小泉八雲と妖怪 の商品レビュー
小泉八雲と妖怪 著:小泉 凡 作家・小泉八雲のひ孫である小泉凡による作品。 小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は、はるばるヨーロッパからアメリカを経て、日本へやってきた作家である。170年以上まえのギリシャに生まれ、日本人のだれもが知る怪談作品を残している。自然とともに生きる日...
小泉八雲と妖怪 著:小泉 凡 作家・小泉八雲のひ孫である小泉凡による作品。 小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は、はるばるヨーロッパからアメリカを経て、日本へやってきた作家である。170年以上まえのギリシャに生まれ、日本人のだれもが知る怪談作品を残している。自然とともに生きる日本文化に心をうばわれ、その魅力を世界の人びとに伝えました。 日本へ帰化をされた八雲氏、「八雲」とは8つの雲の意味で、現存する和歌の中で最古の歌の最初の部分にある。「八雲」とは「出雲」ということばの詩的な代用語で、「雲がわき出る国」という意味であり、八雲氏がもっとも好きな地方名で、この名前を選んだ背景がある。 本書は以下の7章から構成されている。 ①語り要請の文化に育まれて ②失明と大叔母破産の悪夢 ③クレオール文化に生きる亡霊たちをもとめて ④出雲の地に伝わる異界の物語に魅かれて ⑤新しい日本への失望と日本への帰化 ⑥大学の授業と会談の再話 ⑦死をめぐる不思議なできごと 「ゆるす、な~い!!!」 妻が大切にしていたカール(うすあじ)を勝手に食べた際に、すごい剣幕で発した言葉。 伝わらなそうで、ものすごく伝わるこのパワーワードは、妻がドはまりしているNHK連続テレビ小説「ばけばけ」の主要人物である「小泉八雲氏(ラフカディオ・ハーン)」が作中で発する言葉であった。 そこから激烈ファンに申し訳ない程度に「ばけばけ」を流し見している中で八雲氏に興味を持ち本書を手に取った。 その生涯を知る中で、スケールの大きさだけではなく、その土地、国、文化、人を大事にされている八雲氏のグローバルでありながら、日本人らしさ、日本が大切にしなければいけない思想等も学ぶことができる。 妻が「ばけばけ」に、そして「小泉八雲氏」に惹かれることも大いに頷ける。次は八雲氏の著書も読んでみたい。 ※別日に妻が大切にしていた「カール(チーズあじ)」を拝借した。やはり「ゆるす、な~い!!」のお言葉を頂戴した。
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著者は,八雲のひ孫で小泉八雲記念館館長。民俗学専攻。本書は小泉八雲の伝記であるが,「はじめに」の文章以外は,凡が八雲になったつもり――つまり1人称――で書かれている(なおこの伝記は児童図書のコーナーにあった)ので,読みやすかった。なんせ,うちの神さんも手に取っていたくらいだから。...
著者は,八雲のひ孫で小泉八雲記念館館長。民俗学専攻。本書は小泉八雲の伝記であるが,「はじめに」の文章以外は,凡が八雲になったつもり――つまり1人称――で書かれている(なおこの伝記は児童図書のコーナーにあった)ので,読みやすかった。なんせ,うちの神さんも手に取っていたくらいだから。 本書巻末の略年表には,以下のような著作が紹介されている。念の為に言っておくが,八雲の著作は英語で発表されている。 1850年 6月27日 ギリシャ・レフカダに生まれる。 1866年 遊戯中の事故で,左目を失明する。 1877年 元黒人奴隷のマティ・フォリーと結婚する。 1890年 8月30日に松江に到着する。 1894年 『知られぬ日本の面影』を出版。 1993年 長男一雄(レオポルト・カズオ・ハーン)が誕生する。 1896年 結婚,帰化手続きが完了し,日本人小泉八雲となる。『心』を出版。 1887年 次男巌が誕生する。『仏の畑の落穂』を出版。 1899年 三男清が誕生する。『霊の日本』を出版。 1900年 『影』を出版。 1901年 『日本雑記』を出版 1902年 『骨董』を出版。 1904年 『怪談』を出版。9月26日午後8時過ぎ,心臓発作で死去する。『日本 ひとつの解明』を出版。
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朝ドラ『ばけばけ』の影響で引き続き、小泉八雲やセツのまわりの本を読む これは小泉八雲のひ孫である小泉凡さんの著書であり、今まで何冊か読んだ小泉八雲や小泉セツを取り扱った本のなかでも群を抜いて、彼の思想や価値観、何に影響を受け、何を好み、何を嫌ったのかが書かれていた 小泉八雲が日本...
