シナリオ・センター式 物語のつくり方 の商品レビュー
タイトルの通り「物語をつくる」方法を構造的に、分かりやすく教えてくれる。 物語創作系の本は何冊か読んだが、その中でも1番分かりやすく実用的に感じた。
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めちゃくちゃ良書。ほんとわかりやすい。 「何を書くか」×「どう書くか」=面白い物語。そう定義し、何を書くかはその人の経験・知識・思想・センスなどから生み出されるが、「どう書くか」は技術だ。その技術について、かなりシンプルにわかりやすく説明してくれている。 言語化がうまいので、スーっと頭に入ってくる。 定期的にハウトゥー本を読むようにしているけれど、その中でもとても良質だとおもう。 プロはどう書くか、つまり表現技術に悩まない。それくらい何度も書いて書いて書きまくって自分のものにしている。 だからこそ「何を書くか」で悩めると書かれていて、自分には何が足りていないのか、そっとライトで照らしてくれるような感覚だった。 ショートショートだけ書いていると、アイデアに引っ張られるし、もちろんそれが重要なんだけれど、他の創作はそうとは限らない。短編・長編をこれから書くにあったってかなり生かせるとおもう。特にキャラクターの作り方。 定期的に読み返す。
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小説を本格的に書くときに参考になりそうな本。 今はYouTube動画スピーチで精一杯なので、小説を書くStageに上がれたらまた再読したい。
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具体的でかなりわかりやすい。例えば「起承転結の配分。起で1割、承で8割、転結で1割」など、数字を用いて書かれている。全てが具体的で大変わかりやすい。 私は、「起」はつかみだから大切。だが、だからこそ短く印象的な内容を。面白くてもみんなが覚えて読後面白かったというのは「結」の部...
具体的でかなりわかりやすい。例えば「起承転結の配分。起で1割、承で8割、転結で1割」など、数字を用いて書かれている。全てが具体的で大変わかりやすい。 私は、「起」はつかみだから大切。だが、だからこそ短く印象的な内容を。面白くてもみんなが覚えて読後面白かったというのは「結」の部分なのだから、「結」は大切だが長々とかかない。そして物語のキーとなる「転」をメインに。と思っていた。具体的には、起1、承3、転5、結1、といったところか。そんなイメージで物語を書いていたが考え方が変わった。特に「結」についてはかなり意識改革させられる。なるほど、と目からうろこ。 内容は良いのだが、いつでも読み返せるように、というわりに「図」が少ないのは、マイナスポイントだと思う。ぶっちゃけ、どんなに「良い!」と思っても読み終わってから1ヶ月経つと細かな部分は忘れている。思い返すように、本編のラスト10ページくらいで要約版の図を添付してほしい。図が添付してあったら星5にしていた。 だが、繰り返すが、内容は素晴らしい。
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シナリオセンター受講生です 著者の新井一樹氏の気合いと気持ちのこもった名作でした 学校ではお目にかかったことはありませんが、授業の内容をまた違った視点で深く学べました
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物語を見たり読む時の参考に読んでみた。 物語を書くなんて恐れ多いですが、物語を読み解く上でも面白かった。 本を読んでいる時、たまに読んでいる話の別の展開やIFのふとしたアイデアが浮かぶのですが、細切れのアイデアだけでは話にはならず。 物語を構成する全体の地図として解説してくれて...
物語を見たり読む時の参考に読んでみた。 物語を書くなんて恐れ多いですが、物語を読み解く上でも面白かった。 本を読んでいる時、たまに読んでいる話の別の展開やIFのふとしたアイデアが浮かぶのですが、細切れのアイデアだけでは話にはならず。 物語を構成する全体の地図として解説してくれていて、自分の考えてたのは地図上のどこについてのことなのか?何が不足してるのかを考えるのも楽しめた。 例文の中に"大学の友人と安酒を家飲み、zoom飲み、居酒屋"など、酒に関するワードがやたら出てくるのがなんか良かった。
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脚本家や作家を志す人以外でも、物語が好きな人は読む価値のある本だと思う。 物語はストーリーとドラマで構成されており、ストーリーはいくら創意工夫したとしてもパターンが決まっているため、いかに物語を魅せるかはワンシーンごとのドラマ(人間)に価値があるという話は納得できた。
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『プロ作家・脚本家たちが使っている シナリオ・センター式 物語のつくり方』は、創作の世界に新たに足を踏み入れる人々へ向けた、実践的なガイドブックです。この本は、日本随一のシナリオライター養成スクールであるシナリオ・センターの蓄積された知識とメソッドを公開しており、脚本、小説、マン...
『プロ作家・脚本家たちが使っている シナリオ・センター式 物語のつくり方』は、創作の世界に新たに足を踏み入れる人々へ向けた、実践的なガイドブックです。この本は、日本随一のシナリオライター養成スクールであるシナリオ・センターの蓄積された知識とメソッドを公開しており、脚本、小説、マンガ原作など、あらゆる創作活動に応用可能な表現技術を習得することができます。連続ドラマ脚本家の70%以上、コンクール受賞者の90%以上がこのスクールで学んだ創作術には、設定のつくり方、登場人物の造形、物語構成の立て方、シーンの描き方など、創作の基礎から応用までが詰まっています。 この本の特徴は、物語創りの四大挫折ポイント―心構え、執筆ツールの選択、執筆進行方法、そして具体的な書き方―に対する具体的な解決策を提示している点にあります。創作初心者が直面する「何から手をつければいいのか」という問題から、執筆作業を「いかに楽に、かつ効果的に進めるか」という実践的な課題まで、読者を丁寧に導いています。 また、本書には、アイデアが浮かばない時に役立つ「あべこべ法」や「あるある法」、セリフ作成に便利な「セリフはうそつき法」など、すぐに試してみたくなるユニークなメソッドが満載です。これらの技法は、読者自身の創作活動を一歩前進させるための刺激となるでしょう。 シナリオ・センターの創設者であり、新井一樹の祖父である新井一によって確立された「シナリオの基礎技術」は、創作を志すすべての人にとっての貴重な財産です。『プロ作家・脚本家たちが使っている シナリオ・センター式 物語のつくり方』を手にすることで、読者はその技術を自分のものにし、創作の鬼門を乗り越えることができるでしょう。
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いやー付箋貼る手が止まらない!とても勉強になりました。 意外と作家を目指さない人にも読んでほしい、普段から見て触れているエンタメにも共通の構成があって法則性があることに気付かされる事になります。創作マニュアルとしてはかなり上級者向けですが、読む価値ありありの本です!
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私は小説を書きたいという思いから読み始めましたが、脚本、映像作品、漫画、ゲームシナリオまで、幅広く応用できる物語の作り方の基礎が体系的に書かれています。 入門としてはかなり整理されてわかりやすく、オススメです!
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