紙鑑定士の事件ファイル 紙とクイズと密室と の商品レビュー

歌田年(著者)

2024/09/26

シリーズ３作目。
紙について語りだしたら止まらないマニアックさがおもしろい。好きなことをどんどん深く話すところがいい。紙の知識がないので何を言ってるのかわからないけどニヤニヤしてしまう。
問題が次々と出てくるが丁寧に解決していきスッキリした。

2024/09/15

紙鑑定士が主人公なので紙蘊蓄が凄い！
業界用語意味分かんないけど紙スキーとして楽しすぎました。

今回はタイトルに相応しい『紙』に関連するトリックが主体でもあったし大満足でした！
続刊も楽しみです。

ただずっと違和感があるのは、真理子さんのような女性は、別れた、しかも未だ自分に未練を持っていそうな男性との付き合いを続けるタイプとは思えないのに、送迎を頼んだりするかなぁ……と。
寄りを戻すにしても、渡部さんの一方通行からの粘り勝ち、なら納得なのですが(苦笑)

2024/08/17

紙鑑定士の渡部の事件ファイル第三弾。

今回は紙の知識を使う事件あってよかったです。
ミステリーのトリックの練度はいまいちですが、謎解きができず、真相を聞けば一応納得できるレベルでした。
むしろ動機の方が、それはないのではと思えました。
あと、「BD7」の説明がなかったように思うけど、若い人たちは意味が分かるのかな？
ただ、やっぱり紙の蘊蓄は素晴らしく、まったりとこのシリーズは続けてほしいです。

2024/07/06

2024/06/30 読了。

図書館から。

紙の蘊蓄が読んでても楽しい。
東海特殊～は工場見学に行ったことがあるので、
なんか親近感が。

ミステリ部分も今回密室あって成程～と。

2024/05/28

紙のことに詳しければ、もっとのめり込めるのかな？ 面白い発想だな、色々なことから最終的に解決できるなんて。

2024/05/19

シリーズ3作目。懸賞金目的で紙クイズに参加し事件に巻き込まれる連作短編集。紙鑑定士がほんと凄いと毎度思う。手触りだけでそこまで分かる？ってなるし紙蘊蓄の多さに脱帽！クイズ分かるとは思わんけど答えになるほどってなって楽しい！

2024/04/17

紙鑑定士さんシリーズ第3作です。
他にないオンリーワンスタイルなミステリーが何か心地よい。今回は連作スタイルで短い話が3つあります。主人公の紙の知識が凄すぎて蘊蓄を述べるあたりはいつもの通り流し読みしてますが安定の知識量で読んでいて安心感があります。
プロモデラーの土生井さんとフィギュア原型士の團さんが好きなので最初にチラッとしか出てこなかったのは残念でした。

今回も紙の知識をベースに謎を解いていきますが、真相に辿り着くのがアッサリしている感が少々しますが、ダラダラと四苦八苦している様を長々読まされても間延びしてしまうのでこれで良いのかもしれないです。

2作目の話で図書館で本を借りられると作家にとっては営業妨害のくだりは耳が痛かったです。でも気軽に借りられるからいろんな本が読めるというのも事実なのでなかなか難しいところです。

この感じだとまた次の作品が出そうな流れなので楽しみです。

2024/03/31

今回は今までの経験から渡部が渡部自身で解決に導くストーリーだった。
土生井の出番は少なく團も登場しない。
あえていうなら石橋刑事が相棒だったかな？

2024/03/27

今回は紙鑑定に重きが置かれたとても紙鑑定士らしいお話だったと思います！
文章も展開も読みやすかったです。どんでん返しを読みすぎて、こんなあっさり事件解決していいの！？と思うこともありつつ（笑）

2024/02/24

1作目ほど起こる事件が大きい事件では無いが最初から最後まで一本筋が通っていて推理も展開も読み応えは抜群！
人と人とのつながりからキッカケを得て解決していく紙鑑定士シリーズ大好きです！