不適切な関わりを予防する 教室「安全基地」化計画 の商品レビュー
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マルトリートメントの本を読み、自分の仕事のダメさを実感。そこから続編のようなこの本を読む。まずは読むのに時間がかかったということ。それは内容の濃さから来る。 子どもの権利条約。知らないよね?自分も含めてちゃんとわかってる人いる?教室は、なぜかわからないルールに縛られて、それをひたすらに守らせるような窮屈な環境になっている。全て意味があり、効果もあるのだろう。授業中は座ってなさい。先生の話は目を見て聞きなさい。落ちているものは拾いなさい。ご飯は茶碗を持って食べなさい。廊下は走らない。当たり前の事だけど、それを、言ってばかりで子どもはとても窮屈だろう。それを言い聞かせる方も窮屈だけど。そこにはそもそもの構造的な問題がある。そして、現場ならではの問題もある。 それを一教員がすぐにどうこうできるわけはない。 だからこそのこの本。 現に僕もクラスに大変な子がいて、自分の娘もしょっちゅう熱出して、なかなかに厳しい状況。生徒指導主任なのに問題山積み。周りから病休ならないか心配せれている。 1番心に残ったのは最後の部分。 ホモパティエンス。苦悩にまっすぐに向き合うことが大切だ。
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・この仕事は感情の抑制、忍耐、緊張感が付きまとうものなのだと理解する必要がある。 ・自らの感情を制するものは、教室を制す。 ・通学スモールステップ 有害な教師にだけは、ならないように。 どうか余白を。
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