな2人がいたら自分に合った古書を選んでくれるのではないかと想像しながら読み進めていました。 途中で出てくる食事の場面も登場人物に何故かピタッとハマっているような感じも...

前情報なしで読み始めたので最初は古本を読める食堂の話かと思っていました。 古書店には行ったことはないのですが、こんな2人がいたら自分に合った古書を選んでくれるのではないかと想像しながら読み進めていました。 途中で出てくる食事の場面も登場人物に何故かピタッとハマっているような感じも古書店に立ち寄る人の巡り合わせなのかと感じました。 大変面白い作品で新作も出ているとのことなので次はそちらも読んでみたいです。

Posted byブクログ

2025/01/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

兄・滋郎さんが急逝し、妹・珊瑚さんは帯広から単身上京することとなった……というのも、滋郎さんは神保町で古書店を営んでおり、その古書店をとりあえず引き継いで、なんとか店を開けるため。 帯広から単身上京していきなり古書店営むって、年齢の側面でも、土地の側面でも、すごい。 だって、古書店を手伝いにきてくれている大学院生・美希喜ちゃんからみた珊瑚さんは大叔母=祖父の妹、、、ってことは珊瑚さん、そうそう若くはない。 やっぱりすごい。 かなりの歳の差だろうけど、珊瑚さんと美希喜ちゃんとのやり取りは、年の差を感じさせない自然な感じで心地いい。 珊瑚さんと東山さんが互いに惹かれあっているのも、なんだかみずみずしい。 古書店を訪れる悩める人たちに珊瑚さんがさらりとおすすめする本が、ふわりと寄り添っていて優しい。 この本の登場人物は、優しいんだよなあ。 それぞれに一生懸命生きている人がいて、色々悩んだり、本をすすめられたり読んだり、ごはん食べたり、誰かと話したりして、生きている。 解決しないこともあるのかもしれない。 また、誰かと繋がる事で、さらにまた別の誰かと繋がったりもする。 そして、毎回、お楽しみの美味しいごはん。 本書に登場する美味しそうなごはんのお店は実在するらしい。 笹巻けぬきすし、初めて知ったんだけど、柿の葉寿司みたいなお寿司なんかな? ボンディのカレーも、検索すると、確かにジャガイモが二つならんだ画像が出てきて、けんぶんさんが、最初の一個はバターをたっぷりつけて食べるって言ってたなぁ〜、なんてニヤニヤしちゃう。 取り立ててすっごい大事件とかは起こらないんだけど(まあ、珊瑚さんにとっては、東京のど真ん中でいきなり古書店やるって時点でかなり大ごとではありますが…)、これからのことにワクワク+鷹島古書店を慕う人たちの気持ちにほっこり、な読後感です。

Posted byブクログ

2025/01/13

登場人物が皆思いやりのある人たちばかりで読んでいて優しい気持ちになりました。 古本屋さんに行ったことがないためいつか古本屋さんに行ってみたいです。そしていろんなジャンルの本を読むことに挑戦してみたいと思いました。

Posted byブクログ

2025/01/13

私もぜひ 神保町のカフェでカレー食べながら読書したい! 古典?とかは難しくてわからないけどね、 なんかちょっと読みたくなるよね…

Posted byブクログ

2025/01/11

この本の存在を最近知ったが、読んでよかった。みんないい人で、あたたかい気持ちになった。私も本屋で働く夢があったが、あらためて本屋さんていいなって思った。

Posted byブクログ

2025/01/04

基本的に、本好きな人に悪い人はいないと思ってるので、裏切られることなく、その通りでほのぼの楽しめます。 続き読みたい。

Posted byブクログ

2025/01/03

『人には物語というものが必要です。生きていくために』 本を読みたくなると共に、美味しいものを食べたくなる物語だった。登場人物もみんないい人でほっこり。

Posted byブクログ

2025/01/02

神保町の古本屋が舞台。本と食べ物と人をワンセットに5セット分の物語から成る。カレーパンとか美味しそうな物がたくさん出てきて食べたくなるし、小林カツ代の本はたまたま母から貰っていたので何だか嬉しくなった(お気に入りレシピ一つあり)。珊瑚さん、美希喜の今後が気になる。

Posted byブクログ

2024/12/27

神保町を楽しめるような大人になりたい 珊瑚さんの古本屋さんのようなお店が連なる街が神保町だけではなく 各地にできればいいのに

Posted byブクログ

2024/12/22

audible14冊目。 とても素敵なお話でした。 古本屋さんに集う人たちが、おいしいものを持ち寄って食べてるから「古本食堂」なのかなぁと思っていましたが、最終話ですとんと落ちました。 本と食べ物の魅力を楽しめるだけじゃなくて、登場人物たちのさまざまな心の動きも丁寧に描かれて...

audible14冊目。 とても素敵なお話でした。 古本屋さんに集う人たちが、おいしいものを持ち寄って食べてるから「古本食堂」なのかなぁと思っていましたが、最終話ですとんと落ちました。 本と食べ物の魅力を楽しめるだけじゃなくて、登場人物たちのさまざまな心の動きも丁寧に描かれています。 登場人物の心の声(ツッコミ)も面白い。 原田ひ香さんの作品はやっぱり読みやすくて、ほっこりします。 『三千円の使いかた』の後に『図書館のお夜食』を読みましたが、本×食べ物の組み合わせでは、個人的にはこちらの『古本食堂』が良かったです。 こういう、温かい個人経営の本屋さん(古本屋さん含む)がだんだんとなくなっていくのが寂しいです。

Posted byブクログ