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処女の道程 の商品レビュー

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2024/05/07

このテーマで一冊仕上げるのがすごい。まさに女性しか書けない。処女の価値についての歴史的変遷を追いつつ、その意味性と重さを捉え直している。

Posted byブクログ

2023/11/23

処女の社会史です。 感想でも評価でもなく、ただ思ったことだけ書き連ね…… 本人がどう思うかより世間様がどう見るかが問題。そして男性優位の視線から判断されてきた処女性。 今更誰も気にしてねーよ って声も聞こえてきそうだけれど面白かった。 最初のヒトになるってのは男性からすると少...

処女の社会史です。 感想でも評価でもなく、ただ思ったことだけ書き連ね…… 本人がどう思うかより世間様がどう見るかが問題。そして男性優位の視線から判断されてきた処女性。 今更誰も気にしてねーよ って声も聞こえてきそうだけれど面白かった。 最初のヒトになるってのは男性からすると少しプレッシャー。でも言われる嬉しいかも。 ホンネで女性は『最初』なんて全く気にしてないのでしょうか? AVとか観るとインタヴューで「初めては何歳?」なんて訊いていたりするので、それなりにエッチ界では話題になりやすいネタなのでしょう。 ホントのことを答えているとは思いませんが。最近の子は進んでおるのねーとか思ったりはしてしまう。 童貞は捨てるもの 処女は失うもの…喪失 言葉にも差があります(…っても最近は処女も「捨てる」って言うのかも^^;) いつ頃からそうなったのかは不明ですけど、捨てると失うの差は日本人の感覚の違いだと感じます。 言葉がもし変わっていないのであれば、今でも古い日本の慣習は生きている部分があるのだと思いますが、処女にはなったことが無いので永遠に謎…ですな。

Posted byブクログ

2023/10/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

とても面白かった。 前半は大昔の話で、なんとなくぴんとこなかったが、だんだんと近代の話になると、思い当たるところもあって、なるほどの連続だった。 この本は単に処女の価値観を整理したものだけにとどまらず、時代時代の文学であったり文化についても言及をしていて、とても勉強になった。

Posted byブクログ

2023/09/22

性に関する女性史をめぐる一冊。処女の捉え方、それに対する童貞の扱い方について、対比しつつ時系列に描かれる。性に開放的だった平安時代から、処女を守りきれないと命をも捨てる時代へ、そしえ産めよ殖せよの昭和。そして急に未経験が恥になる。

Posted byブクログ