ブックキーパー 脳男(上) の商品レビュー
- ネタバレ
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前作に比べて、グッと読みやすくなった気がする。 前作はとにかく、医学的な難しい言葉とか精神世界の話が多くてしんどかった気がするので、そういう意味で、今回のキーパーソンになっているのが、警察側の人間ってのがかなりわかりやすくなったよなーってとこよね。 上下巻で、結構早いタイミングで鈴木一郎も出てきているし、それであってもまだ全貌がわからないミステリを残した状態で下巻に臨めるのがとても良い。 アガタを未読のため、鵜飼縣の人となりが半透明のまま進んでいますが、それでも面白いのは素晴らしです。 正直いえば、ここまで重たいサスペンスは好みではないけれど、最近の購入傾向が首藤先生の影響であることは否めず、慌てて購入した「アガタ」を早く読みたい!と思えているのが楽しくて仕方ないよねー。
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我らのダークヒーロー「脳男」が帰ってきた! 脳男シリーズ3作目。 新キャラ女性エリート警視が遠く離れた場所で相次いだ異常殺人の関連性に気付き事件を追う中で、警察が隠蔽した交通事故、それを調べていた刑事が殺害され、不穏な動きをする企業とサイコパスダンディが繋がり交錯していく。 そ...
我らのダークヒーロー「脳男」が帰ってきた! 脳男シリーズ3作目。 新キャラ女性エリート警視が遠く離れた場所で相次いだ異常殺人の関連性に気付き事件を追う中で、警察が隠蔽した交通事故、それを調べていた刑事が殺害され、不穏な動きをする企業とサイコパスダンディが繋がり交錯していく。 そして上巻終盤に「脳男」鈴木一郎が登場する。 上巻だけでもページ数があるが途中徐々にストーリーに引き込まれて一気読み。さらに期待が高まり下巻に続く。 ほぼ脳男登場しないけど面白く読めた。
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首藤瓜於『ブックキーバー 脳男 上』講談社文庫。 『脳男』の13年ぶりの続編。『脳男』の文庫が刊行されたのは20年前、『指し手の顔 脳男 2』の文庫が刊行されたのが13年前というから、時代の流れを感じる。 相変わらず、何層にも積み重なっていく謎と不気味な事件の数々がこれでもか...
首藤瓜於『ブックキーバー 脳男 上』講談社文庫。 『脳男』の13年ぶりの続編。『脳男』の文庫が刊行されたのは20年前、『指し手の顔 脳男 2』の文庫が刊行されたのが13年前というから、時代の流れを感じる。 相変わらず、何層にも積み重なっていく謎と不気味な事件の数々がこれでもかとばかりに描かれる。全く先の見えない展開が続き、タイトルの『ブックキーパー』とは一体何かと興味は尽きない。上巻の終盤ではいよいよ、恐るべき知能と驚異的な身体能力を持ちながら一切の人間らしい感情を持たない男、『脳男』こと鈴木一郎が本格的に姿を見せる。 警視庁で、異常犯罪のみをデータベース化する作業を任されていた桜端道は、僅か1ヶ月の間に年齢も住所もバラバラの3人の男女が拷問の末、殺害された事件に着眼する。1人は手の指を切り落とされ、もう1人は足の爪を剥がされた後、足の指を叩き潰され、最後の1人は性器を薬品で焼かれていたのだ。彼らの共通点はネットショッピングを利用していたことで、そのサイトのサーバーは中部地方の愛宕市に設置されていた。 一方、愛宕市の財閥、氷室家の当主である氷室賢一郎が屈強な2人の男と共に足の指を切り落とされた後に殺害される事件が起きる。桜端の掴んだ拷問殺人事件との関係を捜査するためにサイバー犯罪の若き第一人者である鵜飼縣警視は愛宕市に向かう。 一連の拷問殺人事件を捜査するうちに、その愛宕市では腐敗体質が疑われる管轄の鞍掛署が3年前に交通死亡事故の加害者を逃亡させ、死亡者の単独事故に隠蔽した疑惑が浮かび上がる。その加害者というのは愛宕市に代々続く旧家の能判官家の息子の能判官古代ではないかと思われたのだが…… 定価979円 ★★★★★
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