まともバカ の商品レビュー

養老孟司(著者)

2024/09/03

脳の中に住む人間：
ヒトを見る目
５億年かかって洗練されたソフト
ものがわかる≒役には立たない
ヒトの構造
骨と端は同じ構造
個体発生的・歴史的説明
そもそもの始まりは頭の中
脳化社会
共通了解可能性
家畜化する人間
現実は現実か：
哺乳類・放っておくと女性に
生も自然でない
逆さに考える→みんな当たり前
能が世界を決めている
本当に知っているのは自分の脳だけ
好き嫌い・バイアス
無意識の表現：
好きは係数大
ビュリダンのロバ
音楽も美術も言葉そっくり
修行・道・型
人生ー取り返しがつなかい決断の連続
首から上・下の原理
まともが遠のく：
脳の世紀
現実は１つという思いこみ
リアリティ＝真善美
現在が未来を食う
理由がよく分からない一生
手入れの感覚
メメント・モリと諸行無常

2024/04/22

養老孟司先生すごくまともな人だと尊敬します

言語化するのが難しい
なんかモヤモヤしているようなことは
自然からどんどん離れて都市化していること
なんだろうなと読んでいて思うと、いろいろつじつまがあってくるので、ほんとにそんなんだと思いました

子どもは自然で、それを自然からどんどん遠のかせる事が大人になるということ
それはなんかいやだなぁ

自然に回帰したくなる気持ちは誰しも持っていると思うんだけど
社会が許さないというか営利目的（経済）で回っている世の中で抗うこともできずにいる自分にももどかしい

昭和30年代？1930年代？どっちだ？忘れたけど
その頃までは子どもの権利をしっかり守っていたとあったので、そんなに昔ではないから、せめてその頃の日本にくらいはしたいと感じた

2024/01/27

自然から離れようとする、そして、離れた結果という根っこからの現代への警鐘。
でも、僕はこの現代の波から外れるのが怖いんですよ。。。

2024/01/14

自然がなくなり、人工になり、自然なものを排除していく。不利益を被るのは自然である子供達だ。自然がないと言われて、読んでいくと確かにそうかもと思った。ああしたらこうなる世の中は不自然で窮屈だ。僕は常々窮屈だと感じていた正体の一部を見た気がして納得した