現代史は地理から学べ の商品レビュー
「歴史には解釈があるが、地理には事実がある」 地理的条件(地形や気候とか)は変わらない事実。だから、地理のフィルターを通して世界を見ると、なんでそうなっている?が見えてくる。 宮路さんの話はわかりやくて、面白い!
Posted by
「歴史」は嘘をつくが、「地理」は嘘をつかない。 地形、気候など地理的視点から民族、宗教、経済を眺めるととてもわかりやすい。
Posted by
普段あまり意識しない国際情勢のインプットもかねて。 30年前の教科書からだいぶ変わってるんだろうな…
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
歴史は、その時々の主観や記録も混じるから真実がわかりにくいが、地理を配慮することで歴史、国の情勢の変化とかの背景がわかりやすくなる、という考えは新しかった。 川や資源がある発展途上中の国や紛争地域に何故大きな国々が支援するのか、とか理由もわかって納得できた。純粋な正義だけでなく各国の利益を意識して動いていることは理解できた。 ロシア、ウクライナ、北朝鮮とか今の情勢の思惑を自分なりに考えていけるきっかけにはなった。
Posted by
地理のフレームワークで、世の中を眺めることは有用。 どこに、何があるのか。 結果、どんな気候になるか。 どこで、どんなリソースがとれるのか。 それぞれの国は、どんな課題を抱えることになるのか。 こうした視点で世の中を見ると面白い。 でも、この本では、地理のフレームワークは学...
地理のフレームワークで、世の中を眺めることは有用。 どこに、何があるのか。 結果、どんな気候になるか。 どこで、どんなリソースがとれるのか。 それぞれの国は、どんな課題を抱えることになるのか。 こうした視点で世の中を見ると面白い。 でも、この本では、地理のフレームワークは学べない。あくまで、フレームワークにより見出した著者の見解が示されているのみ。羅列感があり、読みづらい。また応用性には乏しい。
Posted by
歴史の背景には地理的制約があることが多い。平地を歩いていくのは良くても山を超えるのは大変だ。海や川があれば貿易しやすいけど、遠浅の海や傾斜のきつい川には大きな船は入って行けない。降水量がある程度ないと農作物は育たないし、寒過ぎたり暑過ぎたりしたら住みにくい。石油は掘れるのか、どん...
歴史の背景には地理的制約があることが多い。平地を歩いていくのは良くても山を超えるのは大変だ。海や川があれば貿易しやすいけど、遠浅の海や傾斜のきつい川には大きな船は入って行けない。降水量がある程度ないと農作物は育たないし、寒過ぎたり暑過ぎたりしたら住みにくい。石油は掘れるのか、どんな大国に囲まれているか。住んでいる民族は?宗教は?地理を見ていくと、歴史の景観が分かってくる。
Posted by
- 1