4 の商品レビュー
言葉の選び方が私と全然違って面白かった。詩を書ける人の言葉選び見てると、世界が違って見えて楽しかった。
Posted by
いたる所で同じ映画をやっているその東京でもういちど会う 話し言葉は消えてっちゃうから良いねって消えていった なながつだった 死んだあなたを夏の車内で待っているロマンチストのクライベイビー たった一人、わたしに捧げられた歌集。あとがきも含めて、素敵でした
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
なんかもうどうしようもないなって思った時に、本棚からこの詩集を取り出して適当に開く ・「存在を知っているけど関わりはないものが好き 雪かきだとか」 名前も映像もやることもそれなりにビビッドに想像はできるが、それと関わりがあるわけでもないこと ただ距離があるだけでも、それが自分に起こることがありえないようなことでもなくて、絶妙な距離感で、ナイスポエムだと思う ・「へたくそなロボットダンスのあと照れてきみがお辞儀をする最終話」 作者を知ってるからこそ、“ロボットダンス”の映像は“ベテランち”のダンスが浮かぶ。だから踊っているのは自分ではなく作者で、お辞儀をするのが自分だと解釈した。最終話は最後の話というだけで、その場のコミュニケーショの最後の時間と捉えれば、何回だって最終話を読むことができるからこそ照れてお辞儀をするだけで、小さい感謝を伝える ・「ほんとうはもっとだいじに連絡を返したかったのにナイトメアビフォア」 今日中に返せばいいやって思って後回しにしちゃう業務連絡も、気になってる子から来た他愛無い会話も、同期と週末遊ぶ詳細会議も、今返さないと、、もっと返信考えたかった、、、って思って連絡することが確かにあるなあって思う。 返した後に目を瞑ってから、ああもっと違う文面で送れたらなあって思って眠りについたらそれは、ナイトメアにもなってしまうよなあって。 ‘ほんとうは’と、‘だいじに’が平仮名なのには、寝る前の思考の浅さもあるのかな。
Posted by
YouTubeで雷獣を知って、青松輝さんの本を買ってみた。短歌の本を読むのは初めてだったが、読んでいて楽しく感じられた。日々浮かんでは消えていく思考が切り取るみたいにして書かれていて、不思議な思いになれた。
Posted by
青松輝さんの第一歌集です。青松さんの感性がすごく出てて、とても楽しめました。 私が特に好きな歌はロボットダンスです!
Posted by
- 1