神田ごくら町職人ばなし(一) の商品レビュー
淡々とした職人話。正直一巻のみでは物足りなすぎて!!!その後も気になるし、予告だけ見せられた感じで最初の数話は進んでいきます。もっとみたいもっと読みたい。次巻も出たらすぐ買うと思う。
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品川で晒し首 上手の雑ならまだしも下手のぞんざいは始末に負えんなあ 鏝ノリが良い上に塗ると鏝に土が残らねェ 無理くりしてみたところで道理に合うてへんぞ 手前の仕事が出来ん奴程下を見つけて虐めたがるもんや 傍目八目=第三者の方が物事の是非得失を当事者以上に判断出来るという事 腕折っ...
品川で晒し首 上手の雑ならまだしも下手のぞんざいは始末に負えんなあ 鏝ノリが良い上に塗ると鏝に土が残らねェ 無理くりしてみたところで道理に合うてへんぞ 手前の仕事が出来ん奴程下を見つけて虐めたがるもんや 傍目八目=第三者の方が物事の是非得失を当事者以上に判断出来るという事 腕折って二度と左官を名乗らせんようにせないかん 細部は職人の仕事でさァ
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いつの時代も職人ってかっこいいと思う 自分のこだわりを持ってとことん追求するところ 畳屋さんとか左岸屋さん、染め屋さんの仕事ってもしかすると江戸時代からさほど変わってないのでは?と思ってしまう 使う道具に変化はあっても技術面や仕上がり部分で変わってないように思うのは自分が職人じゃ...
いつの時代も職人ってかっこいいと思う 自分のこだわりを持ってとことん追求するところ 畳屋さんとか左岸屋さん、染め屋さんの仕事ってもしかすると江戸時代からさほど変わってないのでは?と思ってしまう 使う道具に変化はあっても技術面や仕上がり部分で変わってないように思うのは自分が職人じゃないから知らないだけか 漫画家さんもきっと職人なんだろうな
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
桶屋 刀自 藍屋 畳職人 花魁 左官 江戸の職人たちの仕事と迷いと成長と技術と物語 ○仕事を丁寧に取材されていて、お仕事本としても ○物語も抜群にいい
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最近めちゃめちゃ話題になっていて、絵もきれいそうだし、内容が江戸時代の「職人」をテーマにしているとのこと。本屋さんで何度も手に取り棚に戻しを繰り返して、結局買ってしまいました〜。 桶職人、刀鍛冶、紺屋(藍染職人)、畳刺し、左官の5つの職人さんたちの7つのお話。 予想以上の絵の...
最近めちゃめちゃ話題になっていて、絵もきれいそうだし、内容が江戸時代の「職人」をテーマにしているとのこと。本屋さんで何度も手に取り棚に戻しを繰り返して、結局買ってしまいました〜。 桶職人、刀鍛冶、紺屋(藍染職人)、畳刺し、左官の5つの職人さんたちの7つのお話。 予想以上の絵のうまさと描き込みで、職人さんたちの技の迫力が圧巻でした。匂いや温度、音まで感じられそうなほど。100年後を見据えた仕事にはただただ敬服するばかり。 職人さんごとのお話になっているので読みやすかったです。続きも楽しみ。
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職人のお話なのに、予想外の迫力があった(暴力シーン含めて笑) 百年の品質を保証する仕事がかっこいい。この時代に生まれてたら、職人に憧れてたと思う。
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江戸職人の技と意地にひきこまれてしまう。 無口でただただひたすらに己の腕に全てを注ぎ込むような姿に圧倒された。 「桶職人」「刀鍛冶」「紺屋」「畳刺し」「左官」 このなかの畳刺し以外が、女であることにも驚いたのだが、そう感じさせない描写が凄いとしか言いようがない。 道具の音が聞こえ...
