MAKE NO SMALL PLANS の商品レビュー
MAKE NO SMALL PLANS(メイク ノー スモール プランズ): 人生を変える新しいチャンスの見つけ方 起業家になると、会社を立ち上げようと決めたその日から金で苦労することになる。資金集めに駆り立てられ、投資家への責任を抱えて右往左往する。自力で会社を立ち上げて失...
MAKE NO SMALL PLANS(メイク ノー スモール プランズ): 人生を変える新しいチャンスの見つけ方 起業家になると、会社を立ち上げようと決めたその日から金で苦労することになる。資金集めに駆り立てられ、投資家への責任を抱えて右往左往する。自力で会社を立ち上げて失敗した場合、失望するのは自分だけだ。でも、いざ会社のために命 を集めるとなると、夢を別の誰かに売り、その誰かに自分を信じてもらえるよう説得しないといけない。投資家を迎え入れる場合、彼らの金に対して責任を負い、失敗すれば自分が失望するだけでなく、自分を信じてくれた人たちを失望させることになる。 サミットを始めたときから、僕たちはとてつもなく大胆な目標をつねに設定していた。そして忍耐と創造力、いくらかの運のおかげで、毎回目標を達成してきた。でもいくらこれまでの実績があっても、パウダーマウンテンの開発はほかとは比べ物にならないくらい慢心を思い知らされる経験だった。 パウダ— マウンテンを開発しているときは、まるで何年もかけて山に向かって大きな岩を押し上げているかのようだった。道中、立ち止まってしばらくのんびりしたいと思うことが何度もあった。でもこの気持ちは抑えるしかない。少しでも休もうものなら、岩は山をどんどん転がり落ちて重さを増し、仕事を再開するたびに押し上げるのが難しくなっていく。どうせあの世に行けば休みはたっぷりとれるのだから、進んでいくしかない。大事なのは、困難や挫折にぶつかっても前に進み続けることだ。 一方で、パウダーマウンテンに関して直面した困難は、僕たちにとって最大の教師ともなってくれた。僕たちは困難を通じて、コミュニケーションの機会を増やす方法や、 もっと成長する方法を学んだ。起業家として成長し、コミュニケーション能力を上げ、よりよい仲間になるすべを教わった。昔の人の言葉にもある。「挑戦をやめたときこそが失敗するときだ」と。 サミットの初めの頃、居心地のいいぬるま湯の状況から抜け出すために、僕たちはこう鼓舞し合った。 「スリルがなくちや映画にならないぞ」 互いにプレツシャーをかけ、あえて居心地の悪い領域に入って、そこからより大きく飛び出すためのやり方だった。映画監督が僕たちの人生の今この瞬間を映画化するのを想像してこう自問する。" この場面は面白いだろうか。観客を引き込むようなハラハラドキドキがあるだろうか。まさかカットされないだろうか〃 こうしたイメージトレーニングは楽しくて効果的だった。もっと多くのチャンスをつかんでやろう、ビジネスでできることの範囲を広げてやろうと頑張る刺激になった。 こうしたイメージトレーニングが駆け出しの頃のエネルギーとなり、僕たち4 人は成艮した。そして会社も拡大していくうちに、 ハイリスク、 ハイリタ—ンの行動に負けず劣らず、 日々の単調な業務が会社の成功にとって重要であることに気づくのだった。映画の完成版には登場しないだけのことだ。
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