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君とパパの片道列車 の商品レビュー

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13件のお客様レビュー

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2023/10/18

2023年8月刊行 個人的に受験競争、学歴主義、資本主義の渦中からはリタイアした身で、我が家族に対しても飛び込んでほしい、勝ち抜いてほしい、とは思わないが、新刊のリストの中で父子物語をテーマにした本が珍しく、目について読んでみた。 受験数年前からのスケジューリングや受験、塾シ...

2023年8月刊行 個人的に受験競争、学歴主義、資本主義の渦中からはリタイアした身で、我が家族に対しても飛び込んでほしい、勝ち抜いてほしい、とは思わないが、新刊のリストの中で父子物語をテーマにした本が珍しく、目について読んでみた。 受験数年前からのスケジューリングや受験、塾システムの話もあるが、個人的には一人っ子として愛情を父母から全面的に受け、小学6年生なのにわざわざ父(母)と塾の帰りの電車一時間かかるにも関わらず一緒に帰りたがり、父もそれに応えて毎日塾の最寄り駅まで迎えに行くほど、12歳でも親との愛情と信頼関係が成り立っていることが私自身の体験とは隔絶の感があり、一人っ子の特権?世代の違い?と興味深かった。私が5、6年生の頃は親と一緒の姿を友達に見られることさえ抵抗があったものだが…。愛情に対して素直だし、信頼関係がある。 所々、「恋人かっ!」とツッコみたくなるような愛情確認作業がある。 私の子が成長して興味ある進路を目指す上で、ただ「合格する」「プロになる」宣言に対して「ああ、いいね、頑張って」と口先で応援するだけでなく一度、実際にトップのグループや、大人のプロも見せることは大事であろう、と参考になった。 現代社会では一般的に会社に忠誠を尽くし、家族のため身を粉にして頑張る父は哀しいかな、家族からは空白に近い存在になりがちな中、息子第一に父子物語は貴重でいい本だった。

Posted byブクログ

2023/10/01

君とパパの片道列車~最難関校を目指した父子の中学受験日記~ 著:灘中までの道 本書は、「灘中までの道」というアカウント名で、ツイッターに著者の息子さんの中学受験の様子を毎日投稿されていたものを受験日記としてまとめたもの。 小学生が挑む中学受験。その親のサポートは伴走と呼ばれま...

君とパパの片道列車~最難関校を目指した父子の中学受験日記~ 著:灘中までの道 本書は、「灘中までの道」というアカウント名で、ツイッターに著者の息子さんの中学受験の様子を毎日投稿されていたものを受験日記としてまとめたもの。 小学生が挑む中学受験。その親のサポートは伴走と呼ばれます。本書においては受験のドキドキはもちろん、中学受験ならではの伴走についても記されている。 構成は以下の4章からなる。 ①受験生になるまでに ②灘中を目指すということ ③灘中は難しすぎる ④受験期 中学受験にチャレンジする家庭は、それぞれの物語がある。主人公となる子どもだけではなく、伴走する親だけではなく、兄弟や祖父母等環境に応じて関わる人は変わり、その人はその人で並行して一生懸命人生を過ごしている。 中学受験はゴールではなく、はじまりでもある。成熟した状態で臨むのではなく、中学受験のプロセスを経て子ども自身も成長し、何より伴走している家族自身にも多くの学びがある。 辛さだけではなく、楽しさや成長の実感を味わいながらという余裕がある状況で過ごしている家庭は少ない。 時が終わってからしみじみと感じるのも悪くはないものの、今を噛みしめて出来ることをしてやりたい。

Posted byブクログ

2023/07/28

中受@2022組、Twitterフォロワー数№1! 関西の最難関・灘中学を目指す息子の様子を毎日ツイートしたパパ。灘中コースのある校舎まで片道1時間、帰り道は必ずパパが塾の最寄り駅まで迎えに行き電車内で復習をする日々。灘中・開成の合否ツイートは最高100万超アクセス、1万いいねを...

中受@2022組、Twitterフォロワー数№1! 関西の最難関・灘中学を目指す息子の様子を毎日ツイートしたパパ。灘中コースのある校舎まで片道1時間、帰り道は必ずパパが塾の最寄り駅まで迎えに行き電車内で復習をする日々。灘中・開成の合否ツイートは最高100万超アクセス、1万いいねを獲得! 勉強を教えず、心身のサポートに徹するパパと息子の絆に感涙必至。家族の絆を深めた幸福な中学受験ドキュメント。

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