江戸職人の技と意地にひきこまれてしまう。 無口でただただひたすらに己の腕に全てを注ぎ込むような姿に圧倒された。 「桶職人」「刀鍛冶」「紺屋」「畳刺し」「左官」 このなかの畳刺し以外が、女であることにも驚いたのだが、そう感じさせない描写が凄いとしか言いようがない。 道具の音が聞こえてくるようで。 道具を持つ腕や手の表情に惚れ惚れする。 紺屋の手が藍色に染まっていることすら美しいとさえ感じる。 真剣な目に毎日が勝負だとすら思えてしまう。
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渋い…! こんなに丁寧に職人の仕事が 描かれているとは。 特に四話目の「畳刺し」の仕事。 古い畳表を剥いで 真新しいものに張り替えていく。 いぐさの匂いすら漂ってきそうな 絵の迫力がすごい! もちろん他の職人さんたち 桶職人に刀鍛冶、紺屋、左官も みな丁寧な仕事っぷりがよくわ...
渋い…! こんなに丁寧に職人の仕事が 描かれているとは。 特に四話目の「畳刺し」の仕事。 古い畳表を剥いで 真新しいものに張り替えていく。 いぐさの匂いすら漂ってきそうな 絵の迫力がすごい! もちろん他の職人さんたち 桶職人に刀鍛冶、紺屋、左官も みな丁寧な仕事っぷりがよくわかる。 そのうえ職人たちの気持ちがうかがえる エピソードが加わってるから どの話もしっかり感情移入してしまいました。
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読みやすさ★★★★★ 学べる★★★★ 紹介したい★★★★★ 一気読み★★★ 読み返したい★★★★★ よくぞここまで江戸の職人の仕事を調べ上げて、コミックスとして世に出して下さいました。日本人としてお礼を言わなければならない。 まさに職人が見て学べと言わんばかり、1コマ1コマ...
読みやすさ★★★★★ 学べる★★★★ 紹介したい★★★★★ 一気読み★★★ 読み返したい★★★★★ よくぞここまで江戸の職人の仕事を調べ上げて、コミックスとして世に出して下さいました。日本人としてお礼を言わなければならない。 まさに職人が見て学べと言わんばかり、1コマ1コマ、描写のディテールが細かいのだが、説明がほとんどない。あれは何?、並べ方にも意味があるのかな?と、なかなか読み進むことができない。 100年以上先を見据えた、職人の気質、気概、気迫が、息づかいまでが聞こえて来そうな素晴らしい作品。面白い!
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ごく稀ですが、琴線に触れビビッときた時だけコミックを登録しています。本作の内容紹介や表紙から想像し、エイッと購入したらまさにドンピシャ! 圧巻の描写に感嘆! 期待以上の傑作でした! 物語の舞台は江戸時代の「神田ごくら町」(架空の街)。著者曰く、現代でいう日本橋周辺で、町名由...
ごく稀ですが、琴線に触れビビッときた時だけコミックを登録しています。本作の内容紹介や表紙から想像し、エイッと購入したらまさにドンピシャ! 圧巻の描写に感嘆! 期待以上の傑作でした! 物語の舞台は江戸時代の「神田ごくら町」(架空の街)。著者曰く、現代でいう日本橋周辺で、町名由来は「落語」をもじったものだそう。 描かれるのは、江戸職人(桶屋、刀鍛冶、紺屋、畳刺し、左官)による伝統の手仕事の技と意地、そしてその日常です。 一話完結の物語が、五編(七話)のオムニバス形式で収録され、堅過ぎず構えることなく読めます。 職人が魂を込め、ものづくりに向き合う姿。その様子を、江戸の街・仕事場を背景にして、虫の目・鳥の目、時に画角を変えながら詳細に描きます。 その迫力ある作画は、道具や製作過程を丁寧に描き、台詞がなくても雄弁に語り、観る者を捉えて離しません。作画の表現がこれだけ人の心を動かすものかと感心します。著者のこだわりと熱量がひしひしと伝わり、江戸の風が吹き、"粋"を感じました。 敢えての設定なのか、「畳刺し」を除けば職人が皆女性なのが意外でした。けれども、個性の書き分けがなされ、各話の味わいに変化をつけているようです。共通するのは、仕事に対するひたむきさ、生き様の美しさ・尊さでしょうか。輝いて見えます。 第28回手塚治虫文化賞「新生賞」受賞 トーチwebで連載され、本作の続編(其の八「蔵人」)や「金沢職人ばなし」も読めます。それでも、紙の質感を感じながら、書籍として読みたいですねー。続編と他作品の発刊が待たれます。
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