世界の今がわかる「地理」の本 の商品レビュー
巻頭にも記載されているが、地理は国や地域の自然環境にとどまらず、有する歴史や文化、政治・経済を読み解いていく学びであり、SDGsをはじめとした地球規模の課題に取り組んでいくに当たっては必須の教養である。 グローバル化の大義名分の元に、過度な一般化や共有化が進んでいく中でも、そ...
巻頭にも記載されているが、地理は国や地域の自然環境にとどまらず、有する歴史や文化、政治・経済を読み解いていく学びであり、SDGsをはじめとした地球規模の課題に取り組んでいくに当たっては必須の教養である。 グローバル化の大義名分の元に、過度な一般化や共有化が進んでいく中でも、その国や地域が持つ独自性や特殊性を背景にした施策や政策が求められるように思う。 本書は、いわゆる地誌分野について、さらに噛み砕いた丁寧な解説が加えられている。全ての国を網羅したものではないが、主要な国、地域の抱える特色や課題については一通り触れられており、地理が苦手な方でも安心して読みすすめられる構成である。 やはり、全ての国について知りたくなるのは人情であるが、同著者である「読むだけで世界地図が頭にはいる本」は記載量に偏りはあるものの、データブックのような形で全ての国について情報が書かれているので、合わせて読むと理解が深まるだろう。 まさに地理の教養として一度は目を通しておきたい一冊である。【図書館】
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高校時代、地理を選択しなかったので、せめて基本的なことを学びたいと思って本書を手に取りました。 高校の教科書はどのような構成なのかわかりませんが、本書はとてもわかりやすかったです。 記載されていた世界情勢にもこれからはもっと興味を持ってアンテナを張れたらと思いました。
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世界各国とその情勢や歴史にも少し詳しくなる入門書のような本。やはり社会という科目は一部のわかりやすい要素を抜き取っても何も意味がないんだなと思えた。シンプルな入門書としてとても良い。コスタリカに行きたくなった!
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アジア、アフリカ、ヨーロッパ、アングロアメリカ、ラテンアメリカ、オセアニアの順に説明。ページは白黒ながら大陸を概観する地図があり、山脈、平原、人種、歴史的領土などがわかるよう適宜さしこんである。図解式の似たような本に比べると文章が多く、その分かえって文を読む気になりいいかも。それ...
アジア、アフリカ、ヨーロッパ、アングロアメリカ、ラテンアメリカ、オセアニアの順に説明。ページは白黒ながら大陸を概観する地図があり、山脈、平原、人種、歴史的領土などがわかるよう適宜さしこんである。図解式の似たような本に比べると文章が多く、その分かえって文を読む気になりいいかも。それに執筆者が大学の先生、高校の先生とあって、権威に弱い私、信用大。座右に置きたい。 主著者の井田仁康氏の前書きでは、現在の世界情勢の中私たちはどう生きていけばいいのか? その答えのひとつが「地理」を知ることだという。地理には自然環境だけでなく、民族の歴史も詰まっているからだという。「地理」は世界各地の多様な情報を、「地域」を基盤として横糸で結び、その地域の特性を読み解く学びだという。 また地理学には「景観」という概念があり、これは風景だけをさすのではなく、そこに生える植物、生活する人や動物、気候や地形といったいろいろな要素がどう関わりあっているのかを追及した見方だという。観察する人がどのような知識、感情を持っているかで「景観」は変わってくる。豊富な知識があればその人の見る「景観」はより一層豊かになる。 本書は、地域に関する様々な情報を知識として、解釈する術を学び、持続可能な社会を気づき上げる能力を育成し、人々の幸福を達成しようとする「地理」を目指した。 8月の出版とありウクライナでは侵攻の記述もある。 「なぜその地形は生まれたか」などで親しんでいた松本穂高氏も東南アジア、アフリカを執筆している。 2023.8.10第1刷 図書館、購入
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広く浅く網羅。 一枚世界地図は載せて欲しかった。 日々何となく新聞読んでる私は、もう少し時間かけて覚えながら読みたい。
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