朝ドラ『ばけばけ』の影響で引き続き、小泉八雲やセツのまわりの本を読む これは小泉八雲のひ孫である小泉凡さんの著書であり、今まで何冊か読んだ小泉八雲や小泉セツを取り扱った本のなかでも群を抜いて、彼の思想や価値観、何に影響を受け、何を好み、何を嫌ったのかが書かれていた 小泉八雲が日本の自然災害の多さとそれに由来する精神性に着目しているところもそれだけ日本の気候や風土になじんでいたからというのもあるだろう なかでも熊本に住んだおりに行った講演では当時から”政治による戦争ではなく、経済の戦争の時代がくる”と見据えた話をしていたことに驚いた 八雲は距離でいうと地球半周以上の距離を移動し、その生涯を終えたという。またキリスト教とになじめず、障害も持っていたことから、社会に弾かれてきたという自覚もあっただろう そんな属性を持ち、あらゆる場所の文化や価値観に触れた彼だからこそこのような現状に通じるようなことを考えたのかもしれないと思うと興味深かった
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図書館の本を読む▼ https://kguopac.kanto-gakuin.ac.jp/webopac/BB00728727 小泉八雲は、明治時代にヨーロッパからアメリカを経て日本にやってきた作家です。自然とともに生きる日本文化の魅力にとりつかれ、日本人のだれもが知る多くの怪...
図書館の本を読む▼ https://kguopac.kanto-gakuin.ac.jp/webopac/BB00728727 小泉八雲は、明治時代にヨーロッパからアメリカを経て日本にやってきた作家です。自然とともに生きる日本文化の魅力にとりつかれ、日本人のだれもが知る多くの怪談作品を生みだしました。〈見えざるもの〉に魅かれ、名もなきものたちの声を聞きつづけたその生涯を八雲自身が語ります。(出版社HPより)
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雪女や耳無し芳一は、日本の精神世界の独自性を高く評価したラフカディオ・ハーンが再話したものだった。 ギリシアに生まれ、アイルランドの精神世界の話を聞いて育ち、アメリカへ渡ったハーン。日本に興味を持ち、目指したのは出雲。自然と共存する日本の暮らしに魅せられ、友人に恵まれ、その時の...
雪女や耳無し芳一は、日本の精神世界の独自性を高く評価したラフカディオ・ハーンが再話したものだった。 ギリシアに生まれ、アイルランドの精神世界の話を聞いて育ち、アメリカへ渡ったハーン。日本に興味を持ち、目指したのは出雲。自然と共存する日本の暮らしに魅せられ、友人に恵まれ、その時の日本人が持っていた豊かな心を書き表し、アメリカで発表していく。 志高く、私たち日本人にとっても素晴らしい仕事をしてくれたハーンと、日本で出会い支え続けた妻セツ。その一生が活き活きと語られている。 伝記の作者、小泉凡は八雲の曾孫。
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研究本はたくさんあるけれど、児童書でここまでわかりやすく、しかも深く書かれた本はないのでは。凡氏だからこそ語り部のように書けたのではないでしょうか。八雲の作品も、この伝記も長く読み継がれてくことでしょう。
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小泉八雲の曾孫による八雲の伝記。子ども向きだが、わかりやすかった。 少し前だが松江に行ったときに小泉凡氏の講演を聞く機会があった。物静かで優しい話し方をする人だった。
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