コグニのはじまり の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「ここは どこかしら」 と、コグニは おもいます。 コグニは まいごでした。 「だけど まいごって いうのとは、ちょっと ちがう」 と、コグニはつぶやきます。 ふつう、まいごに なるのは、どこかへ むかっている ときです。 どこにいこうとしているのか、どこからきたのかもわからない コグニ。 まっしろな霧がはれて、コグニがであったのは。 久しぶりにふんわりというか、ぼんやりというか、色々と考えなくてはいけない絵本を読んだ。 春休みで暇そうにしているチビちゃんに読ませようかと思ったけど、こういう抽象的なお話はダメかも。 可愛い絵なんだけどな。 唐突に行き着く最後には少しびっくり。
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この物語は色々な捉え方が出来るのかと思います。読みながらタイトルの〝コグニ〟は『小国』で国ができる始まりのお話なのかな?と私は思いました。ただ最後でまた違った捉え方が出来るなと思ったので、ちょっと分からなくなってしまった…。
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2.3年から。ただし、抽象的な人生哲学でもあるので高学年も含める。モヤモヤとわからないまま、心の赴くままに自分を見つけて進む様子は、大人にこそ理解できる作品。
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