天涯図書館 の商品レビュー
楽しかった! 瑞々しい感性を持った人が本を紹介するとこんなに作品の魅力が伝わってくるのか!っていう衝撃。ギョルゲ・ササルマンの本は読んだけど、正直、彼の本を読むより皆川さんの感想を読む方がワクワクした。もう一回読んでみたくなった。 巻末に皆川さんの短編がついている。どちらの作品も...
楽しかった! 瑞々しい感性を持った人が本を紹介するとこんなに作品の魅力が伝わってくるのか!っていう衝撃。ギョルゲ・ササルマンの本は読んだけど、正直、彼の本を読むより皆川さんの感想を読む方がワクワクした。もう一回読んでみたくなった。 巻末に皆川さんの短編がついている。どちらの作品もどこか不穏で、主人公は現状に満足していない。でも、もう現状を変える力はないから諦念が漂っていてそれが切ない。 皆川さんの作品は読んだことがなかったから、これを契機に読んでみたい。
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自分の知識の無さに、読むのに時間がかかりましたが、読んで良かった。 読みたい本も見つかった。 いわゆる名作がメインかと思いきや、最近の本も。コロナ、ロシアのウクライナ侵攻など、自分と同じ時間を過ごしていることに、リアルさを感じる。 刺さったのは焚書。
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語られなければ残らない 本の大切さを 感じた 今の時代を先取りしたみたいな 文学作品 作家の今を見る目は 凄い
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『〇〇図書館シリーズ』は、これにて総ざらいって感じなのかしらん。 寂しいなあ。 コロナ禍であることがとても意識して書かれている1冊に結果的にはなってるなあ。 こんなにも現実離れしている皆川先生も、ちゃんと我々と地続きの世界を生きているんだな…と今更ながら実感。 しかし、今回収録...
『〇〇図書館シリーズ』は、これにて総ざらいって感じなのかしらん。 寂しいなあ。 コロナ禍であることがとても意識して書かれている1冊に結果的にはなってるなあ。 こんなにも現実離れしている皆川先生も、ちゃんと我々と地続きの世界を生きているんだな…と今更ながら実感。 しかし、今回収録されている書き下ろし短編2本は久し振りに皆川博子でござい、という雰囲気だったな。 特に「焚書類聚」。 これで”ふんしょるいじゅ”ってセンスが良過ぎる。 物悲しいホラーなテイストも、孤独もかなしい愛情も、終わり方も展開もアレッ、これって皆川先生の自伝…????と思わせておいて…っていうのも全てが久し振りの皆川博子短編過ぎる。
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恥ずかしながら、皆川博子氏の著作を読むのは初。綾辻行人氏のTwitterを小野主上の関係でフォローしていて、珍しく(なんて失礼ですが)綾辻氏が感想を呟いてらしたので興味を持ち…いい装丁に、良いタイトル。シリーズの3冊目でした。 コロナと、ロシアによるウクライナ侵攻と。そこに重なる...
恥ずかしながら、皆川博子氏の著作を読むのは初。綾辻行人氏のTwitterを小野主上の関係でフォローしていて、珍しく(なんて失礼ですが)綾辻氏が感想を呟いてらしたので興味を持ち…いい装丁に、良いタイトル。シリーズの3冊目でした。 コロナと、ロシアによるウクライナ侵攻と。そこに重なる第二次世界大戦、空襲の記憶。大大大先輩のはずなのに、なんてみずみずしい感性で…友達のような感覚で、気さくに、そして真摯に、日々を記録しお伝えくださるその姿勢に…メロメロになってしました。どの本も、読みたい。特に『ソロ』は絶対によみたい。 〈新聞に載った出来事を参照してしか自分の人生に日付をつけられないことにウルリッヒは気づく。〉の引用に、痺れた。 そして最後の…特に、焚書類聚は。ずしりと重く、それでいて鎮魂の…挽歌のようでもあり。美しく哀しく寂しく…司書の末席を汚す者として、現状をいかに維持し、守り、そして広げていくか…自分のなかの指標になったようにも感じます。読めてよかった。
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皆川博子の好きな本とそれに関する思い出とをまとめた図書館シリーズの3冊目。 今回は一番最近の物だからか、コロナとロシアに関するものが半分以上を占めている。 思い出と本と現在とが重なり合っているため、それが現実だとわかっていてもなんだか遠かったり、別のもののようだったり認知の歪みの...
皆川博子の好きな本とそれに関する思い出とをまとめた図書館シリーズの3冊目。 今回は一番最近の物だからか、コロナとロシアに関するものが半分以上を占めている。 思い出と本と現在とが重なり合っているため、それが現実だとわかっていてもなんだか遠かったり、別のもののようだったり認知の歪みのようなものを感じた。自分のこの現実もこの人の描く物語なのではないかとなんだかふわふわしている。
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なんとこれで連載終了……寂しい。 が、この小ぶりで瀟洒な3冊に実現した図書館は、永遠。 数百年スパンの視野にして、コロナ、ウクライナとロシアの情勢が織り込まれてる。 一瞬と永遠のような。 そりゃ今まで欧州と歴史に注目し創作してきた皆川博子だからこそ言及すべき時事なのだろうけれど。...
なんとこれで連載終了……寂しい。 が、この小ぶりで瀟洒な3冊に実現した図書館は、永遠。 数百年スパンの視野にして、コロナ、ウクライナとロシアの情勢が織り込まれてる。 一瞬と永遠のような。 そりゃ今まで欧州と歴史に注目し創作してきた皆川博子だからこそ言及すべき時事なのだろうけれど。 どういう世界観で、どういう審美眼で、どういう時間感覚で、いらっしゃるのだろう。
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