純喫茶とあまいもの 名古屋編 の商品レビュー

難波里奈(著者)

2024/07/12

美味しそう。
行きたい店が増えすぎる。
流石の喫茶文化です。
飴色の店内が素敵なお店がいっぱい。
そう、喫茶店といえば飴色なのです。

2023/08/31

シュガーポットコレクションのページが一番好き。
蓋を開けて、少しカーブしたスプーンで砂糖をすくう。
このスプーンのカーブがたまらない。
スプーンの持ち手がハマるための、あのU字型の欠け部分が好き。
蓋を閉めた時の金属音が好き。

2023/08/11

難波里奈さんと言えば、喫茶店好きで今までに1000軒以上訪れたそうだ。

そんな喫茶店好きが今回、「モーニング」で有名な名古屋の個性あふれる喫茶店を取り上げている。

トースト、クリームソーダ、パフェ/あんみつ/フルーツサンド、ケーキ/ホットケーキ、プリン/アイス/甘口パスタ、飲みもので、それぞれの喫茶店の名物を紹介している。

今の季節、飲みたくなるのがシュワシュワ～のクリームソーダ。

気になったのは「レトロなグラスに注がれたクリームソーダはメロンとイチゴの2種類。大容量のソーダたっぷりのバニラアイスがうれしい」と紹介している、「パイカル」。

大須商店街にあり、1960年に始めたお店。

創業当時から変わることのないクリームソーダを見ていると、今から新幹線に飛び乗って味わいに行きたくなる。

低い背もたれの籐椅子は特注品だそうだ。

食事メニューには赤だし付きと珍しい。

自家製カレーライスとオムライスも食べてみたいなあ。

名古屋の個性豊かな喫茶店の中でも際立つのは「マウンテン」のユニークなスパゲッティの数々。

以前、テレビで見たことがあるが、「甘口抹茶小倉スパ」や「甘口イチゴスパ」など、何とも言えないメニューを取りそろえている。

本には「甘口キウイスパ」が載っている。

キウイ果汁を使った太麺に、ホイップシュークリームとキウイをトッピングしている。

著者はこれを食べている。

モチモチした食感の麺、甘さと酸味が同居する熱々の麺の上でとけだすクリームと、冷たさを保っている果物。

この他にもいろいろ気になる店を紹介している。

台風の接近次第では、家に引きこもらざるを得ないので、この本を読みながら喫茶店に行った気分になるかな。